2020.11.21 (Sat)
『最近の所感の幾つか』の続き。
ま、ともあれ、
鳩山さんは、要するに、いわゆる「スケープゴート」にされてしまってるんでしょう。
こうなってしまうと、いくら反論しようと、どんなに理を唱えようと、もう どうしようもないのよね。ドツボw
一般の国民レベルだけじゃなく、そもそも、大手のマスメディアからして、さんざん煽ってきたみたいだし。
『スタンフォード大学』だっけ?アメリカに留学していたのだから、英語に慣れておられるであろう鳩山氏ご自身も指摘しているように、
今回、『NHK』を始め、大手のメディアが、オバマ氏の著作の文を利用して「誤訳」の かたちでバッシングしたとも見えなくは ない。
これで悦ぶのは、第一に『自民党』とかアベシ界隈よね(嗤)
ところで、
日本語の特徴として、論理的になりにくい性質とかいう説も聞いたことは あるが、こないだのエントリーで少し触れたように、「助詞」一つで、意味合いが変化してしまうというのが、日本語の難しいところかもしれない。
私が、まあ「普通の日本人」としての日本語話者だからなんだろうか、
論理的に述べようと思えば、それは決して不可能なわけでは ないと思うけど、
ただ、「てにをは」の使いようがヘンな文章を読むと、さしづめ、「音痴の人の歌」を聞いてるような、キモチの悪い苦痛を感じるのよw
で、そういう文章は大概、やっぱり、論理的とは到底、言いがたいデキのものだ。
「ポエム」としてなら許されるのかもしれんけど、あたま痛くなるから、私は避けるわ(苦笑)
で、
日本語以外は、ほぼ全くと言っていいほど、およそ外国語全般に疎い、学校で何年も費やして学んだはずの英語さえも、いまだに難しさを痛感することの一つには、同じ単語のなかで、いろんな意味が あったりするだけじゃなく、全く正反対の意味を両方とも持っていたりするのが、たまに翻訳を試みてみようとするたびに難儀するところなのよねー。
特に「スラング」的な面では、本来、すごく悪い意味のコトバを、真逆に、思いっきり褒めてる意味で用いていたりとか。
パッと見てフムフム、って感じで理解できる頻度が比較的に高いのは、
さすが、わが国へも漢字文化を齎した中国語だ(笑)
ただし、日本でも使われるような漢字の文章の場合ね。
あちら特有の略字体だと、ほとんど分からないけど。
語順とかは関係なしに、一見してスンナリ理解できたときは、やっぱり、もとは「絵」が発展したのが漢字だからなのかなとも思える。
さて、
オバマ氏の側を考えると、彼は、特定の相手を、あからさまなキツイ調子で非難することは、基本的には しない、積極的には好まないタイプの人だと思うし、
今回の、日本の大手メディアらの「誤訳」は、オバマ氏に対しても、大変失礼なことだったと思う。
ただ、
「スケープゴート」的位置に置かれてしまっているのは、鳩山氏個人のみでは なく、(旧)『民主党』自体も同様だと見受ける。
インターネット特有の影響も大きいと思うよ。
鳩山さんの他にも、
特定の人たちには、何かというと、すかさずバッシングするためにドッと湧いて出てくる連中が いるもんねw
その一人に、もと官僚だった古賀茂明氏も含まれてるわけw
観察してたら分かるwどういう人たちが、特にネット上での猛バッシングの対象になっているかは。
たぶん、「リスト」が存在していて、その「リスト」を もとに、バッシングしろという指令みたいなものを発している組織が あるんだろうよ(嗤)
私も、かつて、似たような情況に置かれたことが あったけど、そう、例の「カルト連」ね。
あの連中は、私をバッシングするたびに、
「仕事の邪魔するな!!」
と必ずのように言うのよ。
当時は、
「ハア?仕事、って、なにがぁ??」
としか思えなかったんだけど(苦笑)
あとね、
「知性が ない!」
とも罵られたよw
それと、
「統合失調症の病識が ない!!」
とかねww
医者でもないくせにどころか(憧れては いるようだったけどなw)、
自分自身が精神科の患者だとポロッと白状してたろうが!(嗤)
このように、頭の おかしい者でも、堂々と、世界じゅうに発信できてしまう、それが、インターネット最大にして最悪の問題。
しかも、
ほんものの異常者や、あるいは、知能に問題を抱えている者、
その者たちのなかには、
「平気で嘘をつく」し、そして、
それに反応したり、そのせいで振り回されてしまう人を見て、
単純にオモシロがる類の者たちも いる。
私は、キレイごとは言わないよ。
トランプさんについて、私なりに分析してみたエントリーでも指摘したように、
「猛烈に勢いが強く、エネルギッシュな人は、一種の異常性格である」
ことと同様、それも現実なんだ。
で、どうするのか?ってこと。
先のエントリーでも言ったように、だから、
(特に政治などの、国民・民衆の生活を左右する)
権力を持たせてはダメ、
ということ。そのためには、
大多数の人々が、騙されたり「洗脳」されたり、「信者」の如き状態に陥らないことだ。
では、どうすれば?
何度も言ってきた。
鍵は、「知性」です。
『民主主義』には必須。
それを左右するのは、教育如何なのだ。
アベスガ政権で、スレスレ危ないところに追い詰められた日本。
このたびの『学術会議』問題に関連して、宇都宮氏が、イタリアの学者系団体らしきところの抗議声明を紹介しておられたようだが、
やはり、『民主主義』の必須条件、「説明責任」のことを大いに危惧して指摘しているという。
要は、昔ながらの
「よらしむべし。知らしむべからず」
てな権力側の姿勢では、国民・大衆の知性レベルが上がるはずない、
ってアタリマエのことだ。
でも、
そういうのが つごういいのは、戦前・戦中に先祖返りしたくて たまらないアベスガ政権。
まあ、あと何年後になるのか分からんけど、後の世に、
「八紘一宇」だの「教育勅語」だのと、積もった埃を吹き払って、薄暗い蔵の奥から陽光の下へ運び出し、われわれ国民の眼前に、あつかましくも突き出そうとした、愚か極まる時代錯誤政権も あったよなあと、
冷笑とともに振り返ることとなるだろう。
【続く】