忍者ブログ
とりあえず、ひかりのくに
     
<< | 2025年07月 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 | >>
[549]  [548]  [547]  [546]  [545]  [544]  [543]  [542]  [541]  [540]  [539
Updated   
2015.06.19 (Fri)

安倍朕、株で大儲け、このうえ、武器でも大儲け

の続き。

 

雑誌社その他がセットする「対談」にしても、もともと共通点の大きい思想家や学者どうしで、「そうですよねえ」と頷き合い語り合うだけではなく、

むしろ、真っ向から異質で相反する考えかたの者どうし、徹底論戦させる企画は立てないものかな?

 

 

「史実」に関する あれや これやでも、

たとえば「従軍慰安婦」なんか典型的だけれど、

どれが、どこまで事実で、真実だったのか、また、どういう切り取り方をもって、それらに潜む問題点、消化しきれぬ課題、原因、それから全体像の俯瞰を提示するか、全く相反して譲らぬ主張が双方向からあるではないか。

 

「左」だろうが「右」だろうが、それぞれ自分たちが所属する組織なり思想団体なりの敷いておいたレール上でしか通用しないセオリーと、
同志・仲間たちに迎合するがための「思想」なんざ、私は もう、うんざり、飽き飽きしている。

 

 

ところで、

「東京新聞」って、こんなこと主張する新聞だったんだ?

それとも、この副主幹の飽くまで個人的見解なのかな。

なんだ??この長谷川って、新聞社の おエラい立場に就いてるからなのか、ジャーナリストとは思えないほどハンパなこと言ってるひとは。
呆れるわ。

 

安保法制迷走は与党の緊張感なさが故 脅威と向きあう議論を
長谷川幸洋:東京新聞・中日新聞論説副主幹
 
NEWSポストセブン2015616()70分配信

http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/postseven-20150616-329356/1.htm

 そう指摘したうえで違憲説をどう考えるか。これは突然、出てきた話ではない。最高裁はとっくに結論を出している。憲法の番人である最高裁は1959年の砂川判決で安保条約が違憲かどうかの判断は「司法審査権の範囲外」という判決を下している。

 当時の田中耕太郎最高裁長官は「今日はもはや厳格な意味で自衛の観念は存在せず、自衛は『他衛』、他衛はすなわち自衛という関係があるのみ」「自国の防衛を全然考慮しない態度はもちろん、これだけを考えて他の国々の防衛に熱意と関心とをもたない態度も、憲法前文にいわゆる『自国のことのみに専念』する国家的利己主義であつて、真の平和主義に忠実なものとはいえない」という補足意見も付けた。

 裁判は駐留米軍が違憲かどうかが問われたものだが、集団的自衛権を視野に入れた最高裁の論及を重く受け止めるべきだ。時計の針を巻き戻すような議論よりも、現実世界に対処するのが政治の役割である。

 安倍首相は国会で松野代表の質問に「地域との関係があるから」という理由で国の名指しを避けた。とはいえ具体的な脅威の認識が鍵を握っているのは、この松野発言からも明らかである。

 

 

「駐留米軍が違憲かどうか」もヘッタクレもないでしょ。

要するに、敗戦国だからですわなw

そして、

それが、

なぜだか「永続」してるからですね。

 

そういう運命にしてしまったわけで。

かつての日本の「エスタブリッシュメント」として、国家のトップに就いてた連中(天皇も含めて!)と、

抵抗するだけの知性と教養の力も、鋭敏な直感力も持っていなかった、大多数の一般国民が。

 

いま、これだけ豊富な情報が満ち、昔は希少だった教育レベルも当たり前になっているにもかかわらず、一般国民の知性の質は、殆ど変わっていないのであるならば、これは もう、国民性の問題だ。

(私は、日本国民について、「民族」という欺瞞的呼び方は敢えて しないようにしてるのw天皇家を「万世一系」などとは決して言わないのと同様にww)

 

「~『自国の防衛を全然考慮しない態度はもちろん、これだけを考えて他の国々の防衛に熱意と関心とをもたない態度も~

「~国家的利己主義であつて、真の平和主義に忠実なものとはいえない」

ほう?そうですか。

国際平和というものに、これまで日本はロクに貢献したことがないと?

 

だったら、

日本政府すなわち自民党政権の長きにわたった日本は、実のところは、そういう「利己主義」的態度だったわけで、

「真の平和主義」、平和外交なんぞでは到底なかったのが真相ということか。

 

そうか、やっぱり、国民を騙していたんだな。

 

「八紘一宇」なる欺瞞のスローガンに踊らされていただけだったと気づいて一転、今度は、現地の「八路軍」あたりに加わって、ついに帰って来なかった敗戦日本兵士、みたいな?w

 

 

長谷川さんよ、

「砂川判決で安保条約が違憲かどうかの判断は『司法審査権の範囲外』という判決を下している、という、

これって、普通に「結論」と言えるですのかね?

 

私が見てきたかぎりで、多くの人は、最高裁は逃げたのだ、という指摘だったが。

 

しかも、

くだんの田中耕太郎という、最高裁長官ともあろうものが、

アメリカに裏で情報を横流ししてたそうだがね。これ、けっこう有名な話になってませんかね。

 

何処の国にもいるもんだが、

「売国奴」や「国賊」とは、こういう者にこそ、ふさわしい呼称ではないのかな?

え?どうなの?アメぽち安倍ポチ諸君()

 

 

砂川事件と田中最高裁長官
更新日:2014124

http://www.fben.jp/bookcolumn/2014/01/_1959350.html

日本に司法権の独立なんて、実はなかったということを暴露した本です。

このような田中耕太郎の言動は裁判所法75条などに明らかに反するものであり、即刻、罷免すべきものであることは明らかです。そして、少なくとも最高裁長官としてふさわしくなかった人物だとして、裁判所の公式文書に明記すべきです。
 そんなこともできない日本の最高裁であれば、司法権の独立を主張する資格なんてありません。日本の司法の実態を知るうえで欠かせない貴重な本として、一読を強くおすすめします。

 

【続く】

 

PR