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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2020.11.21 (Sat)

【続】最近の所感の幾つかの続き。

 

最後に、

「スケープゴート」的バッシングや『学術会議』の記事に関係してくるうちの お一人だが、古賀茂明氏。

最近また、『ツイッター』にて、再び、

元経産官僚古賀茂明氏 官僚はなぜ忖度するのか…「辞められないから」11/20() 18:14配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/f96596c267525e2d33613baf11fdf7557431bda8

ということを述べられたということなのだが、

なんですか、
かつての古巣の同僚たちへ向けての『辞職のススメ』ですの?w

「みんなぁ!はやく辞めろ~よお~」って?()

 

そう言えば、
古賀氏は、かつて、あの、
「すぐ辞められるようにしろ~」
と主張している竹中氏と同じく、『維新』の関係者だったっけ?(苦笑)

民間からの登用を大いに奨励されるのも、『維新』と関わってた頃から、ずっとかな?そのへん、私は よく知らないけど。

 

まあ、さすがに?「民間」というものを、つぶさには知っておられないのかなあ?という感じもするね。

古賀さんは、「民間人」を買い被り過ぎかもしれないね?(苦笑)

 

さて置き、

やっぱり、ごく限られた字数のせいもあるのか、かなり、ツッコミどころが目につく。

以前に、氏の同じ主張を読ませてもらって、

それに対するエントリーをアップしていたので、ここでは、長々と述べないでおく。

 

ただ、

「辞められない」のは何故なのか?

辞めたらいいじゃない??w

 

もちろん、民間でも、「辞められない」人なんて、ゴマンといますわな。

第一には、生活を維持するため。
あるいは、「ここ辞めたら、あとが ない」と思っている人とか。

なんとか なるだろう、なんとか できるわい、と思えてさえいれば、無理に しがみつきは しない。

 

ただし、
辞めるのなら、ふつうは、なるべく若いうちのほうが有利でしょ、通常はね。

年齢が高くなるほどに、身動きできなくなるのよね。

 

キャリアならびに肩書などが、ある程度以上ということは、相応の年齢であることが殆どだろうし、

日本の民間企業ってね、意外と、立派な経歴とか資格の持ち主よりも、だんぜん「何色にも染まってない若い花嫁」みたいな新入りを好むんですよw

 

そうでない場合は、肩書きも そこそこ高い、相応に年齢も かなり高い。

となると、どういう考えで採用するのか。
よほど、何らかのメリットを見込んでいるんじゃないかな。

やはり、私が危惧を述べたように、
いわゆる「天下り」みたいな「利益誘導」を期待するかも。

 

まず、「民間企業から来てもらう」ってことだけど、

役所でも、「課長級」以上からの役職に就いてもらうとなると、
古巣の、多分、大手企業でもエリート クラス、非常に優秀な人だわね。そういう人だと、すでに、ある程度の肩書を持っているだろうし、現在以上のクラスに昇っていけるという野心とか野望旺盛なタイプの人に来てもらうんだろうか。

そうすると、過去エントリーでも危惧を述べたけれど、やっぱり、古巣や、または、退いた後の新しい職場への利益誘導を図らないという保証は ないよね。

そういう欲得計算抜きの理念とか使命感を持っている人なら結構なことだけれど。

 

しかしながら、民間企業で働いてきた経験のある者なら、多かれ少なかれ知っていることだけど、民間は、飽くまでも利益追求、儲け第一ですよ?表面は立派なこと言ってても、最終的には、それが本音。

役所ってところは逆に、むしろ、そういうことから超越してないと いけないくらいでしょ?

たとえば、『ふるさと納税』で、税法の根幹が歪むといった懸念を訴えたら、当時、官房長官のスガはんに左遷された、っていう平嶋氏のケースが、そうだったじゃないの?

 

官僚職なんて、結局のところ「内閣」の性質しだいじゃない?

 

「優秀さ」の指標の一つは、たしかに、「忖度」と言うか、要は「上の人」の顔色や意向を察して、まずは、言われる前に、期待されていることをサッサと実行していく能力、これは、民間でも同じなんですよ。

 

だから、「優等生気質」と、私は呼んでいるし、

こういう長所も、ひっくり返せば、たちまち短所になってしまい得る。

なぜなら、
期待に沿うことが第一優先になってしまうと、それだけで終わっちゃうことも ままあるから。

期待に沿うこと自体は、期待に沿うことでしかないからね。

 

 

『デジタル庁』とか、そういった先端的分野の専門筋の知識や現場・現状のことを知っている人材が必要なのは、お役所の世界や、一般人にすら追いつけないままカチカチに固まったみたいな議員センセイには、到底望めない知識や技術が求められるのだから、当然のことだとは思うが、

存分に優秀さを発揮してきた民間エリートが、現状のままの役所内で、どれだけ順応できるか、そうでは なく、旧弊を突破できるのか。

 

もとは技術畑の人でも、わりと長いこと現場から離れていたら、日進月歩の分野では、もはや通用しないくらいになってしまっていたなんて話、けっこう聞くけどね。

 

 

お役所を離れたら、どうにもツブシが利かないんだ?官僚さんって、と、あらためて呆れました。

だったら、『東大』卒だろうが何だろうが、ほんとうの意味では「優秀」じゃないのかもってことになるね。

そりゃ、この国の政治や行政のレベルも改善されないし、向上しにくいわ。

なまじ、分かりやすい成果や結果をホイホイ出すのが得意な「優等生」気質なら尚更でしょう。

 

あとね、

「辞められない」人間の心理については、「耐え難きを耐え~」みたいな、へんなガマンを重ねてきていると、いつしか執着しますよ、そりゃあ。

いったい何のためだったんだ?と自問自答するのは辛いから、辞められなくなる。

 

 

結論としては、やはり、辞めなくて済むようにすべきなんだ。

このエントリーの末尾に指摘したように。

青空のように

~霞が関の文化では内部告発は裏切り、反逆なんです。告発したら最後、出世なんてありえない(古賀氏)

~えっ!?それは大問題ですがな喫緊の改革が必要ですよね。~

 

これ、最優先事項でしょう。

大いに間違っていることを分かっていて従うのが当然、なんてバカなことを やっていたら、民間企業でも、いつかは破綻するわ。

 

要は、「忖度」するにも、どっち向いてるのか?ってことだ。

 

「政治屋」に従うのが官僚の務め、
なんてバカげた主張には、私は大反対。

政治屋には、従うべきでないよ!!

従わなければ ならないのは、ただ「民意」というよりも、国民全体の利益だ。

それは、「ふわ~っとした空気を読む」ことでは ない。

ときとして、闘いだ。「民意」相手にさえもだ。

そうじゃないのですか?古賀さん。

 

第一には、さして「優秀でもない」官僚が、法に悖ることも辞さず、国民の利益を無視して、改竄や廃棄を やらかす、そこまで追い詰める「政治屋」で構成されてる「内閣」「官邸」自体が、真っ先に問われるべき深刻なる存在のはずでしょ。

違いますかね?古賀さん。

民間の人を、つまるところは誰が、どういう基準で選ぶのですか?

 

 

 

あ、これは付け足しで。

相も変わらず「ヤフゴミ捨て場」の「ヤフゴミ」が、今度は、このように申しておりましたよん。

「多様性を認める社会は間違っとる!」とか何とかいう()

 

自分は「多様性」と無関係な存在だとでも言うのか?()

んなアホな(()

 

いったい、どこの誰と比べて、「多様性とは無関係に存在する自分」だと思ってるのやら(_)ばーか(嗤)

 

 

おしまい!

 

 

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