2022.06.11 (Sat)
『ダイヤモンド オンライン』とかいうメディアの記事ですわ。
『プレジデント』とかいうとこと同様に、たまに読むと、
うかうか最後まで読んでしまってからガックシになるか、
ふん、バーカ、このデキでプロかい、と、鼻先で嗤いたくなるか、
時間のムダでしかなかった!と、怒髪天になるか、
その いずれかばっかりだったので、普段はスルーを決め込んでいる私なのだが、
今回は、例の「黒田失言」を題材にしたコラムなので、それでも『プレジデント』なんちゃらほどにはハッキリ懲りた記憶も なかったもんだから、ポータルの一つである『MSN』が並べていたのを、気まぐれでササッと目を通してみて、最後の段落まで差しかかった所で、
鼻先で嗤う+怒髪天のミックス状態になった。
誰や?こんなマヌケな記事を書いたのは?
と、あらためて確認してみたら、小倉某という筆者で、『イトモ(?)研究所』たらいうとこの所長なんだそうな。まったく知らんけどなw
さて、
「日銀が思い描くように物価と賃金が一緒に上昇していくなら、誰も苦しむ人はいない」
これまた世間知らずの小倉さん。
そもそも、「一緒に上昇」という部分も、えらく曖昧な言いかたですなw
家計・生活が苦しい世帯はね、安いと言えども、概ねは、ぜいたくイメージも ある外食自体を避けてますでしょう。
もともと、自分では殆ど外食しないほうで、『吉野家』あたりには一度も入ったことが ない私だって、以前なら、近場の、500円ワンコインで、お昼のタイム サービス定食を出す飲食店に、たま~には行ったけど、たしかに、時間帯も あって、近隣の会社や商店の勤め人が詰め掛けて繁盛してたみたいだけど、やっぱり、その値段で、これだけの内容だと、時間限定とは言え、苦しいかもしれんなあと察していたとおり、「コロナ禍」の あいだの閉店後、再開したなと思ったら、かなりの値上げに なってた。それを知った時点で、わたしゃ、Uターンして帰って来たけどw
おそらく、内容自体も いろいろ減らしてるだろう。
「『安くて当然』『値上げは悪』というデフレ体質は根強かった」
って、要するに、おたくも、「値上げヘイト」てなアホな単語を使いたいのかもしらんけどね(嗤)
「根強い」のも「安くて当然」と思うのも当然でしょ。
贅沢品は除外してのこと、あくまで日用レベルの品なんだから、数十年このかた、収入が低いままか下がってるなら、当然だと思うよ、そりゃ。
値上げは「悪」だなんて誰が言ってるのか、私の周辺ではトンと聞いたこともないけど、それだって、先述と同じ理由からでしょう。
むしろ、人を雇用している企業や商売人のほうが、
「賃上げは悪」
と、頑なに思ってるんじゃないの?(嗤)
『生活保護(保障)』を、「ダッピ」の類を使って攻撃させる『自民ダッピ党』の、本当の目的は、フンイキづくりのための愚民に迎合という以上に、企業迎合、
やはり、連動する「最賃」を抑えたいのだろうよ。
この国の最大多数を構成する不勉強で無知な愚民は、こういうカラクリを知らないからね。
やはりね、
四面楚歌級の値上げ攻勢に耐えられない「下級国民」「貧民」をば、
このさい、冷酷に切り捨てるつもりだね、『自民ダッピ党』政権と、その癒着層は。
他国から押し寄せる事情などで、イッキに値上げに突き進まざるを得なくなった、と言える、この状況を、『自民ダッピ党』政権は、千載一遇のチャンスだー!!と、ホクホクしてるわよw
『ロシア』とケンカする側にホイホイ追従したのも、そのあたりの思惑も あったかもねww
軍国主義が大好きな連中を勢いづかせたことも加えて、ますます、プーチンに腹が立つ
ああいうのが、権力を握ると、どんだけ傍が大迷惑することか、
一大見本だね
なーにが『大ロシア』だ、『ぴょーとる大抵』だ
この記事で、唯一、ああ そうかと思えたのは、
「総括審議官を務めていた小野平八郎氏が5月20日、電車内での暴行容疑で現行犯逮捕されたため」
ここだけ。
あのね、小倉さんとやら。
私が、記事を書くとしたら、たかだか、小野某が逮捕されて、『総括審議官』とやらの席が空白中だからと言って、
なぜ、『日銀』総裁が話す内容のチェックが、誰も できなかったのか?
ってことですよ。
まず、黒田さん自身、「世間知らず」だと、国民の大勢からバッシングされてるようだったけど、それと同じくらいに、小野某も同様じゃないのかしらね?
現に、小野某の部下に当たる連中も、われわれ庶民クラスから見たら、「超エリート」と呼ばれる世界の住人でしょ。
小野某が いようと いまいと、しょせん、変わらんのと違うか?
