2015.11.10 (Tue)
さすがに、ポリシーであるナチス称揚やら軍事独裁賛美、安倍ぽちネトウヨの「カルト連」らしいコメントで、あのアラシ野郎だなと睨んできた私の確信は、いよいよ深まったw
この、一種詭弁的コメントの本音は要するに、軍人、軍事政権、老獪な独裁者側をこそ賛美したいのだということに気づく人が、どれだけ いるかなあ?
それに、本当は、スーチーさんのような女性に反感持ってるんだよねえ、このテのオッサンはww
『<ミャンマー総選挙>スーチー氏野党「勝利」 与党敗北宣言』
毎日新聞 11月9日(月)22時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151109-00000110-mai-asia
『ミャンマー与党党首を解任、テイン・セイン大統領が介入 党内で対立』
2015年08月13日 15:36 発信地:ヤンゴン/ミクロネシア
http://www.afpbb.com/articles/-/3057265
軍事独裁政権が早手回しにて、あらかじめ、スーチーさんが大統領には就けない法を拵えてしまっていたことも知らずか、このコメントに賛同している他のネトウヨ投稿者が また、
彼女の父親と夫を取り違えていたほどのド外れた無知なマヌケときてる。ま、こんなもんだ。
それと、
「理念が立派過ぎ」るから失敗する云々とかホザいてるバカ。
立派でない理念なんか、世のなかの どこにあるってんだ。そもそも必要あるかよ、立派でない理念なんてものがw
人間は、やすきに流れがちだからね、
理念くらいは立派過ぎるくらいでなくっちゃ、どうすんだよ。
あと、「民主党みたいに」云々ってな。
ばーか。関係ねえわ。
いいかげん苛々するから黙ってくんないかな、こいつらは。
まったく、いまどき、大学や大学院まで出てて珍しくもない「成熟」国家、日本だとよw
インターネットというものが普及していなかった頃には、世論の動向は、大手メディアや有名識者といった、いわゆるオピニオン リーダーの見識や良識にかかっていたし、
そのもっと前の時代には、経済力に恵まれている男性だけが、選挙参加を許されていて、特に、子女の教育に初期段階から直接関与する多くの女性の学識は低く、と言うか、
そもそもが男女共に、まともに文字すら読めない、したがって、論理的、科学的、合理的思考の訓練や涵養にも不十分なままの一般国民多数、それが、当時の支配層に真っ向から異議申し立てする手段も能力にも乏しかった大きな要因だったろう。
ところが、どうしたことか、
ネットに溢れかえっているコメントの多くが、無知かつ愚劣極まる体たらくと きている。
ほんとに、大学出てるのかぁ?と疑わしいほどの。
勉強や知識の収集なしに、ものごとの道理がスンナリ分かる人は、ほんものの優秀な人だが、
ひとえに無知ゆえの愚劣ならば、そりゃあ、凡人として、真面目に、コツコツ勉強せねばならないだろうが、
勉強して勉強して、それでも愚劣なら、どうしようもないわな。
庶民層に関しては無関心で酷薄、
自分の欠点や弱点、間違いを容赦なく批判する対象には、あからさまな憎悪を見せるという、政治家失格な安倍朕と、その政権も、これについては自覚するのも認めるのも、さすがに憚っているのだろうが、当ブログで何度か指摘してきたように、深層心理では、日本国民を憎んでいるのよ。ただし、庶民については大部分、侮蔑ねw
ヘーゲルのヘの字も知らないであろう安倍朕らが「愛している」対象は、「国家」という名の付いた形式・入れ物に過ぎない。
で、
くだんの「半島系」云々との自己申告を述べる「ヤフコメ」常連が、本当のところ何国人なのかは知らないが、
少なくとも、「媚日」姿勢であるにも かかわらず、心底で日本国民を憎悪しているのだなということは感じ取れる。いや、人類そのものを、なのかもしれないな。
安倍朕に同じくで、民主主義についてもだ。
こうした者らが、ネットを利用することで、過去の時代には なかったほどの直接的悪影響を、老若男女を問わず一般民衆に広範囲に及ぼしてる。
もちろん、代表格は「自民党ネトサポ」、
ならびに『日本会議』その他の偏向著しい団体組織の活動だ。
再び三たびのプリスクで示したごとき、こんな尤もらしい詭弁の真意を見抜けない民衆が増えると、確実に、歪を招く。
国でも世界情勢でも、誤った道を辿らせる水面下の原因だ。
どうやら目的を持っていると思しき、その「憎悪」の原因が、本当に国籍絡みなのか、実は全然、違うところに由来しているのかは、こちとらには さだかに分からないが、
つまり、
こともあろうに、現代日本の為政者しかも首相に、しかもしかも返り咲いてしまってるのが、何かの悪夢としか思えない安倍朕と同様の潜在心理だということさ。
さて、苦節何十年を乗り越えて、スーチーさんが勝利の日を迎えた。
もちろん、彼女は、その国の歴史に名を刻むほどのエリートの地位にあった人の子女、国外での留学経験等、ミャンマーにおいては殊の外、男女を超えて恵まれた立場の人には違いないだろう。
それだけに、こういった立場の人ほど、自分自身の直接的経験から学んだ以上の想像力と洞察力が要請される。
たしかに、国政に携わる政治家としての実務手腕は、ほぼ未知数と言っても過言ではないだろう。
遠国の一外国人に過ぎない私にも、お手並み拝見という興味津々的な気分も少々混じる。
ミャンマーも また、中国とは切っても切れないほど、歴史上も民族的にも縁の深い相手だし、この影響の扱いには苦慮することだろう。
現大統領であるテイン・セイン氏自身も、容貌で容易に察しがつくように、中華系の血筋だという。貧しい階層の出身だというから、その点では、スーチーさんよりも、世間的な苦労を よく知っているだろう。
インドネシアに同様なところがあるのか、いかにも発展途上国らしいというか、公的な面でさえ、迷信のような習慣を、いまだに排除できない傾向も大きいらしい。
類稀なカリスマ性を備えているとは言え、そのカリスマ性と取引するかのように、現テイン・セイン政権との妥協的協力を経たうえで、
齢70となって、やっと、本番のスタート地点に辿り着いた彼女の今後、
恐らくは、政治生命として残されている寿命は、あまり豊かとは言い難いし、むしろ、彼女の意志を息長く体現できる能力を持つ後継者を、未定であるなら、できるだけ すみやかに探しながら、という道になるだろうとも思われる。
ただただ、ミャンマー国民の将来、庶民の未来に幸あれかし。どこの国でも そうだ。