2020.05.16 (Sat)
今回の「黒川案件」。
とにかく、いったん、白紙に戻せ。
現に生きている法律を無視し、
基準も何も定まってやしないものを「適用」したというムチャクチャな話。
それを、
どれだけの実効性が あるものと考えてやら、またぞろ「閣議決定」。
しかも、「口頭で決裁」したと。
そんなものは、法治国家の手続きでは断じて、あり得ない。
森まさ子さん。
そうじゃないですかね。
少しは しっかりしてちょうだいよ。
このように、
どだい、手続きからしてデタラメなんだから、最初から やりなおし!
そうすると、今まさに一般国民の健康と生活が危険に晒されている現下の状況で、優先事項となり得ないのは明白であるのだから、改憲と同じく、そんなことは、あと回しで良い!!
たかが「給食マスク」2枚ごときで、こうもモタモタ、スッタモンダ。
何を血迷ってか。
「ナチスに学べ」とブチあげるだけあってか、まるで狂人の集団だ。
狂人の集団が、日本を牛耳っている。
安倍さんよ。
なぜ、黒川さんに、そこまで執着しているのかね?
黒川さんには、本来の順序に従い、素直に退官してもらうべき。
話は それからだ。
何度も指摘されているようだが、野党側も、単なる「定年延長」に反対しているのでは ないし、
私も含めた国民一般の大多数も同じく、そこには、とくに疑問は持っていないだろう。
要するに、
くだんの黒川氏を特別扱いしなければならない理由がハッキリしないし、しかも、
安倍政権との癒着が疑われる経緯が あるゆえに、深く危惧しているのだ。
なぜなら、
いったん、今回のようなことを罷り通らせてしまうと、
安倍政権退陣以後も続く危険性までをも延々と背負い込むことになりかねないからだ。
それでなくとも、
従来から、公選法違反を筆頭に、自民党の罪は数多い。
現代の法治国家たるものとして当然のこと、
ましてや、一般の国民・市民の個々以上に、責任の重さと社会的影響は はかり知れないのだから、
検察であろうが政権であろうが、罪を犯した場合は、事の次第を白日のもとにし、厳罰に服さなければ ならない。
その基本が遵守されなければ、
検察であれ政府であれ、国民は、信を置くことが できないのだ。
その「民主主義」「民意」というものも また、常に正しいわけでは なく、往々にして間違う。
そして、検察も、政権も、どちらも、「暴走」する危険性は常に孕んでいるのだ。
裁判所でさえ、過去の判例を鑑みれば明らかに、政権・行政側の意向を根底として従っている。
だから、お互いに監視し合い、牽制し合い、細心の注意を払って、微妙な絶妙なバランスを図らなければ ならないのである。
しかしながら、
現在は、政権のほうが、公選法違反、背任罪、公文書改竄、等々、すでに、大きな間違いやルール違反を重ねてきて、
それを、ただ誤魔化し続けて延命を図り、
国民生活において今最も肝心なことはチンタラだらだらしているくせに、安倍政権一個にとっての喫緊と見做したゆえにか、じつに身勝手な暴走を続けていることはハッキリしている。
さて、「法の番人」、いや、そうでなく、などと喧しいことだが、
すでに指摘しておいたように、
裁判官は、検察の起訴なしには、どうすることもできない。
検察官は、起訴を行う時点で、最初期の「ジャッジ」を下している。
だから、検察官も やはり、「法の番人」としての役割の一端を担っているには違いないわけ。
では、
行政のなかに置かれているはずの検察が、仮にも「民意」によって選出されたる政権、たとえ政権でなくても、やはり民意が選出した野党、また議員たちを調べあげ、場合によっては糾弾し、刑罰を追わせるべく要請する。
その最終目的と責務は、これに尽きるからだ。すなわち、
主権者たる国民全般にとっての真の利益を希求し、
これを守ること。
それ以外には ない。
検察も、もちろん、政府もだ。
その基本に立ちかえる能なき者、国民に害なす者は去れ!
しっかりしろ!!日本。