2014.12.01 (Mon)
一介の地方公務員等の無能を咎めて、それを理由に給与削減をと叫ぶのなら、その前に、議員や官僚を大いに締めあげたらいい。一番、日本の行く末を左右する仕事に就いていて、しかも無能だというのだから。
以前のエントリーでも指摘したが、
まず、「地盤・看板」ナントヤラで「三ばん」云々になってしまっている長年のシステムに、根底からメスを入れることが必要だ。これは、おいそれとは手が つけられないことだろうけれど、いずれは思い切って着手していかないと、担ぐにラクな軽~い神輿の代表格「アホぼん」二世三世議員の弊害もサッパリなくならない。
わが国憲法との兼ね合いもあり、深刻な「違憲状態」ゆえ、すみやかな議員定数削減の必要性という主張も勿論、分からないでもないのだが、
日本の場合、国際間で比較すると、議員数は少ないくらいだというし、
むしろ、地方地域といった少数国民の意見が反映されにくくなるというデメリットを、どうカバーしていくのかということも並行して考えないとならない。
もっとも、地方に行くほど田舎の律儀な年寄りなどに、自民党支持者が多いそうだと聞くがw
私の知る範囲では、やはりと言うべきなのか、自衛隊職員にも、自民党支持者は多いらしいと聞いている。
たとえば、
けっこう支持派の多いらしい「軽減税率」の問題もそうで、各政党は、耳触りの好い単なるポピュリズムを批判されることのないよう、どんな政策についても、医師が、患者に対し、アドバイスと共に情報公開して選択を促すごとく、デメリットの面についても、じゅうぶんに検討し、そこを、どうカバーしていく見通しを持つのかまで踏み込んで、誠意と責任を伴わせた提案すべきと思う。
「政党助成金」についても、私は、こういうものを廃止すると、かえって、「袖の下」なんかが増加するのかとも思っていたが、
実際は、共産党の場合は、政党助成金を受け取っていないという。
それに ひきかえ、近頃は また、大企業献金が、こぞって自民党になだれ込んでいるそうで、
企業献金等を受け取ったなら、生活保護においても、別途収入があったときは、その分を厳格に差し引くというシステムを とっているように、
いっそ、政党へ企業献金等の分は、次に支給される助成金支給額からカットしたらどうだと思う。
忙しい師走のなか、今回の余計な選挙は、せっかくだから、せめても、
「暴走自民党締めあげ」選挙
となってほしいものだ。
どの野党にも食指が動かないのは、私も同じ思いだが、
棄権や白票の屁理屈を言い募って、結果として自民党を陰から支えるようなマネに走らず、
自民党の議席を一つでも削減させるためには どうすればいいか
ということを第一念頭に置いて投票に臨もう。まずは そこから。