2014.09.19 (Fri)
「氏か育ちか」という言い方もある。
同一人が持つ遺伝にも、おもてに顕著に出てるものと、一生のあいだ、すっかり隠れたままでいるものとがあるんじゃないかという疑問は、早くから持っていたが、全く同じ親の組み合わせから生まれている兄弟姉妹でも、それぞれ個性が異なっていたり、かつ、よく似ているところもあったりするものだが、
うちなんかは、兄弟姉妹と言えど、ひとり私にとっては、誰を向いても皆、片親のみでの繋がりなので、似ても似つかぬとしても、大してフシギでもないんだが、それでも、はたから見て、なんとなく似てるところもあるらしい。
じゃあというので、自分の両親を見てみても、どっちとも「違うなあ。。。」と、首かしげてしまうほど、体質も気質も考えかたも大きく異なってる面が目立つので、これで、外見までもが、男親・女親どちらにでもハッキリ似ているところが見受けられないとなったら、これは もう、もらいっ子に違いないと確信するところだった。
『被害者両親「悲しみ変わらず」=高1女子殺害で手記―長崎』
時事通信 9月18日(木)13時7分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140918-00000076-jij-soci
たしかにね、私なんかでも、いろんな事件を聞いて、腑に落ちないなあと思ってしまうことは多い。
近頃は、たとえば「発達障碍」で云々とか聞くことも格段に増えたけれど、
うちの場合は特に家族関係が、というか、父母とも、そもそも一族の人間関係が入り乱れて、ややこしいこと このうえなかったし。
親父は普段は辛うじて、まあ真面目なほうと言っていいのか、どっちかというとヘタレ気味なくらいだったり、そうかと思えば、チョ―シのいい軽薄短小だったり、テキトーな半面で神経質だったり(ウッ、ちと似てるかも)、なんだけど、
そのくせ、何かの切っ掛けで豹変と言うか、とたんに凶暴になるw
その理由というのは、幼児的プライドを傷つけられそうになったか、過去の悪事wを追及されそうになったか、たいがいが、その どちらかなんだけどww
酔っぱらうと最後、いよいよマジで凶悪な酒乱だわ、
そのくせ、自分よりも力が強く、最初から勝てやしないと分かってる相手が出てきたら、これまた豹変したみたく急にヘコヘコしおらしく大人しくなるんだけどさ、
やだねえ、こういう、へたれとクレイジーとの二面性キツいのはww正直言って、わが親ながらケイベツだったわよwww
ある意味で、ある世代(戦時体験世代まで)に特徴的な日本人の一種の典型気質なのかなあと、ずっと思ってたが、いまでも そう思える。
さすがの伴侶だけあって、母親のほうも筋金入りで気性激しいわ、
脳に先天性の異常があったとは到底、信じられネーションなほど、要領ずば抜けてっから、終始「手綱を」握りたがるわwww
(酒に だらしない親父に手綱を握らせるわけには いかなかったというのもあるけど)
でも、自己つごうしだいで計算して、けっこう言うことコロコロ変わるわ、
しかし、その自覚がトンとないらしく、したがって、罪の意識もなし。
そんなだから、年がら年じゅう、物騒な夫婦喧嘩は絶えないわ、
子どもらの関係も義理と実とが入り乱れて、そこへ さして、
ややこしい親戚連中までが、ややこしい争い事を持ち込んでくるわエトセトラで、
もう愛憎こもごもと言うのかシッチャカメッチャカでやんしたわ。
ま、賑やかなことでおました。
あの時分、呑んべえで借金まみれの親父ゆえ、兄が大学卒業するまでは、経済的にも苦しかったし。
なので母は、病がちの からだを押し、主として、義理の息子である兄の学費を稼ぐためにと、自分の店を始めた。
いずれは離婚も視野に入れてのことだったらしいけど。
こういった複雑で深刻な経緯の かずかずも知ってか知らずか、親父の先妻の子どもらや その亭主らには、最後の最後まで、ないことないこと、苦いセリフの かぎりを、親の分まで聞かされまくったけどね、おかど違いにも、この私一人が。思い出すだに、はらわた煮えくり返るぜ
だもんで、私にしてみたら、凶悪事件を起こした犯人の家庭が、世間並どころか、とても裕福で、親は穏やかなインテリで、総じて環境的に非常に恵まれていたと聞くとね、フシギだな、奇みょうだなあと、つい思ってしまうわけ。
しかも、親からの恩恵に応じて、高レベルの教育を受け、大きく踏み外すことさえ なければ、一見は優秀な者として、そのまま、世間に出て、相応の地位に納まってしまっていたかもしれない。
このコメ投稿者の気持ちや言い分も理解は できるのだけども、ただ、
「精神疾患、知的障害でも、凶悪犯罪を犯せば刑務所に収監するべき」
これを実行したところで、当の犯人に、反省能力というものが備わっていない、つまり、罪を犯したのだという自覚を本当には持てないままでいる場合、むしろ、もともとの病的視野の狭さや自己中心的被害意識ばかりを深めたりして、かえって、ますます歪んだ料簡を持って受け止めてしまうのでは ないかという危惧があることを、私は、これまでも述べてきた。
未成年者の犯罪なら、なおのことで、刑期を終えて出てきた、その先が まだ長い。
それと、「人権」というものの徹底した普遍性という基本的概念の理解が できてないのかも。まあ、哲学になってくるわな。
で、この「一般日本人」さんとやらのコメ。↑
これまた全く同じこと言ってるんだわな。
なにが?というとね、私の旧ブログへ、例の「OKウェイヴ・おしえてgoo」からアラシに来たやつと同じこと言ってる。
ちなみに、
こやつは、以前のエントリーにて、旧ブログからのログとして紹介したとおり、
「因果応報で、身体障碍なのだろう」とか何とかサンザン、度し難い悪態を延々ついたやつですよw
『当ブログへのコメント投稿を殆ど全く受け付けていない原因。』
(続く)