やれやれ、ここにも、権力筋から何ぞのメリットを もらってるか、それを目指してるかという臭いがプンプンするコラムだったな。
はいはい、小倉ナントカ氏、『ダイヤモンド』なんちゃらも、『プレジデント』なんちゃらと同じく、今後は二度と、私は読みません。
あ、それと、ついでだけどね、
これは、いわゆるタブロイドとかゴシップ系の記事ばかり出してるとこの一つで、およそマトモに受け取ること自体がバカげてる類の、なんちゃら『スパ!』とか『女子スパ!』とかいうとこの記事。
若い頃から、いわゆるゴシップ誌や女性誌の類を一切、購入しない私は、以前に、ネット上で何度かは読んでみて、
これは作り話、嘘話を書きまくって、あほバカ読者を釣って煽ってるなと分かって以来、 『スパ!』とか、これに類するレベルがウリのメディアが出す記事は、二度と読んでない。
ヒマ潰しや娯楽なら、他のものを選ぶわ。
まあ、この国では特に、悪い意味で素直な読者や不勉強な一般国民を相手の商売してきたマス メディアだもんねw
それにしても、
近頃は、大手の新聞社までが、レベルを下げる いっぽうだ、
いや、昔からなのかw
テレビは、ほぼ完全に見なくなり、すでに、新聞購読も してない、今後は、ネットで拾い読みするにしても、より いっそうの篩い分けを続けていった結果、まともに読めるものが、もっと減っていきそうだ。
まずは、ウェブ記事の見出しの横に、どこのメディアが出している記事なのかを見分けるロゴ マークを、しっかり表示してもらいたいものだ。
開いてみて、ゲッと思うようなバカメディアだったら、いっぺんで気分を害するのでね。
最後の最後に残るのは、花だの鳥だの料理レシピだのといったテーマの記事ばかりになりそだなあ、私(苦笑)
2022.06.10 (Fri)
と言うよりも、
「吐いた唾は呑めない」、かな?
あたかも、「レイプ」を「合意」だったと嘯くような趣の「黒田失言」の件だけど。
結局は、麻生さんと同様な言い訳で終わったようだね。
「ヤフゴミ捨て場」の批判的投稿者のなかには、「生活保護で10年ほど やってみ」とかいうコメントも あってw
それに対して、さっそく、噛みついてる愚か者どもが並んでたけど。
私は、本当に「地頭が良い」人であるならば、ものの数ヵ月や1年かからずに、その経験・体験によって、何が隠されていた根本的な問題なのか、一端を知り、汲み取り、改善のポイントを察する役には立つんじゃないかなと思うね。
ただ、理解するのに10年も かかるようではダメですよw
たとえば、近年は、まとまった数に のぼってきて、目立っている事例を挙げるとすると、「ひきこもり」とか「氷河期世代」とかね。
今後は、国家的頭痛のタネだの社会の お荷物だのという扱いに貶められる対象となりかねないのでしょ。それこそ、「生活保護予備軍」と。
まあ、じつのところ、
「氷河期世代」の ずっと前から、その傾向は あったんだけどね。
特に障碍者の場合、「氷河期世代」の嘆きなんてものは、私らのような、知能以外の内部障碍者には、ほぼアタリマエに経験してきた人が少なくないのでは なかろうかと思う。なので、私個人的には、「氷河期世代」の怨嗟の声を聞いても、驚いたりまでは しないよ。
さて、
きょうはね、障碍者の作業所、いわゆる就労支援施設についての記事を見かけて、そこに付いた「ヤフゴミん」のコメントも、たぶん また、弱者叩き、障碍者叩きにハリキッて、蝿みたいにタカってんだろうなあと思いつつ、チラッと見てみたら、近頃は、以前ほど大量のバッシング投稿はグッと減っているようで、それでも、なんか奥歯にモノ挟まってるみたいなイヤミたらしい感じのとか、もちろん、ズバリ中傷でしかない投稿も、相変わらず並んでた。
で、たとえばね、
私が見学させてもらった作業所で見た光景の一つ。
そこの通所者の多くは、知的障碍の人たちであるせいか、ちょっとした小物類を、小さな袋に詰めていく単純な作業を されていたのだけど、
なんと、あの『産経』シンブンの系列が発注元であったことは、この目に焼き付いておりますw
んでね。
こういう施設が なかった頃は、まあ、「健常者」に下請け出して やってもらうならね、
「健常者」であれば、いちおう「最賃」で守られているわけよね。どんなに簡単な単純作業でも。
ところが、これが障碍者に作業してもらうのであれば、「最賃」は無視されるのよね。
したがって、ビックリするほど非常に低額の報酬で作業させている、という現実が ある。
まあ、子どもの お駄賃レベルを もらいつつ、本当の目的は、ひきこもらずに、規則正しい生活習慣だとかリハビリを兼ねてとか、そんなところなんだろうなあと思ったわけだけど。
福祉業者の人たちに聞いた話、
ここに来て、国のほうからの お達しで、障碍者の施設と言えども、それなりに「儲け」を出せるような運営を目指すべし、とかいうので、近年になって、まるで「雨後の筍」の如く次々と設立された「就労支援施設」とか作業所なのだが、経営に四苦八苦している内実だとか、そんな内容だった。
