2021.01.20 (Wed)
その男は、
「どんな手を使っても、勝者になれ。敗者になるな」
という言いつけを守り通すことが できず、
きょう、まさに「敗者」として去る。
この男が、どこまでも忠実足ろうとした対象は、国民では なかった。
自分の父親、ただ一人だった。
私はさあ、
自分個人の事情も大きいせいか、いわゆる「ファザコン」タイプが嫌いでw
男が「ファザコン(または、アベシみたいな爺コンもw)」だと、トランプさんみたいな、軽薄な「マッチョ」志向になるし、
男の人だって、大多数は「マザコン」タイプだろうけど、マザコンは、何だかんだ言っても、女性が好きで、叶うことなら、自分自身が女になりたいくらいなんだろうと思うw
大概の場合、男性にとっても、人生の始まりは、母親による「支配」から始まるわけだけど、
女が好き過ぎて、女性に対する性犯罪に走るときは、おそらく、「自分が女だったら」という願望を、底に秘めていると思われる。
男の「ファザコン」も、ま、どっちに転ぼうと、少なくとも表面的にだけでも、女を支配したがるのだが、同時に心底では、自分の母親から受けたように、支配してくれる女を求めているw
女の「ファザコン」の場合は、これは もう、典型的な「パターナリズム」どっぷりこが多く、
あるいは、自身が、ヘタな男性化へと走りがちになって、
それは、すなわち権勢、権力、支配志向。
そういうふうに、私は見受けている。
ちなみに、
うちの母親や姉ら(腹違い・父親違い両方)も、「ファザコン」でしたわ。
原因は多分に、幼少期のうちに何らかの事情で、実母と離れて生育したといった環境からも来ている。
え、私自身はですね、どっちかと言うと「マザコン」ですよ、ええ。
しかし、これは、父親がダメ父だったので、母親に付いて従うしか、道は なかったということの影響が大。しかも、「ファザコン」だった母親のほうも、私に対して過干渉、支配欲強烈だったし。
もっとも、幼い頃から、酒乱と家庭内暴力の父親に困らされていたことと、他人の男性から、性的対象として関心を持たれやすいことが多々あったので、そこらあたりから来ている嫌悪感は、いまでも根強いと自覚している。
おかげで、男性よりも女性のほうを、6対4か7対3くらいの割合で、同性のほうを好きになりやすい傾向が ある。ま、いわゆる「バイ」と言うのか。
仮に、10人のうち、私が積極的に好きになれる男性が何人いるか?とすると、おそらく、せいぜいが3人止まり。
まあ、圧倒的に女性のほうが受け入れやすいと言わざるを得ない。
もちろん、これは、全くの同性愛の人でも、同性だったら誰でもイイわけじゃないのと同じことで、最終的には、やはり、相手による。
当然だが、「イコール恋愛感情」には ならない。やっぱり、ほとんどは、恋愛感情よりも、友情のほうが先行して多い。
たしかに、私個人は、性別とかには、あまり拘らない。
ただ、男性に対しての警戒心は、つよいほうだったけど、「性的商品」にされがちな若い頃はね。
なので、いまどきの女の子が、「出会い系」なんかでホイホイ売春に走るとか、嫌悪や抵抗感が薄すぎるように見えるから、理解し難いなあとは思う。
まあ、もともと、男性に対して、全く何らも構えることが ない女性というのは、昔から いるもんだけど。
また、
仮に、どんなに好きな男性でも、結婚するとかなったら、数ヵ月ほど悩むだろうなと思うけど(笑)女性と結婚なり同居するのなら、そこまで悩まんと思うw
ま、女性どうしの場合は概ね、生活上のコマゴマした習慣や感情面で、共通性が高いということが挙げられるので、総じて、違和感は少ないからだろうと思う。
男性でも、たとえば、うちの親父は、男にしては、けっこう神経質で、整理整頓や、自分の肌の手入れなどには拘るほうだったがw
真逆に、家のなかがゴチャゴチャでも平気だった母親は、辛うじてだが、衛生観念の面だけは、多少、親父を上回っていたので、私から見れば、まだしも母親のほうがマシ、親父は汚い、という感覚が拭えなかった。
もっとも、親父にしてみれば、「俺の どこが不衛生だと言うんだ!!」と怒って叫ぶだろうけどw
さて、アメリカの新大統領就任の日となりました。
まがりなりにも同盟国の一員として、粛々と運ぶことを願っているけれど、
旧年は、うちのブログでも、『爺さんvs.爺さん』といったエントリーをアップしたが、
まあバイデンさんも、あの高齢で、よく、この状況・情況のアメリカ大統領を買って出る気になれるもんだなと感心する。
対するトランプさんも、大手「SNS」系サイトから軒並み追放されたカタチになってる おかげで、明らかに、タチの悪いデマや扇動を行えなくなっていることのメリットが見えてるそうだが、
この4年後、『共和党』が、またぞろトランプさんを担ぐとは、さすがに思えないけど、ただ、トランプさんのみでなく、娘や息子、婿らへの警戒も保ち続けたほうが よいだろう。
当のトランプさん自身で、本当に、この次の大統領選に再び出馬し、返り咲きを図っているのなら、今後は やはり、少なくとも表立った悪事は慎むしか ないわな。
次の出馬を真剣に諦め切れないのなら、尚のことで、今回、トランプさんからも、また、『共和党』からも離れた有権者を取り戻すのは勿論だが、暴動を起こした連中――最も熱心なトランプ支持者らをも、引きつけ続けておきたいだろう。
そのためには、相変わらずのデマと扇動を止めたくない、が、しかし、
それを、少なくとも「オモテ」で続けるリスクも甚大。ジレンマだね。
まあ、あと4年後に、トランプさんが、いまのような体力を維持できているかは心もとないし、オツムのほうは、もっと心配だわなw
私は、過去エントリーでも何度か指摘してきたが、
トランプさんは、結局、なにが やりたかったんだろうか?と考えたとき、特に米軍基地についての主張のことも あり、どうも、『ロシア』にとって、つごうの良いほうへ動いていたんじゃないのかという ふしが窺えるし、
トランプさんが、『ロシア』側すなわちプーチンさんに弱みを掴まれている、といった話も出てきていた「ロシア疑惑」というのは、やっぱり事実だったんじゃないのかなと、いまでも思っているんだけど。
これの潔白を晴らそうともせず、みずから積極的に握り潰そうとしたのだから、永劫に疑われ続けても自業自得。その点は、アベシも同様だ。
彼は、率先して、今回の大統領選「不正」を叫び続けたけれど、これも、以前のエントリーで指摘したように、不正を やるのは、イメージのみならず、人物のなかみとしても、トランプさん自身である可能性のほうが高いwこれは、支持者でない殆どの人が頷くだろうと思うww
要するに、今回は、やっぱり、不正してさえ敗けたのでは ないか?
【続く】