2015.02.25 (Wed)
自民党の憲法草案は、とにかく、ヘン。
その一例。
『軍法会議復活めざす 自民党憲法改正草案の時代遅れ』
2013年5月2日
http://diamond.jp/articles/-/35306
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1928年6月には首相・田中義一陸軍大将が、満州の権益確保に利用しようとしていた満州軍閥の首領・張作霖の列車を、関東軍の高級参謀・河本大作大佐が首謀者となって爆破させ、張を殺す事件が起き、憲兵隊は首謀者も実行犯も突きとめていた。田中首相は昭和天皇に責任者の厳重処罰を秦上したが、陸軍は「天下に非をさらし軍の威信にかかわる」と起訴に反対、河本大佐は退役ですまされ、陛下に食言をとがめられた田中首相は辞任、間もなく死亡した。
勝手に戦争を始めても処罰なし
軍規の乱れはついに出先の軍人が勝手に戦争を始めるまでに至った。1931年9月に関東軍高級参謀・板垣征四郎大佐、同参謀・石原莞爾中佐ら数人の将校は参謀本部、陸軍省、関東軍司令官に対しても秘密にして計画を立て、鉄道を爆破し、それを口実に部隊を出動させ満州全域を占領した。これに呼応して朝鮮の平壌に駐屯していた第39歩兵旅団と飛行部隊は満州に出動した。日本の一部だった朝鮮から、外国領の満州へ出兵するには天皇の命令が必要だが、この部隊は東京の参謀本部の制止を振り切って越境した。関東軍将校らが天皇の統帥権を公然と無視したのは、河本大佐が軍法会議にかけられなかったのを見て増長したと考えられる。
この前後、軍人のクーデーター計画が事前に発覚した例は少なくとも3件あったが、憲兵隊が反乱予備罪で検束した将校達は留置所ではなく料亭に収容され、将官たちがなだめて中止させるとか、軍法会議にかけた場合も、犯罪とせず停職と転勤ですませた。1932年5月の5・15事件は計画がついに実行に移されたもので、海軍中尉・三上卓、同古賀清志など海軍将校10人、陸軍士官学校生徒11人と民間右翼が首相官邸などを襲い、犬養毅首相と警官1人を射殺、1人に重傷を負わせた。
陸軍の軍法会議は11人の士官候補生全員を禁錮4年の軽い刑にした。海軍の軍法会議では、三上ら3人の将校に法務官が死刑を求刑したところ、部内での反発が激しく海軍省法務局長が辞表を提出するという理不尽なことも起きた。判決は最高の三上で禁錮15年、反乱を起し首相を殺したにしてはあきれるほど軽い罰で、三上は5年で出所した。1936年の2・26事件は1400人余の兵力を21人の皇道派陸軍将校が率い、内大臣・斎藤実海軍大将、蔵相・高橋是清ら4人を殺した大反乱で「以前の処置が甘すぎたためだ」との批判が強く、軍人17人と民間右翼2人が死刑となった。だが青年将校を扇動、支持した将官は処罰されなかった。
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すでに自衛隊でも大規模な業務上過失致死事件では、被告支援のために隊内で募金活動が行われた例がある。自衛隊幹部たちは「専門的知識のない警察官や検事、判事らが取り調べ、裁くのはけしからん」と言うが「それなら医療過誤事件は医師会で裁くべきか」と問うと黙ってしまう。「軍法会議の無い軍隊はない」との説もあるが、ドイツでは憲法上は設置可能でも、現実には設けておらず、オランダ、ベルギーは軍法会議を廃止している。
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この田岡氏は、以前、ある新聞社のインタビューで述べておられた、アメリカとのガイドラインに関し、こと、テロの懸念についての見解・見通しが、ちと外れていたようだし、かねて私の考えていたところとも少しく違いがあったので、
やはり、誰によらず、マスコミ、メディアに登場する識者と目されるほどの人々の意見や見解に対しても、多かれ少なかれ、基本的には、ある程度は割り引いて受け止めておくことは必要だなと、あらためて思った。それでも、概ね参考にさせてもらっているが。
ましてや、「右」でも「左」でも非常に偏った見解を振りかざし、その補強を目論むに、デマゴギーすら用いる輩(なんと、現首相でさえもねw参照:http://lite-ra.com/2014/11/post-646.html)や、昨今は、ネットで跋扈するという やりかたを手に入れたウヨどもの喚く声なぞ、真っ向からアホらしいというものだ。
沖縄の問題についても、とかく、ウヨ系が、
沖縄黙れ!!
おまえらは、自民党政権とアメさまの言うことだけ、おとなしく聞いておけばいいんだ!!!
等々と、ネットでもギャンギャン文句吠えたてて凄まじい勢いw
しかし、「竹島」も「北方四島」問題も、裏ではアメリカが干渉してるんでしょうが。
それでも、アメリカには一切文句言わないのよねww自国民に対しては、殴りつけんばかりの勢いで抑えにかかるウヨたち(嗤)
『注目は欧州のテロ、ロシア、イスラム国
日本は戦後70年の平和の大記録途絶える?』
2015年1月19日
http://diamond.jp/articles/-/65243
~戦後70年、一弾も戦闘で発射しなかった日本の平和の大記録は今年で終わるかもしれない。
『日本を支配する“憲法より上の法”の正体』
2014年11月4日
http://wpb.shueisha.co.jp/2014/11/04/38278/
「ハート オブ ダークネス」。。。
いいかげん、「日米合同委員会」の名称を、欺瞞なき正確なものに変えたら どうさ?
すなわち、「宗主国アメリカ〈米軍〉お達し委員会」とかw
そんなら、どんなワケワカメな事態が国内で まかりとおっていても、
「由らしむべし、知らしむべからず」一般国民が、はてな??と毎度、首ひねって悶々とする必要だけは なくなるだろww
ほんと、あの東北大震災も、アメリカが遠隔で起こしたのだとかいうブッ飛び陰謀論でさえも、それが真実なら、すべてのツジツマが合うよなあとすら思えてくるwww
ま、アメさんの軍隊に出て行ってもらわないことには、「日本軍」は無理というものさ。
お子ちゃま国お子ちゃま首相が、姑息なやりくち、汚い手でもって、まずは憲法を変え、「普通の国」にー!と言い募ってみても、
たとえ、それによって、堂々の軍隊を持つようになってさえも、相変わらずアメさんに居座られかねないもん(そうしたら、思い切って、日米開戦か?爆)、
しかも、「思いやり予算」は、そのままで、とかさ(爆)
それこそ、上記の記事中でも指摘されてるように、「協定停止・終了後も、引き続く」てな、この日本の体たらくではねえ。とほほ
私は、やっぱり、世界に冠たる平和憲法の理念を戴いた国
として、
アメリカの言いなりにばかりならず、より したたかに、
よりいっそう磨きを かけて、世界に類のない先鞭を つけた「特別な国・日本」を目指してほしいけど。
無能揃いだからムリなのか。
北朝鮮の拉致問題も相変わらずだし。そもそも、自国内の安全なはずの場所から連れ去られてるんだから、どうにも こうにも、コトバが ないわ。。。w