そしてね。
私の母親の生徒さんだった人も、長年、ボランティア活動や福祉関係の人たちとの関わりが あったので、うちの母親が亡くなってから、やっと、生前の母親が嫌がり、猛反対していた『障害手帳』申請を しておくべきと言われ、そのあたりで、お世話になったりしていたゆえに、これは、私自身、かなりショックな出来事だったんだけど。。。
その人は、うちの母親が、なにか、カッコイイとでも思っていたのだろうか、意気揚々と元気だった頃の母親が運営していた、お稽古事の教室の後継者になりたがっているような感じで、母親が稽古を つけるときや舞台発表で使っていた楽器などを、どうか自分に預からせてほしいと、とても熱心に言ってこられるので、ご希望どおりにしてさしあげた、その代わりのように、世話を焼いてくださった、みたいな関わりも あったのだけれど、
ある日のこと、
その人と、長年、親しくしているという、福祉施設主宰者か責任者の所へ訪問したおり、そこの作業所内にて、パンや焼き菓子の類を製造し、焼きたてを、これから販売に向かうと言って、パン箱を運んで来た障碍者から、幾つかを買い上げておられた。
そうして、販売に出向く障碍者の人たちが去ったあと、私に小声で囁いたには、ところどころ聞こえた断片によると、
「…かわいそうだからねぇ、、、おいしいわけでもないんだけど、買ってあげてるの」
というふうに言っているのが聞き取れた。
そうですか、と、私は、内心の複雑さを隠しつつ頷いていた。
一例として、これは、私も、ネット検索していて知った話で、ある娘さんが、就労支援施設の斡旋らしき かたちで、クリーニング工場での作業に従事しているということなんだけれど、高温の作業場で、夏季は汗をボトボト掻きながら、きついクリーニングの下働き、ヘトヘトになるまで作業し、報酬は、信じられないほどの低賃金なのだと、親御さんが述べておられたことを、大まかに記憶している。
たしか、古賀茂明氏のコラムを読んでいて、古賀氏ですら、この方面には、いたって疎いみたいだなと思ったので、うちのブログにて指摘しておいたわけ。
私自身も、「就労支援」を謳う障碍者作業所というものを経験・体験したことが あるので、当事者の立場からとして、『ヤフージャパン』のコメント通報ボタンを押して、通報しておいた。
それはね、
「全然見合ってないのに障害者だから賃上げしたなら不平等」
という内容だったんだけど、
全く知りもしないのに、さも知ったかぶっての投稿は有害だ、ということを、運営に対して警告したわけ。
これで何度目やら。。。
これじゃ、まるで、私のほうが「パトロール」ボランティアやってるみたいだわw
何ら知りもせず、ひたすら侮辱したい欲求を満たすのが目的で、デタラメや、ありもしない作話まで駆使して、世間に誤解させんものと、異様に熱心に「ヤフゴミ捨て場」に投下する。
よっぽど不幸なんだろうか。。。?
ここまで、さもしい根性になるってのは。
黒田さんの失言騒ぎに戻ると。
われわれ庶民国民が、「値上げに慣れてない」のでは ない。
アキンドや企業側が、賃上げに慣れてないんだよ(嗤)
こんだけガマンづよく(?)おとなしく、
「ものわかりの良い」(?)日本の民衆ですよ?
妥当な値上げや、受け入れ可能な値上げに対してまでも、そんなガーガー言わないでしょうよ。
賃上げせず、辞めさせ易い非正規をドンドン増やす。
しかして、内部留保をドンドン積みあげるのだ。
こんなことばっかり やってきたのでないか。
いずれにせよ、最近の値上げは、本来の目的に沿った結果の値上げでは全然ないのだから、国外から波及している影響などが収まったら、そのあと、どうなるものやら、もちろん、いったん上げた値段を下げる気は皆無だろうし、
まあ、いろいろと、すごいカオスの予感が するわな。
そりゃあ、野党も、ますます、政権交代に及び腰となるだろう。
いまの野党に、『自民ダッピ党』が長年に渡って敷き詰めてきた諸々の問題を解決するヴィジョンや能力が あるのやら不安なのも尤もだけれど、
さりとて、
『自民ダッピ党』政権だって、自分で敷いておきながら、解決できもしないのに、ますます つけあがって、得手勝手な腐敗暴政を やるんだろうという予感ばかりが募る。
【続く】
2022.06.07 (Tue)
親を選べない。「毒親」の横暴・抑圧から逃れようもない、非力な子の如くに、実質的には強要とか強制でしかないと思えてしまうところを、「受容」とか「許容」とか口走ったもんだから、たちまちにして叩かれてる、『日銀』総裁の黒田氏w
いや、私もね、その記事を見かけたときに、
「ごるぁー!!なーにが『仮説』じゃとぉ?!
そ、れ、は、『願・望』と言うのぢゃよ!!あーたの勝手なガ・ン・ボ・ウ!!!
