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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2015.01.22 (Thu)

あ、そうそう、その前に、サザン桑田さんの「紫綬褒章」の件だけど。

私が桑田さんだったら、その紫綬褒章、頭の てっぺんに高々と乗っけるか、おでこに貼り付けて、ステージに登場したと思うw

 

そもそも、そんなものを受け取ろうという気が起きなかったかとは思うけど、

「いっぺん やってみたかったのw」というつもりで受け取っておいたかもwww

 

勲章やら特権階層やらへの批判や揶揄について

 

ところで、

先ごろのフランシスコ法王の発言について、イギリスのキャメロン首相が反論したという、その発言に対しても、もう一度、私は付け加えておく。

 

ことに心理学においては、養育者である者が、子どもに向かって、幼い頃から、しょっちゅう揶揄したり、その感情を積極的に害し、侮辱発言を続けたとしたら、その場合の絶大なる効果のほどは、すでに よく知られていることだろう。

 

養育者たる者、子どもには、身をもって手本を示さねばならないはず。

いかなる場合においても自由に自由に表現し尽くさせることが望ましいのであれば、
それこそ、殊には、ある種の障碍者にとっては、つごうよく、悦ばしいことだろう。

 

けれども、いずれは、可能なかぎりの躾は施されなければならない。

人間社会で生きていくうえで否応なく必要になるからだ。それが現実。

これについて、いくら盛んに異論を唱えようとも、自分自身の生活において、敢えて妥協なく実践できている人は、ごく少数だろう。

 

 

他者の生命を傷つけ、損なうこと必定のテロ行為は、これこそ絶対に、賛成できることではない。
テロ行為の実践と、風刺的表現行為とを同列に考えることは できないというのは尤もなことである。

 

ただ、単に表現、コトバといえども、これにも、暴力性やテロ性はある。

直接的ではなくても、人を殺すこともでき得る。

今回の「シャルリーエブド」事件を鑑みれば分かるように、「風刺」あるいは「表現の自由」が、結果的に、人命を損ねたことは事実だ。

 

いま、日本人が二人、「イスラム国」に捕えられたとして、莫大な身代金を要求されているという。

これについて、総理の安倍氏が、外遊先での その発言に、わきの甘さや行き過ぎがあったのではないかと、問題視され始めているようだ。

 

日本人拘束 安倍首相のバラマキ中東歴訪が招いた最悪事態
日刊ゲンダイ2015122()926分配信

http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/gendai-20150122-236768/1.htm

 

だけどさ、首相が外遊先で発言する内容って、事前に、外務省あたりが、緻密に検討しておくもんだと思ってた。。。

私、新年早々から、安倍さんが、今度は、中東方面各国を まわる予定と聞いたとき、なんか腑に落ちないというか、唐突な感じが したもんだけど、

まあ、ここでは、それは置いとくが、

とにかく、人質になってるという人たちの、いま現在の安否確認が真っ先に必要だよなあ。

それが不明である以上は、身代金の払いようもなかろうに。

先方は、どういうつもりでいて、連絡は とれているのかどうなのか。

 

では、日本国民の一人として告げ返す。

 

話を戻して、

宗教でも何でも、学術的などの意味における真摯な批判であれば ともかく、

悪気までは なかったのだけど、つい無神経なことをとか、
ただの見識不足ゆえ迂闊に、とか背景事情を知らなかったせいで、とかいうことは、われわれの日常生活でも多々あり得るけれど、

今回の「イスラム教」開祖の姿を描いた且つ風刺だか捻じ曲げて決めつけたのだか、こちらには、あまり、事情が よく分からないが、

それを やったらば、間違いなく、先方を激怒させ、ヘタすると最終手段に訴えることも辞さないであろうということは、ある程度にせよ、せんから ご承知のうえだったには違いない。

そのうえで、敢えて やってたわけだそうだ。

 

 

ただの一般個人に過ぎない私なら、もしも、目の前のイスラム教徒に、

「それ、われわれイスラムの教えにとってタブーであるから、やめてくれ」と言われたとしたら、

「ここはイスラム教の国でもないし、わたしゃ異教徒であって、ムスリムではございませんので」

と、ぴしゃっと言ってしまうかもしれないw

でも、

もし、異教徒を見つけたら殺してしまえという教義なのであれば、そりゃあ、とりあえず身を守ることも余儀なくされるわな。

ましてや、自分以外の者にも、危害が及ぶかもしれないとなると。

 

しかし、実際のところ、相手が心底から嫌悪しているというのであれば、渋々でも譲歩してしまうのだろう。それが、私個人の「弱さ」と言えば弱さなのだろうけれど。

やはり、ここでも優先順位はある。

 

いずれにせよ、個人でも国際間でも国家的レベルでも、優先順位は考慮せざるを得ない。

 

また、
必ずしも、相手方の「文化を尊重」しておきさえすればいいとも思わない。

 

(続く)

 

 

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