2016.02.25 (Thu)
『オバマ氏、安倍首相訪ロに懸念=電話会談で伝える』
時事通信 2月24日(水)2時34分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160224-00000005-jij-pol
「ヤフコメ」あたりでも、かなり胡散臭い知識を ひけらかすパターンからバカまる出しレベルまで、いろんな ひとが、いろんなこと言ってるようだが、
特に、この問題については、アメリカの態度が、こんにちまで、なんとも奇妙なままなのは、戦後日本の最初期からの扱いかたが原因しているのだろうと思う。
まず、
「2島返還」から始めようという提案に、とりあえずで応じることさえも、
誰あろうアメリカ自身が、最も反対しているらしいということ。
私が、まだ、学校時分に、
良質の海産資源等を非常に豊富に もたらしてくれる「北方領土」を、いまだ返さないソ連について、
また、
日本が窮地に陥ったときを さして、すかさず、国家間の約束を反故にし、土壇場で寝返った裏切りの経緯について、
憤りを あらわにしつつ、私に教えた母親あたりから伝え聞いているところにおいても、
当初、ソ連は、アメリカに対して、敗戦した日本を「山分けしようぜ♪」的な提案を持ちかけたものの、
一般にも知られているように、アメリカとしては、共産主義・社会主義の台頭を阻止したいという考えから、特に、地理的にも非常に重要な意味合いを持つ日本列島分断については頑として、譲歩を拒む姿勢であったこと。
なお、それまでの日本国主権者たる「天皇」の処遇、ならびに「天皇制」存続、この点について、
うちの母なんかは、当時の殆どの日本人にとっては、崇拝対象であった天皇の存在を廃止すれば、敗戦のショックに加えた、精神的衝撃が大き過ぎるから、これを避けたのだろう、と解釈していたが、
アメリカとしては、自分側に都合のいい統治のため、むしろ、これを利用するほうが、格段に効率的で得策であると、ごく冷静に、大局的な見通し計算のもとに判断したに過ぎないだろう。
のちの日本に、一国としての「主権」が返還されたといっても、実質どうであるのかは、戦後70年間の流れを観察してみれば分かることであり、
その最たるものが、米軍基地の特権的存在だ。
これは、一所に集中し過ぎていることを別にすれば、なにも沖縄県だけの問題ではなく、日本列島全体に張り巡らされている現実である。
たしかに、「巨人」アメリカは、日本に対しても決して、心底の信頼は していないのだろう。
「最良のパートナー」として扱ってくれているように一見は見えていても、そう甘くはないということを、
「総身のチエも たかが知れ」、「小男」日本人は、よくよく わきまえておかねばなるまい。
「斧」と「剃刀」、すでに何度も述べてきたことだが……。
結局、敗戦直後のズタボロ日本を めぐる国際間駆け引きでも、アメリカが圧勝した。
「北方領土」を手に入れたのみで我慢し、熊のように冬眠の穴ぐらへと、のそのそ引き下がらねばならなかったソ連――ロシアに対して、
アメリカは、何を強く言えようか?というものだ。
いつぞや、
プーチン氏が、日本の、どこぞの記者の愚鈍さに、呆れた表情を隠せなかったという場面があったようなのだが、
もしかして、こういった場面の二の舞をも、オバマ大統領が危惧しているのだとしたら、無理もないことだと思えるw
なんせ、あの安倍朕ですからねえ。
良くも悪くもキレ者のプーチンさんにしてみれば、まるで、ランドセルしょった小学生の甘ったれガキを迎えてやるようなもんだろうから、さぞ お気楽でしょうよ(嗤)
で、「サミット」前の根回し行脚では、またまた、バラマキしてくるつもりなのかねー?(嗤(嗤)
次に就いた政権が、自分みたいにバラマキでエエカッコできないようにと、いまのうちに、スッカラカン状態になるまで遣いたおしておいてやろう、という、安倍朕、せいいっぱいの深謀遠慮?なのかもねw
これらの経過や結果についても、日本のメディア、特に、大手の それは、「大本営発表」するんじゃねえよ?
アベシとメシ食ったりツーショット記念写真撮って悦んでたりしてる場合じゃねえだろが