」
と、
記事に添えられた黒田氏の御真影に向かって叫んだけどねw
ふん、しょせんは、
「こんな人たちとは違うんです!!」
ってかい
さっそく、『自民ダッピ党』差し向けと思しき、毎度の「擁護し隊」が湧いてた、とは言っても、
アベシやアッソウの妄言・失言時に比べたら、かなり少ないみたいでは あるけどww
やれ、「許容」だか「受容」だかというのは、経済分野の専門用語なのだ!もしくは、個々の一般家庭の家計について聞く方ほうが悪い、黒田総裁に聞いたって、そんなの「お門違いだ!」と言い立てる「擁護し隊」に、私からピシャリお見舞いですw
あのね、
まず、「お門違い」と言うか、不勉強ゆえ知らないのなら、正直に、そう言って、口を噤むべきだったのよ、黒田氏は。
知ったかで、さも分かったようなことを言うから、私ら庶民、なかんづく底辺ビンボボの激怒を買うのだよ(嗤)
経済分野の専門用語だというのが本当なのかは知らないし、わざわざ確かめる気も起きないけど、
思い出したのは、故 仙谷氏の「暴力装置」ってやつ。
あれは、東大卒で、在学中に「司法試験」に合格したとかいう経歴の、まさに法曹界出身であった仙谷氏の、ずばり専門用語だったんだけどね、ネトウヨやヤフゴミどもは、ギャースカギャーギャーと、狂ったように叩きまくってたじゃないですかの?(嗤)
それでも、今回は、さすがの「ヤフゴミん」と言えど、まじで立腹している者も少なくは ないようで、
(はたして、こちらも、ご自分で、日常の買物に行っておられるやらアヤシイ)ご夫人に、あるいは家政婦さんなり使用人に、家事いっさいを任せきってるのは火を見るより明らかであろうから、当然、日常の買物なんぞに出向いたことも あるはずが ない、そういうところは、まさにアッソウさんらと同様だろうが、
だからと言うので、黒田さんに、「買物のススメ」を提案したって、ムダです。
なぜならね、
懐に常時、万札が何枚も入っていてアッタリマエ~な人が、そのへんのスーパーマーケットに出かけて行って、
おっと、
「そのへんの」と言っても、ほとんどの庶民、特に、「主婦」ともなれば、だいたい行きつけの店舗が あるものだろうけど、私自身も、近辺で3店舗ほどの行きつけを持っていて、情況や目的によって使い分けている。
もちろん、これまでの経験の蓄積で、どの店では、どの分野の商品が、比較的に安く入手できるとか、品揃えが豊富であるとかいった情報を もとに使い分けているんだけど、
しかしながら、安く、と言ったって、たかが知れてるわね。
それこそ「専業主婦」とかであれば、10円でも1円でも安い値段を探して走り回ることも できるかもしれないけど、独身は勿論のこと、共働き家庭で、仕事を持っている人の場合は、時間の余裕が ない、融通が利かないことのほうが多いだろうから、ネット通販という方法も あるにせよ、限界も ある。やはり、まずは帰宅途中に立ち寄れる店で、値段にばかりも構っておれないことは ままあるし、
これが病気の人とか、高齢の人は、特に足腰が弱ってくる、重い荷物は持てない、とにかく近い所しか行けないから、スーパーマーケットが遠いならば、しかたなく、割高なコンビニで間に合わせることも、現実には少なくないのだろう。
けっこう、家計を圧迫してくるよね、コンビニばかりだと。だから、あまり買えない。
で、
黒田さんに、たとえばカップ ラーメンの一つも手に取ってもらったところで、
「なんだ、安いなあ~」
としか思われんでしょう。
おカネ持ちと、ビンボボでは、100円の値打ちも異なるわな。
そこで、
黒田さんのような人に、「はじめての おつかい」ならぬ、お買物を、スーパーマーケットあたりで体験してもらい、もって、
大衆のアタマの上に君臨する者に ありがちな、その視野の狭さ、世間知らずぶりを、いささかなりとも是正してもらうには、
たとえば3千円、ぜいぜいが5千円までの金額で、約1週間分の食品を買い回ってもらうんです。
これは、近年の わが国で急激に増加し続け、あろうことか、この現代日本に おいて最も搾取されてきたところの、非正規勤務の独身世帯、その苦しい家計と生活を余儀なくされている現実に鑑みたケースですが、今後の わが国の行く末を思慮したときに、暗い予感を漂わせた、ぶ厚い黒雲と なりかねない、あらゆる面で懸念を呼ぶ層だ。
ここで、ちょっと言っておくんだけど。
自分自身、障碍者である私もね、ただ、「弱者かわいそう」みたいな、おおらかで優しいばっかりのタイプじゃないのよ。
本音を言うと、生育環境、身体の状態、それらが、いちおうは人並みで来れたのなら、なぜ、人並み相応のスタートを切れなかったのか、そうして、なぜ、いつまでも「底辺」に甘んじているのか、聞いてみたいと、思うことも あるよ。
はっきり言って、からださえ人並みであれば、生育環境が劣悪だったとしても、その時期が来たならば、腹くくって、自分の意志でスパッと絶ち切り、自分の所帯や世界を築き直せば いいだろうにとも思う。
でもね、
世間知らずとか、自分の恵まれていることをアタリマエという狭い感覚しか持ってない人だと、死ぬまで気づかないものなのだろうけど、
それこそ、いろんなケースや複雑な事情が あるわけよ。
特に、内面的障碍や疾病、ことに精神方面の場合は、潜んでいた遺伝とか、生育環境からの影響が忍び寄っていて、当の本人ですら予想外に抱えることになったというケースも あるわけだし、
内部的なことは、それこそ腰痛持ちでも、傍からパッと見ただけで分かるもんじゃないし。
それと、やっぱり、時代や政治の失敗のトバッチリも ある。
さて、
ええー、私とこもね、だいたい3千円、どんなに多くても4千円くらいまでですかね、ほぼ1週間分の食品代。もし、ついついオーバーしちゃった場合は、その分、翌週もしくは、いずれ月末あたりで、無理やり帳尻を合わすことになるだけ。
言っとくけど、自炊なら、そんなとこでも可能、というのは、あまりに単純な考え。
買物に行き、光熱費を かけ、労力を伴う自炊ってのは、先日のエントリーでも触れたように、「一人口」だと、かえって高く つくことも多いのよ。
でね、
黒田さんに、泣こうが喚こうがという覚悟でもって、おサイフに入ってる3千円ないし5千円までで、1週間分の食品を買い揃えていただくの。
こっから僅かでもオーバーしたら、レジで支払うとき、おカネ不足で恥を掻くか、オーバーしてしまった分だけ、食事抜きかグッと減らすかして、ひもじい思いで過ごすのか、その選択を覚悟で臨んでいただく。
せめて、それくらいしないと、
「おっ、お刺身セット豪華版が、タイムセール価格で1500円じゃないか!安いなあ~」
今夜は一杯やっか♪とて、
ホクホクと万札を取り出し、ゆうゆうと支払い。
こんなんじゃ、われわれ底辺庶民の涙ぐましいヤリクリ生活の辛さなんて、豪も分かるわきゃありまへん!!
