2018.06.14 (Thu)
『新潟知事選挙で、あらためて思うこと』の続き。
さて、今回の新潟における知事選も、そうとうの「接戦」だったということだけが、かすかな光かと思うしかないのかもしれないが、
なんだか やっぱり、いささか脱力感は否めないね。
しかも、接戦ながら当選した花角さんとかいう人の経歴よw
「トランプ―ジョンウン会談」にしても、せめて、「終戦宣言」くらいは出せるかな?と思ってたんだが。。。
こういうことが何度も続くと、はなはだ、精神衛生に良くないからね。。。
学習能力が乏しいのか、野党も国民も。
どうもね、いろいろ見てくると、
「原発問題」にしても、あるいは、沖縄の「米軍基地問題」にしても、これらを声高に糾弾し続けている人々と、地元の多くの有権者たちの本音には、けっこうな乖離が あるんじゃないの?という気が してきた昨今では ある。
あの福島だって、あれだけのことが あったあとでも、昔ながらの自民党支持者がコアである地方(田舎)のご多分に漏れずというか、それほどには、安倍政権に対する反発の声も大きくは ないような印象だ。違うの?マスコミのせいかな?
やっぱりね、その原因は、すでに何度も言ってきたとおりで、経済、カネゆえかと思えるのよ。
まあ、「アメリカ ファースト」を唱えて当選したトランプさんが、いまだに、いろいろと物議を醸していることに窺えるように、「グローバル」だからか どうなのか、結局、
おらがとこさえ自分さえ良けりゃいいのだ、では、通らない時代に入ってるのが明らかになってきてるでしょ。
だから、「個人主義はケシカラン!!」と言いつつ、その同じ舌で、「だから全体主義で!!」(←自分さえ良ければ、というのを、いちおう「国家」レベルに拡大しただけやがなw)
と推してみせるヤカラのような、無知なのか何なのだか、キテレツなダブスタには、毎度あきれて、開いた口が塞がらない状態に陥ってしまうのだけれども、
簡潔に言うならば、
やはり、「上」から「シモジモ」まで、求めることは、ただ一つ。
カネ、経済、カネ、経済なんですよ。
うちのブログも、すでに何度くり返して言ってきたか。
むろん、政治家にあるまじき不正や不公正、倫理観の崩れを糾弾するのは、基本的に大事。
だから、私は、いわゆる「もり・かけ・スパ」追及を支持してる。
私利私欲のため、税金を横流しするような事は、あっては ならない事。
庶民への締めつけは着々と進めているくせに。
アベシは、自分の女房を国会に呼ぶんなら、それだけで辞職するつもりらしいんだから、さっさと、昭恵さんを喚問に呼び出せよ。
野党側も、なんでグズグズしてるんだか。
しかしながら、不正や疑惑の追及だけでは、それが最大に功を奏したとして、安倍政権を退かせるのが関の山、
政権は相変わらず、汚カネ持ちの腐敗政党『自民』の独壇場。
先見の明に欠けていたと認めた野党側の党首でさえも、「かつての自民党は、派閥が あることで、バランスを保てていた」云々とか言い、これに倣ったごとく、われもわれもと、したり顔で述べる評論家とかね。
もういっぺん述べとく。
だったら何故、あの頃、「派閥政治」はなやかな時代に、これを批判しまくってたのさ?おたくら。
答えは ただ一つだろ。
国民のための争いじゃなく、しょせん、党内の権力争いでしかないのが本質だったからでしょ。
だから、こんにち、「ナチス見習い」の安倍政権を産み落とすに足る母体だった、それが、『自民党』ならでは。
わたしゃ、学生時分から予見しとったわ。
これも、たびたび述べてきたとおり、私は、「安倍の後始末」のことを考えると、そら恐ろしくて、
その後始末に失敗したひにゃ、日本という国には、もう二度と、「野党」(ただし、『自民党』オモネリ党以外という意味で)は、存在しなくなりそう、、、という事態を思うと、背筋がヒヤッとするのでね。
(「ジミン」おもねり党以外の)野党さんがたよ。
『アベノミクス』なんて、空虚なハッタリでしかない、少なくとも、われわれ庶民層にとってはね、ということも、何度も何度も言ってきて、やっとこ、世間さま一般にもボチボチ気づかれ始めたかな、という近頃だが、
だからこそ、
野党が、ここ一番の勝負を かけて勝利するには、最終的には、強力な経済策のアイディアをアピールできないとならない。
それについても、党の垣根を越えた勉強会とか、まあ、ひそかに?努力は してくれてるんだよね?ね?
でも、特に「ネット対策」にも現れてるように、一般的に、野党は、『自民党』みたいな金持ちじゃないし、外部の各界から手伝ってもらうにしても、「手弁当」頼みだろね?
立派な専門家たちに結集してもらって、内部研鑽を積んで、これ!というアイディアを出してもらうのも、なかなか大変なのだろうとは察してるけど。
もっとも、こと経済に関しては、策を施しても、本当のところ、あまり意味は ないのだとも言うし、
だったら、
この方面でブチあげることなんて、しょせんハッタリにしか ならない。
要するに、どれだけ、人々の耳目を集め、喰いつかせられるか、ってことでしょ。
【続く】