2014.11.28 (Fri)
『師走の忙しいときに選挙。ねらってやがる【続き】』
さっき、あらためて少し調べてみたんだけど、
マンデビルって先生ご自身は、1600年代後半から1700年代前半当時の大昔の人、もともとは、彼自身が裕福な育ちのオランダ人で、のちにはイギリスに渡った、
この人が おさめた分野の一つという「哲学」が、いかに、学問のなかの学問の王道」とは言え、そもそもが専門とは畑違いと言っていい人らしい。
そして、
「風刺家」だヨ。やっぱりね(笑)
とある、株等投資キャリア豊富なベテランさんに言わせれば、その方面では水面下でモノを言ってるのは、なんと言っても、人間の心理なので、そこの研究も欠かせないのだそうだ。
それは そうだろうなと、私みたいな門外漢でも思う。
人間社会とダイレクトに、密接に関わる経済を動かすのに、人間心理の関与が小さいはずがないから。
…たとえば、
ご主人さまに、お金が た~んまり まわってるからといって、そこんちの貧しいメイドに、おコボレや、お給金はずんでくれるかどうかは、あくまで雇い主・ご主人さまの腹ひとつだ。それが現実だよね。
ま、無人島の住人でもあるまいに、誰しも、一人で大金を稼いだり強大な権力を持てたはずが ないのに、、、
との素朴な指摘は、従来から私が言ってきたことの一つだが、
そうした、大金や強大な権力を持ち得た人が、いわゆる「ノブレス オブリージュ」というよりは、実際には、それと正反対だったとか、大悪事の類をサンザンに働いてきた事例のほうが、圧倒的現実でもあるのだろうし。それが歴史の現実よね。
私自身、経済学の お勉強なんてのは一番、縁遠いものだけど、全く不勉強にして無知でも、それくらいのことは、すぐ分かるわな。
ただ、
単に、物の行き渡り現象としてなら、「トリックル ダウン」理論で、ちゃんと合ってるさね。
われわれの時代で言うと、さしづめ、パソコンやケータイの、一般家庭への浸透具合を振り返れば分かることだ。
その昔を辿れば、貨幣自体の出発点でさえも、そういう道筋を踏んできたのだろう。
だが、
こと金銭や経済策については、時代が変わっても、いつまでも同じことを押し通せるものかどうか。
「トリックル ダウン」というのは、現代では、全体的に全く希薄になったかと察せられるところの、むしろ、「ノブレス オブリージュ」に近いのでは、とさえ思える。
ああ、そういえば、
数年前の、新聞社によるアンケートだったかで、いまどきの日本の高齢者は、「子孫に美田を残さず」という考えでなのか、自分の子や孫らに、それを残そうという気は全然薄く、できる限り、自分自身の人生最後の楽しみを最優先するつもりでいる人が多数派だとかいう結果が出たそうなのだが。さて。。。
いま、資本主義だの共産主義だのといった従来からの議論は、とーっくに古くなっていて、はるかに超えた新思想の出現が待たれているのだろうと思う。
そういうものをドカンとブチあげられる画期的な新しい人々は、出て来んものかのぅ。。。
少なくとも、「ネット民」のなかで、見つけられそうには ないわw
たいがいは、「本またはネット検索した資料を読んで、お勉強お勉強」に励み、それが、
そのまんま、単なる学校の優等生ならではの無批判的受け売り、上手なパクりモノマネ程度でしかないものを、
あたかも自分が個性的で優秀だからだ、というオリジナル手柄に見せかけようとガンバり続け、昼夜を通したネット投稿に いそしんでる、
要するに劣等感のカタマリみたいな手合いは、掃いて捨てるほど多いようだけど。
せめて、他人をパクッて、見せただけなのだという自覚くらいは持てないか?