さあー、千円札の3、4、5枚も持って、
1週間分の食品を買い回ってこい!!
と、
お尻ひっぱたいて、送り出そうじゃあーりませんか!
1円のオーバーだって、許しまへんでぇ!!
ピシーッ!ピシーッ!(-_-)/~~~
まだ実家に いた若い頃は、これをテレビで見て、アッケラカンと笑ってたけど、
「食べるもん、ないからね、、、」
いまでは泣けてくるぜ。。。wまじで
いやいや、まあね、
『ラブユー貧乏Part.2』
2022.06.06 (Mon)
『【続】近頃の所感の幾つかデス』の続き。
ちなみに、『連合』とか言うの?あそこは近頃、会長さんが交代してから、ますますヘンな方向に行っちゃってるみたいだがw
まあ、必然的にか「非正規」人生が長かった私なんかは、ああいう、大企業の正社員組合・組合員に対しては、そもそも、別世界の、てな感じしか持ってないわ。
なので、
旧『民主党』系も、さっさと袂を分かっても、なんの問題が あるどころか、そのほうが良いくらいなのでは?とか、
「労働貴族」のためなんかよりも、もっと他のことに力を入れてほしいと思っていたし、
どうしても分かてないくらいの深いシガラミが あるのなら、『民主党』系も、私にとっては、しょせん別世界の人たちのための政党でしか ない。
そりゃ、単なる「第二の自民党」で あり(いや、いまでは「第三の」いやいや「第四の自民党」かw)、いかにもハンパで、頼りない政党でしか ないと言われてもフシギは ない。
『天皇』のことや「性交年齢」についても、トンデモを言い放った議員が いたし、議員としての存在価値や必要性を感じられない議員も、それは勿論、どの政党にも少なからず(自民ダッピ党は多過ぎるほど嗤) いるものだが、こまかいことは、首に青筋を立てんが如く、キーキーガミガミと糾弾するわりに、政治家としての全体骨格的ヴィジョンについては、アピールが甚だ乏しいように見える。
『自民ダッピ党』と違って、マスメディアにバラ撒けるカネが乏しいからなのか?w
だいたい、『自民ダッピ党』の露払い的な、胡散臭いことばっかりを見事に やってくれたあげく、最後の最後まで、国会の満座のなかに おいてさえも、アベシなんかにバカにされまくって、それでも腹を立てるようすもない温厚なる野田 元首相の存在も気に喰わないし。
『自民ダッピ党』に鞍替えした、もと『民主党』議員らが いるでしょ。野田さんも、彼らのように、正直になったら如何?w
「じつはワタシ、あべちゃん応援団の隠れメンバーなんですよ」とww
ご本人は、ご存じかな?なんせ、野田 元首相のファンは、『自民ダッピ党』支持者に最も多いみたいデスよwww
…
かつて、
「良い品をドンドン安く」
とかいうキャッチ フレーズを掲げたスーパーマーケットなどが大展開していた時代の日本に、こういうフレーズを咎める人なんて、いなかったように思うw
店舗は常に品揃えも賑々しく、客の満足度を向上させるべくサービスに励み、いたって庶民的な人々が、さして考えあぐねることなく、楽し気に、カゴいっぱい買い回っていた。
どこで狂ったのだろう?
けれど、いまでも、
「良いもの、お安く」
というキャッチ フレーズ自体は通っているのよね。
中小零細規模がヒシメキ合い競い合って、こまやかな追究の末に生まれる、日本ならではの産品・製品、そんな構造は、もう到底、成り立たなくなっているのだろうか。
「統合」というキーワードは、農業の分野でも言われてきた。
経済界の「特権階層」であり、一握りの存在である大企業を底支えしてきた、ひしめく中小・零細が、これからも泣き続けずに済むには、それは、取りも直さず、圧倒的ほとんどの労働者たちが泣かなくて済むようにということと同じなのだろうが、
これが日本の場合の特異性なのか どうかは、疎い私は知らないけど、
いわゆる大企業は、本当に一握りの存在に過ぎず、それ以外は、ほぼ100パーセントに近いと言って過言でないほど、圧倒的に多いのが中小・零細規模の会社。
なので、ここの犇めく構成に思い切ったメスを入れて、そこで生じるであろう多かれ少なかれの混乱や犠牲を承知の上でも、いちから新しい編成に向けた、「革命」的な統合、という大手術が必要なのかなあ、と、シロウトなりに思えたりもするのだが、、、
どんなに小さくても「一国一城の主!」という椅子に座り続けていたい、つまり、個々の会社の経営者自身が、いちばん激しく抵抗するのかな?
