2018.06.14 (Thu)
『【続】新潟知事選挙で、あらためて思うこと』の続き。
「人並み」が、どんだけ有難いことか知ってる私、
普通程度の生活さえできれば、それほど不満を起こすこともなく、障碍を かかえたビンボボ人たる私は、正直なところ、カネ儲けについての関心は低いことを認めざるを得ない。
若い頃から、報酬の高低よりも気になる従事内容(←真っ先に、自分の障碍を勘案しなければ ならない)のほうを優先するし、
俗に言う「やりがい搾取」に利用され易いタイプでも あったと思う。
けれど、
私と違って、「人並み」に「平凡」に生きてこれた人たちだって、その多くは、まあ、そんなとこだと思う。
貧困家庭の子どもに おいて、勉学その他の前向きな活動に意欲が低いという顕著な傾向が指摘されているが、貧困に限らず、要は、全体に、荒れた家庭環境が、その傾向を招き易いということ。
家庭環境が、あまりにも酷くて厭なら、自分の からだ一つで、さっさと家を出て、独立できれば いいのだが。。。
日本の、特に、最近の若い人って、華々しい頭角を現す場合も、それは やっぱり一握りでしかない、そりゃアタリマエだけど、それ以外の平凡な多数派タイプは、従来の日本人以上に、ますますもって従順で おとなしくなってると見受けるよ?
カネ儲けに強烈な関心を持って夢中になれる人ってのは、基本的にエネルギッシュでは ある。
特に、目的意識がハッキリ保てているほど、頑張れるだろう。
それ以外の金持ちは、大概「親の禄」ってやつ。
世のなかの大金持ちは、おもてに出てないだけで、カネ儲けってのは、どこかしらで汚い狡い手口を使わないと、そこまで儲かるものじゃないだろう。
旧『民主党』が与党となったときも、私は当時、個人としての生活に忙殺されてて、あのときの政治状況を、よくは分かってなかったんだけど、
経済分野に関しても、(旧)『民主党』自身、けっこうなハッタリを唱えてたのでは なかったかね?w
それでも、私個人的には、いまの政権に入ってからと比べたら、まだしも『民主政権』の頃のほうが ずっとマシだったというか、比較的おだやかに生活できてた実感は あるの。
近年になって増加し続けた「底辺層」を含む庶民層が、安心して、一斉に、お金を使えるようにならないとね。やっぱり、厚みと勢いが違い過ぎるのだから。
限られた一部の金持ちが、限られた場での散財を どれだけ、
たとえば麻生さんみたいに、高級酒場で散財しまくるのに、政治資金や政活費を流用してるとかって、
そういうことを なんぼやっても、国民全体が良くは ならないどころか、
ますます格差が深くなっていくだけ。
で、「アベノミクス」だって、ハッタリでも何でも いいと、雲霞の如くに寄り集まって、しかも、それなりの えらいセンセイや学者、専門家・識者たちも、いかにも尤もらしいことを、口を揃えて言ってるで、となれば、ワッとばかりに飛び付き、
以前も喩えたように、「鼻先の人参を追うが如く」延々と走り続ける。
そして、走り続けた分だけ、おいそれと諦めは つかない。
ダメ男に貢ぎ癖のある女と同じだ。
もしや もしやと、まだか まだかと、哀しき期待に縋る。
それが、民衆の多くのサガなんです。
現実、そうでしょ。
世界じゅうが、なんだかヘンな様相を示し始めていて、このまま押し流されて行きかねないところを見るに、「愚衆」ぶりは、日本国民だけに限らないのだろうとも思うけど、倫理よりも何よりも、カネなんですわ。
そこらの一般人夫婦でも、カネにさえ不自由なければ、「愛?なにそれ」状態になっていても、わりきって、案外に別れないこと多いでしょw
「絆」は、「愛」で できてるんじゃなく、カネw
とにかく、利害意識で結ばってる。
まあ、もっとも、カネに不自由してて離れられない、つう場合も あるし、
やっぱり、愛情では なくて、もっぱら心理的な問題を抱えてるもんだけどね、こういう話は、またの機会に。
昔から、財界は勿論、自衛隊などの公組織、地方・田舎の頑なな支持者らといった「コア」だけで、
しかも、そこへ宗教絡みの各種勢力も加担するとなれば、もう、それだけで勝てるわなw
ディール、ディール、商売 商売のジミン党。
この政治状況を多少なりと変えることが可能で、
ひいては『自民党』を再び下野させるほどの力を持ち得るのは、「無党派」だけでしょう。
残念ながら、その殆どは自覚もなければ余裕もないみたいで、ほぼ死に体みたいな状態のまま久しいわけだが。。。
つまり、昔から自民党の お望みどおりで、「寝ててくれたら」という状態?w
シラケきった、レーム ダック国。
たしかに終わっとるようだわい。。。
誰や?しめしめと悦んでるのは
ま、「安倍三選は固い」とか言ってても、それは飽くまで身内のなかの声。
内外の重大局面で行き詰まってきてるアベシ、
正念場という以上の苦しいところへハマり込みつつあるのは確かだ。