2015.11.12 (Thu)
~被害を笑い話にすることは、被害をなかったことにするのと同じこと~
そうそう、そうですね、ズバリそのとおりだと思います。
きちんと自覚や意識してない人が多いみたいだけど。
『声とかでないし、逃げられないと思った」 男性痴漢被害者の声を聞く』
2015年11月11日 18時10分配信
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ogawatamaka/20151111-00051347/
むかしの実家の、お隣りの息子さん、えらい美青年の息子さんで。
一見、ご両親の どちらにも似た感じが全くしないので、うちの兄なんか、「あの子、もらいっ子に間違いない」とか、はなはだイイカゲンな憶測を言ってたw
そのくらい、たいそうな美形でね、芸能界あたりに入らないのがフシギなほどだった。
非常に おとなしい性格の人だったから、たぶん、適性としては向いてなかったろうけど。
そこの おばさんの話では、おばさんとこの おとうさん、つまり、息子さんの おじいちゃんの若い頃に、よく似てるんだって話だった。
おばさんは毎日のように、時には、おじさんや、くだんの息子さんも加わって、うちに遊びに来ては、私の母親らと、とりとめもない おしゃべりに ふけってたものだけど、
ある日、私も交えて雑談してる途中、痴漢の話になり、
(当時、高校1年か そのくらいだった私自身が、毎日のように、通学時の電車のなかで、痴漢被害に遭ってたから、その話がキッカケだったか?)
そこで、うちの母が、お隣のオバサンに、
「あんたとこのオニイチャンも、気を つけなあかんと違うかぁ」
と、冗談っぽく言ったんだけども、
おばさんは意外とマジメに、
「わたしも そう思う」
と頷いてたw
お隣の子どもさんは、兄と妹の二人きょうだいで、
大掃除のときなんか、家具を平気で軽々と一人で持ち上げてみせたり、
学校の卒業式の朝、トイレのなかで『仰げば尊し』を歌う大声が聞こえてきた、と、うちの兄が笑っていた、お年頃の娘さんもいたんだけどねw
私が、「※子ねえちゃん」と呼んでいた、その娘さんのほうは、力持ちで大らかな性格を見ても、おじさんに似たんだなと分かるけど、
おにいちゃんのほうは、逞しい妹とは正反対のタイプでさ。
もの静かで大人しくて、ちょっと神経質そうで、お料理が得意な、しとやかな美青年だった(笑)
このエントリーの話題に挙げた、痴漢または性犯罪被害者の男性ということに絡み、
私の周辺で思い出す美男子のなかの一人、かつて、取引先企業へ二人一緒に出向いて仕事してた同僚だったんだけど、
幼い頃に、隣りの住人のオッサンに、いたずらと言っていいのか、要するに、ズバリ、からだを弄ばれていたという話を、仕事の合間に、被害者である本人から聞いたことがある。
その同僚も、やっぱり、当時は勿論のこと、ながいあいだ、周囲に話したことは なかったらしいのだが。
それで、
あるとき、彼の家庭が引っ越しすることになって、
隣りのケシカランおっさんとこにも挨拶に出向いた おかあさんが、
「むすこが、いままで可愛がっていただいて」
云々と、お礼の口上を述べたのだそうな。
そりゃそうでしょうけどw
当時の被害者本人も、子ども心に、「をいをい」ってな気分だったそうだけど、やっぱり、苦笑してた。
「早く、男だってことに気づいて」
と言えば、
学校時分の友人は、この逆のことがあったという。
あるとき、駅の構内等に、ポスターを貼るバイト、あるいは、在籍していた短大の学祭案内か何かを掲示していたらしい。
壁面に向かって、貼り出し作業中、突如、背後から、野太い男の声が、何ごとかを訊ねてきた。
「おい、ちょっと、にいちゃん」
友人は、れっきとした女の子なのだが、
そのときは、おそらく、Gパンでも着用していたのだろう、
普段から、あまり、スカートを履かないし、短髪だし、どちらかと言えば、飾り気のない、ボーイッシュなほうのタイプだったし、加えて、寒い時季だったので、厚手のコートやなんかで、体型は隠れていたのだと、私からも一応、擁護しておくw
で、当の彼女は、どうしたのかと問うと、
最初は、あえて無視したまま黙々と、作業を続けていたらしい。
すると、しつこいオッサンは、なおも重ねて、
「おい、にいちゃんて。にいちゃん言うてるのに、、、あ」
おっさんの声が大きくなってきたので、友人は、静かに振り返ったのだという。
それで私は、
そのオッサン、どうした?と聞くと、照れたような顔していたんだそうな。
通常、感情を あらわにすることが少ない、クールな気性の彼女には珍しく、その話をしているあいだ、心なしか忌々しそうだったのを見て、私は慰めた。
「振り返って、顔見せても、まだ、にいちゃんて言われたら、もっとショックやんか」
最後に、私個人のことを言えば、
どういうわけか、ごく幼い頃から、性犯罪被害的な出来事は少なくなかった。
先述したように、電車通学が始まった高校時分からは、痴漢が多過ぎて、友人たちが呆れるほどだった。
自分でも、しまいには腹が立つのを通り越し、なさけなくなって、家の者たちにもボヤイていたけれど、
兄なんかは、
「睨まれる程度で済むんだったら、俺も やりたい」
などと、教師志望にあるまじきことをヌカしておった。
そうか、と思った私は、それからは、痴漢に遭遇するたびに、伸びてきた手を思いっきりツネってやったり、
(『おっさん、何するんや』という歌、ご存じ?まさに、あの世界ですよ。でも、この歌つくったの、意外や、男性なんですってよ)
痴漢のものと思しき足の甲めがけて、思いっきり踏んづけてやったりしたんですけどね。時々は間違えて、他の人の足だったりw
やっぱ、くだんの歌のとおりじゃないが、
痴漢どもの大概は、にや~~~ンと、
いかにも締まりのないツラを、ますます鼻の下のばしよるんですわ
まさに、「ダメだ、こりゃ」ですわ(呆)
「おっさん何するんや」 2010/10/14 17:35
と書いたのも、おっさんなのらしい。
まさに、こういう感じなので、ちょっと驚きだ。
http://lyric.kget.jp/lyric/wy/wh/t/
「混んだ電車のなかしか ようせんのか、おっさん」(嗤)
「何の権利あって うちの からだ さわるんや、おっさん」(まったくな!)
「おっさん あほか」(カワイソウに、あほなんですよ~)
カテゴリ: 事件です > 災害
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(続く)