要は、日本では一握りの存在に過ぎない「大企業」に向かって、堂々と対等に「もの言える」存在に、いまの「中小・零細」企業たちが、華麗な大変身を遂げられたら いいんでないの?と思うんだけども。それは「大企業」も いやがるか?w
早い話、どこの世界でもだが、自分ばかりがオイシイ思いを堪能してい続けられればイイという欲を捨てられたら、下のほうへ下のほうへと、なんでも かんでも極端な無理を させずに済むだろうにと思うけどね。
実際、それを断行したならば、どれだけの混乱と犠牲が発生するのか、小規模だからこそ、大企業には ない自由な追求とか、小回りが利く融通性も あるのかもだが、そのために、下のほうへ下のほうへシワ寄せしていたんじゃ、いつかは破綻する。
それより何より、だいいちには、そこまで漕ぎつけるのが至難だろうなというのは、まあ、さすがに想像できる。。。
ほんとうは、いまのままで良いわと思えるうちにこそ、遠くの先を見据えて、敢えてでも変えていくに吝かでないという意志と意欲を持ってないと いけなかったんだろうけどね。政治も経済も。
変えたくない、変えるよりも、異常な社内留保とか、鎧を着込んで動けないほどガチガチの守りに入った日本。
でも、ま、せっかく、自分にとって、つごうの良い状態を変えたくないのも自然の人情だわな。
おのれの尻に火が点いてきたら、抱いていた わが子でも、下敷きに する自己愛。
なんてったって、日本国民は、
ヘタクソだろうと、ひれ伏したくなる誰かの真似っこ することが大好き。
時おりは、取って付けられたような集団ヒステリーの ちっさいのを起こすけどw
それ以外は、いつも同じ、ずーっと変わらないことを、何よりも愛す。
延々繰り返すルーティン作業は、深難しいこと考えなくてイイので、おちつくから大好きなのww
結局は、最終的なツケを払うのは国民。民衆。とりわけ庶民。
これは、以前から言ってるように、
いかなる政治思想とか国家体制とも関係ない摂理。
ましてや、『民主主義』の旗印の国で、選挙権という権利を持っている国民なのだから、有権者の怠惰ゆえの思考停止、自業自得と言われても、反論しにくいわ。
それこそ、先見性もない無能者にこそ安堵し、
あるいは腹黒い者こそを頼もしく思い、信任し続けてきたのだから。
それでも、
やっぱり、政治屋を つけあがらせるのは、業腹なんてもんじゃないよね?ね?(自信ない。。。w)
『マイ ナンバー』制度導入に ついても、過去エントリーで、一度ならず取りあげたことなのだが、
そこには、政権・政党の思惑の差異というものが あったようで、
かつての『民主党』政権が、最初に、この構想を描いたときは、まさに、ここ数年に わたって実施せざるを得ない事態となった「給付金」の類を、より迅速に、かつ、不公平なく給付するための制度構想としての、『マイ ナンバー』だったという。
ところが、
自党利益・自己利益の権化である『自民ダッピ党』は、それとは異なる動機が先に立っていて、
要するに、ここぞ、国民を管理するためということのほうに本当の目的を重く置いていた、その違い。
異様なモタモタや不正が連続したことの真因では なかろうかと、私は思うよ。
だから私は、「自民党のほうが」では断じて なく、
「自民党よりはマシ」か どうかという視点で見ているのである。
それとね、『マイ ナンバー』制度に対して、警戒心を捨てきれない一般の国民が多いようなのは、やはり、国、政府、役所が信用できない。。。という不安、第一にはセキュリティについての危惧が大きいからだろう。
「特権層」とか「上級国民」とか、はては「反社会組織・団体」の皆さんがたにとっては、われわれ庶民とは、また どこかで異なる理由なのでしょうけどねw
ま、何でもかんでも癒着方式を続けた『自民ダッピ党』政治のツケは、もはや、どうすりゃいいのかも見極めきれないほど大きく大きくなってしまった、大き過ぎる。
このまま「日本沈没」になっても、まったく、フシギじゃないですわな。
特に、いま現在の20歳代と、その親の世代とか、だいじょうぶかいな、と思ってしまうような事件が立て続けに起きている。
例の「誤送金」ネコババ事件に続いて、『持続化給付金』詐取事件が次々に発覚している。
誤送金のほうは、たかだか、役場の職員の単純ポカミスが発端だったのと、それに つけ込んだ、不届きな若造一人の案件に過ぎないじゃないかと、
『持続化給付金』詐取に至っては、こっちのほうが、もっと悪質で深刻、重大、という意見が散見されたが、やはり、そう単純に比べられることでは ないと思う。
どちらの案件についても言えるのが、まず第一に、役所のシステムに、何らかの「穴」が根底に あったのであれば、そこは直視してもらって、以降は、繰り返さずに済むよう、キッチリふさいで おいて もらわないと いけないが、
あの誤送金の場合は、ネコババ野郎ひとりに、イッキに何千万円もが渡っちゃったのだよね。
そこは、億単位に のぼっている『持続化給付金』詐取に参加したザコ連中一人当たりの金額に割って見れば、だいたい100万円とかなんでしょ。
『持続化給付金』詐取の場合は、市井の一般人が申請しても申請しても、何度も突き返されて、埒が明かず、いつまでも給付されないままであると、嘆いている人たちも続出していたようだね。
それなのに、
役所のなかの者、現場の職員ならではの知識や情報を悪用して、ホイホイと不正受給に繋げる指南役で あったことが、立て続けに発覚した。