いや、多少なり持ってるからこその、ネタミ・僻みか。
【また追記】
さっきのエントリー関係で検索していて、なかなかオモシロい視点のブログさんを見つけたので。
失礼ながら、お断りなくも紹介させていただきます。。。
『トリクルダウン理論は間違い!その証拠が成城にあった!』
2013年5月9日木曜日
http://toutoi-tokyo.blogspot.jp/2013/05/seijou.html
ここのブログさんの、
「7丁目と9丁目のあたりは」という お写真では、大阪だと、豊中とか吹田市桃山台あたりの閑静な住宅街なんかと似た感じかな。
それから、「成城」でも「野川」という場所の お写真を見て、
以前、私の旧ブログのほうにて、
あっちには、あるんだよね、ほら、ナントカ言う渓谷(!!)がサ、街なかに堂々と存在してるのだよ、ってのを、
こちらも また豊富な お写真の かずかずで見せてくださってるブログさんを見つけたとき、思わずタマゲて、
東京ってのは、やっぱ、もとが「坂東」のド田舎なんだなー、、、と紹介させていただいたことがあった、それを思い出した。
ところで、少し話が飛ぶが、
私の幼少時、目を かけて可愛がってくださった、ある女性などは、生涯独身だったようで、非常に質素な生活を しておられたのだけれど、
実家の玄関に無造作に置いてあった花瓶など、ふとしたおり、目に留まった物を、「まあ、これは良いものですよ、ステキですねえ」と、お世辞でなく褒めてくださったり、
いまにして思えば、生活が苦しいなかを、わざわざ私のために買い求めてプレゼントしてくださった小さな お人形が、ありふれた着せ替え人形の類とは全く趣向の異なる、どこか あか抜けしたものだったり、クリスマスのカードが、とても珍しいものだったりと、
ご本人自身は、いたって地味な身なり、どこまでも慎ましくしておられたわりに、その趣味と美意識の高さは隠しようもなく、私のようなボンヤリしている子ども心にも窺えた。
何よりも、そのコトバ遣いの上品さ、やわらかな端正さ、いまだに忘れがたく魅かれるものがあった。
それも そのはずと言うべきか、
実は彼女、もともと、たいへんな お嬢さま育ちで、
早くに亡くしていた父上は外交官、彼女の兄上は医師だったか、その兄の嫁と折り合いが悪かったという話だったか、それが原因で、追い出されるような かたちで実家を出て、何も分け与えられることなく疎遠となり、
彼女自身、もとはアメリカ大使館に勤務していたというだけあって、得意の英語で、来日した外国人相手の通訳やガイド等で主な生計を立てつつ、うちの身内には英語を個人教授していたとき、私とも知り合った。
…哀しいかな、
難しい眼病などに罹患され、家計が逼迫していき、最後は行方が分からないままになってしまったと聞いている。
いまも、ときおり思い出すたび、胸が痛む。
さて、上記のブログさん、おもしろいかたね(笑)
「勘弁してください!金持ってる人が消費をケチったら経済廻らないじゃないですか!!
ていうか、これだから、日本は不況のままなんですよ。成城にダイソーがあるのは、その証拠です!」
~
「現代の金持ちは100金でケチケチして資産を溜めこむのですよ(-_-;)
もしくは、無理して成城に住んでる人が多いのか?」
~
いやいや、世間でも、けっこう言われてることのようだけども、
実は、お金持ちはケチ、っていう実態、私も、あながち、思い当たらないでは ないのよ。
「成城」というと、うちの身内の関係に、古くから在住してる人がいたんだけど、おうちが公園のそばという立地で、死角があるせいなのか、離れのほうの建物なんかに、もう何度か空き巣が入っちゃって、親御さんの遺品等をゴッソリ盗まれているそうで、それを思うと、ある有名画家の絵やなんかの荷物多数を、うちの つごうで、長らく預かってもらってあるんだが、やられちゃってるかもなあ。。。
で、
この成城の人が、いろいろな おつきあい等の場面では、けっしてケチるわけでなく、出すべきは、キッチリお出しになるんだけども、こちらの事情に関連した出費等についてもキッチリと、しかも、容赦ないほど細か~く請求なさるし(笑)、りっぱな広い屋敷住まいの ご本人の私生活自体は全般、そこらの庶民以上に、いたって質素そのものなの。案外、そんなものなんだね。
どうやら、昨日今日に出来あがった成りあがりとか大概、趣味悪かったりするし(「成り金趣味」というコトバあるもんなw)、
エセとかプチとかナンチャッテとか、しょせん中途半端な者ほど、見せかけだけでもと、ハデはでブランドなんかで固めるのを好むものなのかね。
でも、
どうやってもダイヤモンドがガラス玉にしか見てもらえない悲哀w
あ、また思い出してしまったw
例の「カルト連」のイジメ要員さんだか、それとも、飛び入りゲスト参加だったのかまでは、わたしゃ、さだかには知らないけども、
これは、たしかに、「OKウェイヴ・おしえてgoo」でのサイコろさんの発言だと聞かされた、
腕輪とかに「3万円」ほども出せば「文化人のうち」でしょう、
と認定したっつう、ぶっとんだ おコトバ。(爆)
・・・( ゚д゚) ハア?
このサイコろうさん、
ブラげろんぬ爺さんらの言うことにゃ、●谷大の助教なんだとw
をいをい、
フラ語か仏文かボードレールか何か知らんけど、学生たちは無事か?(汗)と思うわけww
真偽は さて置き(何か文句があれば、元凶ブラげろんぬのほうに どーぞw)、
…田舎の、どんだけの旧家の出か知らんが、どういう育ち方したかということだけは、このブッとび発言一つからでも、よーく窺えますw