2021.01.14 (Thu)
先日のエントリーで、
『連邦議会議事堂』襲撃を計画する遣り取りが、ネット上で交わされていることを、すでに捜査当局は掴んでいたらしいのに、なぜ、把握した以上は、すみやかに手を打たなかったのか?わざとだったのか??と、私は疑問を述べたのだが、
きょう、とあるコメント投稿者の示唆で、ああー、と思った。
私には、そこまで思い至れなかったんだけど、
よく考えたら、特に、治安に関わるそういった報告が、誰よりも大統領に上げられていないはずは ないよね。
ということは、、、
見逃していたのは、やっぱり、わざとかね?
それも、大統領であるトランプさん自身が、だ。
そうだとすると、
「まったく問題ない」と強気一辺倒なトランプさんの、支持者に向けての「扇動」は、どういう意味を帯びてくるか。
これは、より忌々しい話になってくるよ。。。
トランプさんが、捜査当局から、報告を受けていたかどうか、
当然のことと思うが、
受けていたのなら、どういう指示を出したのかが気になるな。
それと、
今回の議事堂襲撃で、とっ捕まった男の父親が、ニューヨーク州の裁判所の判事である、というニュースについてだが、この父親というのは、『民主党』支持者のユダヤ系であるらしい。
これも、あるコメント投稿者が、「『民主党』の党員が、実はスパイとして侵入していたトランプ支持者だったとしたら」ということを言ってたけど、
なるほど、トランプさんって、自身が、そもそもは『民主党』支持者だったそうだよね。
で、
襲撃計画についての遣り取りを、敢えてか何なのか、当局は見逃していたようだが、結果、悲劇と引き換えのように、全員お縄にできたのなら、ある意味で、「見逃し」ておいた甲斐が あったと言っていいのだろうか?
ややこしい話だな。
それから、
「トランプ信者」は、かの『オウム真理教』を連想させるというので、
『オウム』に加入して、要職となっていた連中には、もともと、「旧帝大」卒などの高学歴で、その有能さに ふさわしいだけの職業に就いていたりで、かなりの「エリート」出身者が少なくなかったことから、
「初めの切っ掛けは見当違いの『正義感』から生じたのかも」と推察しているコメント投稿者が いたが、それも言えるのかもしれないけれど、
根本は、彼ら自身のウヌボレから来ているのです。
と言うのは、
あの連中自身が述懐していたように、
それぞれが、何らかの「挫折」に直面したことがあり(それだけ、基本的に苦労知らずなんだろう)、それが、『オウム』に入信した動機だと、特に、林郁夫だったかと思うが、エリート医師としての仕事のうえで、深く悩む事が あった、そのことで、たしか、同じく医者だったらしいヨメさんのほうが先に入れ込んでいたらしいが、ついには自分自身も引きずられていくことになった。
なまじ、有能であり、エリートである自分、のはず、という自意識ゆえ。
自分には、問題や課題を、難しくても、どうにか解決できるだけの能力、力量が備わっているはずなんだ、
それなのに、と、
それが悩みのタネになる。
結局、ウヌボレなんだよ。
まあ、松本智津夫のごとき劣等感のカタマリであることとは、出発点に おいては異なっていたのだろうけど。
ところで、
日本でも、特に『自民党』だが、
犯罪を行なった、犯罪者であることがバレた者であるにもかかわらず、相変わらず、議員を続けていて、それに伴う高報酬も垂れ流され続けているという問題が従来からあるわけだが、
アメリカの『元大統領』についての法律によれば、
トランプさんの場合、まさに「未知の領域」と言うべき難しい判断を迫られる事態に陥ることが予想されているらしいのだけれど、それでも、「弾劾」とか されようが されまいが、どっちに転んでも、だいたいのところ、「元大統領」としての特権の数々は保証される公算が高いそうだ。
ま、どの観点から見ても、まさに「史上初」、「未知の領域」であると言える。そして、「前代未聞」級の恥。
トランプさんとは因縁の間柄である『ロシア』のプーチンさんも、憲法を弄って、トランプさんの、自分に対する「恩赦」などと似たようなことを やったらしいね。
間違いなく、幾つもの罪を犯してきたことを分かっているからにほかならない。
トランプさんとプーチンさんとでは、頭脳や政治家としての信念などに、大きく異なるものが あるんだろうとは思うが、それでも、犯罪は犯罪だ。
アベシなんどは、基本的に、トランプさんのほうに近いのだろうがw
オツムは、トランプさんよりも、もっと落ちるけど(嗤)
『自己愛性人格障害』の特徴である、人に取り入り、それが果たされたら、次には徹底的に人を操りたがる、そのために、「裏切者」というコトバを多用し恫喝し、プレッシャーを かけて、自分の つごうに合わせた行動を要求する。
低知性、無教養の、
と言うのは、
本人は、知識や教養を得るべく努力してきたつもりだったとしても、根本がバカだから、
いつまで経っても、ものごとの道理が理解できず、履き違えたままで止まり、どうしても、身につかないんだ。
ほんとうの教養や哲学は、自己の利害を離れたところに行きつかなければ ならないから。
根が軽薄、ゆえに俗物・俗悪、無責任なまま、ひたすら自己保身や自己利益の計算だけは天才的で、おさおさ怠りない、
こういう『ベルゼブブー』が、往々にして、人の世の権力を手にしがち。
なぜなら、
「意志あるところに」と言い放った、どこかのカン違い首相らと同様、
ひたすら自己保身や自己利益の計算を怠らないからこそだ。
心理学でも、『人格障害』者や、いわゆる『サイコパス』は、意外なほど、権力的地位に就いている者が多いという。そりゃそうだろう。
それ以上に、困惑と疑問を持ってしまうのは、
なぜか、こういう者が、ろくに処罰もされずに、のさばってしまうという、
この世の理不尽さの代表的な面では あるが、
まあ、トランプさんについては、ひとえに、こういう者に、国家最高の権力を与えてしまったアメリカの有権者の自業自得としか言えまい。
今後、この影響が長引かないで済むことを願うしかない。
だが、
日本の「前首相」などもそうだが、
周囲を振り回して巻き込むタイプの者には、常に、犠牲者と死者の影が つきまとう。
結局、誰も本当には幸せになれない。
夫婦は似た者どうし、しょせんは「類友」と、私は常々、指摘してきた。
アベシも、自身の半径何メートルか何センチか知らないが、その範囲内のことしか、気にしないというのは、早くから指摘されていたようだが、
こうした傾向は、今回、トランプ夫人のメラニアさんにも見受けられた。
(男性に よくある傾向のようだが、最初の妻の面影に似た、東欧圏の女性を気に入るというのは、メラニアさんを3番目(だっけ?)の妻にしたトランプさんにも窺える)
もちろん、トランプさんの娘たちも、暴徒を「愛国者」と呼び、兄弟の誕生日を祝うというノーテンキぶりで、
いずれも、その感性や見識、自覚の程度が あらわになった。
トランプさんは、やっぱり、自分が発した言動のせいで、
少なくとも、それを切っ掛けに、何人もの死者が出てしまったことを、気にかけているようすに乏しい。
『自民党』・アベシらと同様で、
国民のことは、どうでもいいというのが本音なんだろうな。