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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2014.12.03 (Wed)

2013/09/25 02:07

Commented bySchneewittchen さん

私みたいな無学者と違って、何党であれ政治家先生ともなれば、一流の、または有名大学で、経済学あたりを履修されたかた、大勢いらっしゃはずなんですがねえ?

実際には、法人税を払わないでいる企業が殆どと言っていいほどに多いということの原因と実態が、私なんかにはトンと分かりません。
このことは、多分に、国外への企業流出の実態とも関係しているのでしょうが。

また、どこまで下げていったら、企業側の不満が止むのかということも。


ご指摘の「お金は天下のまわりもの」、「上から順」という循環のことを思うのであれば、軽減税率制度では、すでに裕福である層のほうが恩恵が大きいとか、おコボレにあずかれて、ますます優遇されてしまうということ自体は、この際、二の次でいいと思います。
それよりも喫緊のことは、低所得層への圧迫を、これ以上に増大させないための知恵を絞ることのはずなのだと思います。

医療でのシステムのように、あとで還付といったシステムにするのがベターということに落ち着くべきではあるようですが、この「還付」作業にあたっても、問題が全く起きないというわけでもないでしょう。
恐らく、「マイ ナンバー」制度も絡んでくるのでしょうし、難しい問題ですから、とにかく、すみやかに、議論を深めていってほしいものです。



上記は、いまとなっては旧ブログの籍を置いていた「イザ!」内にて、あるブロガーさんのエントリーに付けておいた、滅多とコメントしない私の、最新コメントだったのだが、できるだけ短文に、と済ませたに過ぎなかったため、ここに加筆しておく。

と言っても、これをエントリーアップしようと思っていて、そのまま寝かせているうちに、「イザ!」は、一般利用ユーザーだけを締め出し、自分たち内輪で、つごうの良いメンバーだけで、バタバタとリニューアルw

もともと、あそこの記者さんらと、やたら「特ア」というコトバを振りかざす「信者」さんたちにはトンと関心が持てないままだった私、いまじゃ、全く疎遠となりましたww

 

さて、

大手銀の各行が、どういうわけだか、法人税を払わないできていたということを除き、
もし、ほとんどは、経営が苦しい中小企業体が払っていないというのが実態というのであればだが、
法人税を、もっと下げないことには、国外に
流出してしまうぞという脅しと危惧は、はたして、どんなものなのだろうか?

 

飽くまでも利益追求に始まって終わる企業側にとって、国外へ流出していく理由というのは、けっして、法人税の高低問題だけではないだろうし、本当に、それが一番大きな原因なのだろうか。

 

企業というものは商売人だから、少しでも、おのれの損得に関わることには超敏感で、国内に留まっていては損するということを見極めさえすれば、すみやかに、国外に出ることを実行するはずと思うし、
また、
そう出来るのが、まだ余裕のある企業ということだと思うのだが。

個人レベルにおいても、無力な貧乏人ほど、自力のみでサッサと国外に逃げ出すことは、でき難い。

 

現時点で、法人税が一番高いというアメリカで、どれだけの企業の国外流出が起き、どういう結果が出てきたのだろうか。

たとえ多く流出していても、アメリカは、それ以上の流入を、世界各国から呼び込む魅力と活力を、まだまだ維持しているように見える。
日本は、どうなのだろうか?

 

コスト競争力で負けてしまうから、ということだけを理由に挙げるのは、何か おかしいのじゃないかという素朴な疑念も感じるのだが。。。

本当なら、コストの安い国で生産した恩恵は、それを行なった先進国側にこそ大きいはずではないのか?とも思われるのだけれど?

 

 

日本の最先端技術を有する大企業も、「川下」作業はコストの安い国でさせていても、深奥のカナメの部分に関しては決して明かさず、渡さないでいるのだという話も読んだことがある。ただ、そういう中枢分野で活躍していた人材が、「下」に位置している国に、それこそ「流出」し続けた場合には、どうなるのかなあとは思う。

 

政治と密接に影響し合う、特に経済分野においては、需要の拡大見込みが不可欠であることが代表するように、「数の問題」がモノを言うというのは、単純ながらも基本中の基本のことでないかと、門外漢にも思えるし。

で、もちろん、富裕層なるものは、あくまで少数存在なのである。
この奇妙な歪さ。

 

 

食パン一つとっても、「超高級」なものと、そうでないものとがある時代だ。

もと、スーパーマーケット等では、定価があってないようなもの。

 

まあ、私宅のように、日本の伝統食材である米や味噌や醤油が、食生活の中心的存在を、とうに外れてしまっていると、
むしろ、「最低限」範囲の食料として、米や味噌や
醤油の類を、国家権力によって、「軽減税率」適用されることで、そこに回帰せざるを得ない貧乏人が増えるのだろうか(笑)

 

このうに、個人の裁量・選択の範囲が なくなってしまう、奪われてしまうのが、「弱者」という者の、何事につけ一方的に受け入れざるを得ない立場ということかw

 

 

「贅沢品」というのは、生活必需品とはワケが違う。

たとえば、食料品の括りのなかで、あれは贅沢品だ、これは必需品、とやっていても、切りがないし、不自然さも出てくる。

食品類のなかで、いわゆる嗜好品に相当するものを、贅沢だ、としてしまうと、そこで唯一の、ささやかな潤いを楽しんでいることも少なくはないだろう倹しい日々の生活を送っている人々にとって、生活が始終ギスギスしてばかりでは、世のなか全体の雰囲気までも悪くするだろうう。

 

 

そういうことでチマチマやるよりも、明らかな贅沢品、邸宅だとか高級車だとか宝飾品の類を重点的に思い切って、どっかーんと税アップしたら どうか?と、旧ブログでも言ったことがある(笑)まあ、かつての「物品税」の性質に近いわけだが、

こういった商品を扱う業者側としては、自分たちの扱う商売品をターゲットに、バカ高い税率を掛けられるのはオモシロくないだろうとは思うけれど、そう心配するほどのこともないのではと、

なぜなら、本当に経済力があって、家計に余裕しゃくしゃくの人ならば、欲しいと思ったら、どんだけ税金が かかろうが、いとも易々と購入するであろうと思われるからだ。

 

当然、こうした贅沢品を、ギリギリのローンを組んで、とか、無理な借金してまで買おうというのが無謀というものなのであり、余裕しゃくしゃく以外の人たちは、見栄張ってええカッコしたがらずに、僻みもせずに、おのれの身の丈に合った消費で満足しておればいいだけのこと(笑)

…とは言え、お金持ちほどケチである、ということを、最近、ふと思い当たり、ちょっと自信が揺らいでいるところ(苦笑)

だいいち、これだけは従来から確信しているが、最も厚い層の購買力・消費ほど強大なものはない

 

「トリクル ダウン」についての追記

 

それと共に、消費税の逆累進性を鑑み、適切なラインを設けたうえでの、ある程度までは所得税の引き上げも必要だろう。

結局は、不逞議員や国家機関のムダ遣いに費やすのなら、切りもない増税の必要性だの国民の大事な福祉を大幅削減と唱える前に、すみやかに検討してもらいたい課題の一つと思う。

それと、予算の組みかたと消費の独特さにも、メスを入れるべきだという見解は、ずいぶん前から言われてたし、うちのブログでも、数ヵ月ほど前の話題で、「ヤフコメ」にしては非常に珍しくw有意義な意見が集まっていると思ったので、取りあげたことがある。

 

(続く)


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