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Updated
2015.03.03 (Tue)
2015.03.03 (Tue)
特別コラムなんだから、これくらいにビシビシ書けなくっちゃね。
『補正予算は「平成の臨時軍事費特別会計」だ 防衛費は、補正を含めると5兆円の大台を突破』
2015年01月26日
http://toyokeizai.net/articles/-/58914
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多くのメディアは、2015年度の政府予算膨張を抑えたと評価している。つまり上手く政府の情報操作に沿った報道をしている。たとえば産経新聞のこの報道などが典型といえる。これは露骨な印象操作のように感じられる。
かつて防衛省は東日本大震災の補正予算でC-2輸送機約400億円に代表されるような、通常の防衛費で調達すべき装備などを要求してきたが、今回も同じ構図だ。
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今回の防衛予算が膨張した原因は導入の正当性も、費用対効果も怪しい対空型無人機グローバルホーク、水陸両用装甲車AAV7、ティルトローター機「オスプレイ」などの高価な米国製兵器の導入が理由だ。これらは本年度予算で調査予算が要求されていたが、その執行も終わらないうちに概算要求で予算が要求されている。
しかも概算要求では調達数は未定で要求が行われる異例の事態であり、グローバルホークにいたっては具体的な未だに運用部隊すら決まっていないというデタラメぶりだ。まるで米国の兵器産業に急いで貢がないといけない理由があるかのような慌てた調達ぶりだ。
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繰り返すが、震災復興加速と称して補正予算を装備調達に充て、防衛費と来年度予算の伸びを抑制したかのようにみせることは、納税者に対する背信行為といわざるをえない。
(文字強調は、当ブログ主による)
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