【続く】
2022.06.04 (Sat)
『近頃の所感の幾つかデス』の続き。
話を戻すと、
次は、くだらねえ朝礼だ。
テレビ局に出入りし、自社の番組などで使うタレントに対し、上から目線でダメ出ししまくったり、眼を見張るほどキレイな白人モデルを使う仕事を担当していることが、誇らしく思うに値すること、自慢して当然のことと信じてやまない感性の管理職らは勿論で、ヒラ社員で あっても、古参の部類なら、何らかの演説を持ち回りで しなけりゃならんことになっているので、その間、直立し、かしこまって、あくびを噛み殺しつつ、耳を傾ける、フリを する(わたしゃ、ほとんど聞こえてないでヨw)。
くたびれ果てた業務終了後、あるいは、自分が退社する前には、給湯室の流しに うずたかく溜められた社員たちのマグ カップを洗っておかなければ ならない。
何よりもだ、
兄弟である社長と重役の お世話が待っている。
彼らが、ゆっくり出勤してきたら、とにかく、仕事を中断し、
まずは、ウェイトレスのように、飲み物とオシボリを運ぶ。
昼休みが近づいてきたら、昼食の要望を伺いに行き、しかるべき飲食店に電話し、注文する。
注文したメニューが届いたら、それへ、また飲み物とオシボリを添えて、洋食メニューの場合は、ナイフやフォーク、スプーンなどのカトラリー類を一つ一つ丁寧に紙ナプキンで包んで、お盆に載せ、社長室に運ぶ。
じきに、食後の食器類を下げに行かねば ならないし、いつ なんどき、飲み物の おかわりを所望されたりするかも わからないので、自分自身の昼食も大急ぎで済まさねば ならない。昼休みどころじゃない。
結局、一日じゅう、こちとら本来の業務に ならない。
本来の仕事の合間合間に、何度か、社長らの呼び出しが かかるので、そのつど、用向きを聞いて、飲み物などの要求に応じるわけ。
私が入社する前、ある女性社員などは、何かの野菜だか魚だかを買いに行かせられ、それは、社長夫人の指令だったとかいう話も聞いたことが ある。
ご亭主である社長が帰宅するときに、夕食に間に合うよう、持ち帰ってくるように、ということだったらしいのだが、
このテの話は、似たような内容が、ほかにも あり、滑稽み漂いつつも、なかば伝説のようにコッソリと語り継がれていた。
私が入社した頃からは、社外への買物に行かされるにしても、タバコ等くらいで済んでいるとも聞いたけれど、
社長らのコマゴマした用事や世話なんかは、せめて秘書課の社員が やるべきちゃうんかと、私は、これも内心では疑問に思い続けていた。
が、なぜか、秘書課と同じフロアに居るという それだけのことで、いつから始まったのか不明だが、われわれ制作部署の、女性社員だけは一緒に担うという取り決めになっていた。
もうね、本業が捗らないなんてもんじゃないよ。
まして私は、ハンデを隠している新入りでしょ。
その「当番」の日は、数時間もの早出だし、寝不足で走り回って汗だくだくで、社長らの何度もの御用聞き、昼ご飯の御要望を承り、電話して出前を頼むだけでも緊張しっぱなしでヘトヘト。
さっさと帰宅したいところだが、逆に、平常よりも多めに残業するくらいでないと、本来の仕事が終わらんのよ。
私も、手慣れた先輩の女性社員らと違って、自分の要領が良くないんだろうなと、なさけなく思ったりもしたが、当時は、入社して日が浅いし、初めて携わる本業にシワ寄せが行くせいで、押せ押せの期限や締め切りが守れなくて、他部署の管理職のオバはんから電話が かかってきて、ギャーギャー怒鳴られまくったことも あったわ。
まあ、こちとら聴覚障碍の おかげで、あまり聞こえないんで、かえって幸いだったけどさw
そんな不公平で差別的な「当番」も、せめて、月に1回とか2回までなら まだしもだが、
これの負担を苦にして、特に女性の新入社員が定着しにくい。
ある新入り女性が、「当番」を2回ほど経験したあと、たちまちアッサリと辞めていったことも、一度ならず あった。
やがて私も、その一人になったわけだけど。
自分が辞めたあとに、そこの先輩社員だった女性から、その後の社内の ようすを聞いたことが ある。
女性社員の定着が殊のほか悪いために、辞めずに勤務を続けている古参格である彼女らの負担が、ますます重くなっていき、もともとは月に1、2回ていどだったらしいのが、2週に1回は必ず回ってくるようになり(私が在籍してた頃かな)、ほどなくして週に1回の頻度となり、いまでは1週間の あいだに2回ほど、または2、3日に1回は「当番」が回ってくるようになった、さすがにシンドイわー、とコボシていた。
どうりで、私が入社後、しばらくしてからの ある日、総務か人事か他部署の管理職のオッサンが来て、ちょっと ちょっと、と、小声で呼ぶので、何かいなと思ったら、私に支給する社員手帳を持参して、それを寄こしながら、あたりを憚るようにヒソヒソと、
「どう?少し慣れた?なんとか勤められそう??できるだけ長く続けてもらえそう???」
などと、心配そうに聞いてきたわけだ。
制作部署なので、業務内容そのものは、男女とも同様。デザイナーとか、担当する専門分野の違いは あっても。
しかし、ただでさえ、かなーり低い給与額は、男女差も かなり あるよと聞いていたし、
そのうえ、くだんの「当番」については、女性社員のほうが、だんぜん、圧倒的に負担が大きいわけなのだから、特に女性の定着率が非常に悪いのは当然ですわな。
