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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2015.10.23 (Fri)

【続】シリーズ「靖国神社」その弐
の続き。

【旧『イザ!』でのブログ エントリー記録】

シリーズ「靖国神社」(素朴な考察)その2     2013/04/29 14:59

靖国神社」に関しては、いわゆるA級戦犯の話が避けられないようだし、このことについて、

「日本にとっての「戦犯」という存在は、ない!」という主張は、ネット上のあちこちで見かける。そのリクツは、必ずしも全く理解できないものではない。たしかに、そうも言えるのだろう。

しかし、また、

「光復」――『東南アジアから見た日本の戦争責任』

(閉鎖された旧のブログ エントリーで紹介した元のサイトは↓こちら
http://www.wako.ac.jp/organization/research/touzai96/tz9604.html

というエントリーで取りあげたように、

欧米列強の戦勝国側は、日本の、「戦争を起こした罪」とかいうよりも、各自国の捕虜に対する扱いについてを「人道の罪」として断罪したわけなのだという。

 

昭和天皇も、けっして好戦的な お人がらではなかったと思うし、基本的に反戦の立場におられたと理解しているが、

「一部の軍国主義者たち」に、やむえずとはいえ、許可を下した存在であったことまでは否定不可能のはず。

 

こんなんも知らずにいた私;

わけワカラン岩手県議会よw

岩手県議会靖国神社訴訟

ええ もう、だから、潔く、おのれの実際を認めたほうが、酷い捻じれも、よっぽどスッキリするってもんでしょ、ってのw

 

いまごろ気が ついた?日本は個人崇拝の宗教国よん♪
http://schneewittchen.iza.ne.jp/blog/entry/3060278/

(↑注:閉鎖された旧サイトにつき、アクセス不可)

 

さてさて、弁護士と憲法遵守その解釈ってのは、いったい、どうなってるのか?

~日本国憲法を実質的に起草した米国の連邦最高裁には「長期にわたる伝統的な慣行は、政教分離に当てはまらない」という判例があり、靖国参拝もこの慣行だとする指摘もある。~

 

アメリカのそれは、まずまず「長期にわたる伝統的な慣行」範囲なのだろうと思うけれど、「長期」とは、どのくらいかな?

そのアメリカに「押し付けられた憲法がー!」と息巻いてるくせして、

こういうときには、アメリカでは こうなのだから、と持ち出してくる ご都合主義よ(嗤)

棚上げ主義と共に無自覚なままでやられると、とことん収集が つかないほど始末悪いw

 

 

「靖国神社」参拝ってのは、「長期にわたる伝統的な慣行」の範囲に、
はたして相当するんだろうか?

神道について殆ど分からないけど、たかだか明治時代になって つくったという、この「単立神社」自体は、かなり特異な存在だと思うんだけどなぁ。そんなことないんだろうか?

 

「戦没者」「戦没者」って頻りに言うけど、だったら、
現閣僚たちを始め、議員たちは、「
千鳥」には、きちんと参拝してるの?

 

本来、天皇のための戦士を祀る「靖国神社」へ、でなければならないという必然性が、いまいち分からない。

こういう分からなさって、今、「憲法改正を!」と主張している分からなさと酷似している。

 

 

「『慰霊』や『追悼』といった行為が、すでに宗教的な観念であり」

って当たり前。だからこそ、なんで、あえて神道でなければならんの?ってことになるでしょうに。

 

むしろ、アメリカの「無名戦士の墓」にせよ、「千鳥」にせよ、これらのほうが、よほど、特定の宗教を超えた祀りかたをしているのではないのか。 


【この項、続く】

 

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