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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2020.04.10 (Fri)

「感染者を抑えて」(byヤフゴミん)とは何か。の続き。

 

きょうのニュース記事で、『パナソニック』系列の企業にて、新卒の入社内定対象の若者を相手に、人事課長の肩書に就いている者が、自社のSNSに登録させ、「研修」の一環とやらの名目で、ログインと閲覧・投稿を強要し、そこで気に入らない者を激しく罵倒し続けたあげく、内定者の一人を自殺に追い込んでしまったという内容が あったが、

「血みどろになるくらいの自己開示」

って、なんだよ?それ()

サド・マゾ養成研修なのか?())

あーーーダサっ!!ww

 

それにしても、

まずは、近年、よく思う感想であるところの、

「近頃の若い子って、メンタル弱過ぎなのかな?」

という印象を持った。

そりゃあ、たいへん辛い気持ちになることは理解できるけれども、
自殺するまで思い詰めなくても、、、と思ってしまう。

 

いわゆる「就職氷河期」の辛さだって、私らみたいな、中途半端な障害者は、年齢に関係なく、多くが、とうに似たような経験してきてるだろう。

まあ、その養育者の心構えにも大いによるけどね。
うちの親みたいな無責任だと、たしかに、ものすごく大変なことになるよ。

 

ふつうのカラダを持って、ふつうに人生のスタートを切り、「ふつうの人」として生きていけるであろうのに、特定の会社や組織に しがみつく必要は ないでしょう。「次いけ、次!」くらいに構えていたらいいのにと。

 

まだ社員ですらない者を つかまえて、誰にも、プライベートの時間を思うさま奪う権利なんか あろうはずもないのに。

まあ、その問題企業は、入社後、どれだけ「奴隷」になれる者か どうかを試していたんだろう。

管理職見込みの者はサディストに、終生家畜・奴隷社員は、マゾヒストに仕上げる訓練w

 

私だったら、いつもの調子で、つい、「おかしいでは ないですか?」と言ってしまうだろうなあ。

もちろん、そういう気性だと、あとあと、ただで済まないくらいに苦労するけどさ。

あちらは断然、立場が強いわけだからね。こういうことは、個々の家庭でも言えること。

権力を持っているのは誰か?ってこと。

 

 

「弱者」って、ほんとうは弱者でなく強者なんだ、って主張するバカが時々いるけどね。

じゃあ、
最も弱そうな存在である あかんぼうのことを考えてみれば いい。

あかんぼうは、「弱者」かな?「強者」なのかな?

どちらにも転ぶ可能性は あるにしても、

ひとつ確実なことは、

誰からも配慮されず、世話もされず、そのへんに放っておかれたら、たちまち死んでしまう存在だということ。

じゃあ、あかんぼうは、死んでしまっても いい存在に過ぎないか?

 

 

ある難病の患者のことを考えてみよう。

自分自身のカラダの自由すら ままならない、そんな難病に効果が あると確認された治療薬が開発された。

その難病の患者は、まぎれもなくマイノリティだけれど、彼らが存在しなければ、治療薬も生まれなかった。

いまは、その患者にならなくて済んでいる人だって、いつ自分が罹患するか、罹患しない保証は ない。

災害も そう。「あすは我が身」。

 

 

今度のウイルスでも、「トリアージ」のことが取り沙汰されている。

酸素吸入器や人工呼吸器やらの数が切迫してきたので、自分の親が、突然、きょうを限りに、「より若い人に譲っていただくため、取り外させていただきますね」と、ポンと言い渡されたら。

「えっ!ちょっと待ってください、そこを何とか」

「いや、申し訳ないがダメです。お気の毒ですが、規則なので」

。。。

 

 

そういえば、

むかし、私が就活の面接に伺った企業、そこは、わりと有名な老舗企業だったけれど、面談している最中、私の聞き取り能力と しゃべりかたが、普通でないことに気づいた社長さんが不審がったので、少々言い訳がましく、実情を少し話したら、即座に、

「はあ?そんなカラダで、あなた、ここへ何しに来たの?」

って、冷笑しながら言われちゃったよ。

 

当時は、親に邪魔され続けて、障害手帳も申請できず、あくまで「健常者」として応募してたからね。

 

 

私は、もう何年も前から、「支給年齢80歳からになりかねない」と指摘した年金だけでは生活できない、貯金や資産を持てなかった人々が多い以上は、国民の権利として最終手段である『生活保護(保障)』制度をバッシングすることは、大多数の国民が、自分で自分の首を絞めるに等しい、大いなる愚行であるとも警告してきたが、

同時に、『ベーシック インカム』というものについても、いずれ、私のような、成育歴に問題が大きく、かつ障碍者という立場でもない、ごく ふつうに人生のスタートを切ったはずの平凡な人生のはずの人でさえも、仕事に あぶれ、生活が逼迫してアタリマエになる時代の到来を危惧されている以上は、いまから検討だけでも始めておいて、早くは なかろう、ということも併せて指摘してきたのだが、

スペインの政権が、これを始めるというニュースが あったので、非常に興味深く思っている。

消費税が、日本と比べて、とても高い代わり、生活全般の心配は少ないと聞く国の例などと共に、各国の事例を参考に、研究を開始しておいてほしい。

 

『ベーシック インカム』については、メリットも画期的と思うが、もちろん、単純に考えただけでも、大きなデメリットも予想されるし、クリアしなければならないハードルは高い。

ただし、実現するに あたって、医療と教育の確保は譲っては ならないと思う。そこを、どう すり合わせていくか。

 

「たくさんの税金を払ってきた者こそが、国を支えている」という、根本的なカン違いを主張しているのが、たいがいは案の定の自民党・安倍政権支持者だ。

わが国でも、実際に、税金について最も優遇されているのは、大企業と富裕層なのだ。

「節税」だか脱税だか紛らわしいことを やってのける この層は、社会のインフラを最大限に利用して稼いでいる層でもある。この層は、自然破壊と公害の産みの親でもある。

 

たとえばスマホを売る業者は、トイレすらないような住まいで、苦しい日々の なりわいに耐えている者にも、スマホを売りつけたいし、売りつけてきた。

 

たかだか1パーセントの大企業・富裕層ごときが、99パーセントの庶民に勝てるはずが ないのだ。ちょっと考えたら分かること。

誰の おかげで、国というものが、おのれの商売が成り立っているのかを。

 

なくても いい、ないほうが いいくらいの余計な物を売りつけたり、

いなくて いいような くだらぬ虚業の者ばかりが莫大に儲けて終わり、
これでは、とうてい おかしい。納得できるはずもない。

 

私利私欲に浮かれ、眼が曇っている輩こそは、今度のウイルスに連れ去ってもらいたいものだ。

そうなれば、世のなか、どんだけスッキリすることか。

 

 

少なくとも、自民党・安倍政権のような、日本の政治を徹底的に堕落させ、腐敗させ、国際的スケールをも縮めに縮めてしまった、その底にあるのが単にカン違いなのか、一般国民への悪意なのか知らないが、
悪政を悪政とも自覚せぬ国においては、先進的な試みを検討する知性も実行力も望めまい。

 

スペインにも、頑張ってほしいものだと切望する。

ひいては、
坂道を転げかかっている わが国にも、一縷の光が見えてくるように、と願って。

 

 

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