そもそも、会社全体としての方針、待遇が良くない。
はっきり言って、悪い。
だからか、社員どうしの雰囲気も良くは なかった。
いまにして振り返ると、いわゆる「ブラック」の走りだったみたいな。
そこそこの規模と知名度の企業だったけどね。
そんななか、
やがて、その企業は、手狭な賃貸のオフィス ビルから出て、でっかい自社ビルを建てて移った。その少し前に、私は、とっとと退社してるわけだけど、もと同僚と、遠からず次は内装工事に とりかかれるのかな?という段階の あたりで、敷地の外から見物しに行った日も あったように憶えている。
そうして、
意外なほどの短期間で、ついに倒産してしまいますた、ということデスた。
経営者一族は、毎年、家族全員で長期の豪華海外旅行を楽しんでいたようだが、
社員たちには、ささやかな「盆休み」でさえも、ろくに与えようとしない。
一族以外は、たとえ古参の管理職で あっても、驚くほどの安月給。
ヒラは推して知るべしで、社員をコキ使い、犠牲にして、身分不相応な自社ビルなんか建てた報いだなw
さて、
最近は、いよいよ「悪いインフレ」なる指摘のコトバを、よく見かけるようになったが、
良いインフレ、悪いインフレというよりも、私には、「不自然なインフレ」という感じのほうが的確な気が するので、個人的には、そう呼んでいる。
「アベノミクス」当初から、「スタグフレーション」に向かうことになりかねないと危惧する声は、そこかしこで あがっていたよね。
アベシは、とにかく「値段が高くなった高くなった♪」と。
その ご満悦ぶりにも、私はイライラしていた(嗤)
だいたい、「アベノミクス」自体が、すべてにおいて不自然だった。
ところで、
大火災が発生して、6人もの従業員が亡くなってしまった『三幸製菓』。
あそこの人気商品の一つは、むかし、私と つき合いのあった男が絡んでいるという話を聞かされたことが ある。
もとは、国内トップ クラスの大企業での研究職だったのが、中規模の企業へと転職し、その勤務先の実験室で、偶然に できた食品加工の技術を売り込みに行った先が、『三幸製菓』だったのだそうで、
商談が まとまって、以来、その人気製品には、俺が開発した加工技術が用いられているんだ、という話を聞かされていたので、今回の大変なアクシデントについては、あるていどの関心を持って見ていたのだが、
『ヤフーコメント』欄に投稿している「ヤフゴミん」、やっぱり愚かもん揃いよなーと思ったのは、
ここでも、「値上げせずに頑張ってきたことが原因だ」みたいな主張を繰り返して、『三幸製菓』を同情的に見たり、擁護するとともに、「値上げヘイト」(嗤)の一般の消費者側を悪者にするが如き内容の投稿を並べたてていることだ。
まったく、どこぞからの指令でも出てるのか?
と、しょっちゅう感じる傾向が、またぞろ再現されていたw
おそらく、値上げを歓迎までは全然無理でも、概ね全体的に、おとなしく受け入れのムードに仕向けたいんだろうね。
経済界からの要望↓
国家権力側の要望↓
マスメディア側の協力と仕上げ。「ヤフゴミ捨て場」もね(嗤)
だいたいね、この火災の原因について、早い段階から指摘されていたのは、要は、工場内で商品を製造している過程に おいて、どうしても「煎餅くず」というものが発生し、機械に溜まってくるので、それをマメに取り除く必要が あるのに、そうしていなかったらしいと。
だったら、その理由は何?
掃除担当の従業員は雇用していたんでしょ?
火災訓練に参加させてもらったこともないという、その人たちは、きちんと、自分の職務の意味を理解し、その重要な作業を果たしてなかったの?
商品が特に安価だから、、、「値上げヘイト」の、安価を好む消費者が多いせいで、、、安価にするために、中国製の原料を使っていた等々、
そんなもん、関係あるのかい??
それとね、
これも毎度、思ってきたことで、かれこれ10年近く前の旧ブログ エントリーでも指摘したことなんだが、
「とにかく日本産、日本製のものを買うべき!中国や外国製は避けるべき」
という、さも愛国心あふれる主張も多いけど、それこそ、ふだんの買物に行ったこともなくて、現実を知らないのかな?と思えるのよ。
だって、そうでしょ?
ビンボボの私ですら、中国産・中国製のものと、日本産・日本製のものが並んでいたなら、少し割高である程度ならば、日本産・日本製と記されているもののほうに、たぶん、手を伸ばすよ、概ねは。
でもね、
現実は、日常レベルの食品でも日用品でも、ほんとうに、日本産・日本製のものを見つけることすら、いまだに、けっこう難しいよ?
もちろん、中国が最多のようでは あるが、そうでなくても、結局、「発展途上国」の どこかの外国産品・製品ばかり並んでいると言って過言でも ないでしょう。
こういう状況に、いったい誰が仕向けてきたのか?
われわれ一般の消費者か?
そうじゃないでしょうよ。
経済界・企業みずからが、そういう方向へ押し進めてきたはずだよ。『自民ダッピ党』や官僚と癒着・密着しつつね。
そうして、
今ごろになって、中国があ~!中国、許すまじ!!てな猛々しい主張を押し出してる。
いったい、なんだってんだ??なにが やりたかったんだ???
言っとくけど、私だって、中国の政府や要人、権力者、特に習氏は好きでは ない。
どこの国であろうと、極力、基本的には、個人や庶民のことは別にしてるだけで。
【続く】