2017.03.20 (Mon)
『昭恵さん発言:「なんで、こんなに、私に注目?」のカラクリ』
の続き。
私自身は、この問題が発覚してから ずっと、このように推察していた。
昭恵さんは、基本、アベシの意向に沿うようにしか動いていないつもりでは ないか、
例の「名誉校長」就任にしても、言わば、亭主の「名代」的に引き受けただけのことでは ないかと。
だからこそ、
「なんで私に注目が?」という、さも心外そうな発言が出たのだと思う。
ただ、誰かのコメント投稿を読んで、なるほど、と思ったのは、
アベシ夫妻は、「ミギ」も「ヒダリ」も両方を取り込もうと欲張り過ぎた、
という見解。たぶん、それも大いに あったんだろう。
あの夫妻は、ある面で似た者どうし、よく似ているなと思えるのは、表面だけでも八方美人的な態度を装うことで、自分側の利益にしようと計算しているふしが見えるところ。
昭恵さんなんかは、たしかに、いわゆる「悪い人」という感じは しないのだが、イイ子ぶりっこしてるのはハッキリ感じられる(笑)
この夫妻の どちらも、しょせん、みずから培った哲学や思想から発しているものでは ないから、いかにも薄っぺらい「信念家」ぶりや「博愛」の演技だと、分かる人には鋭く見透かされてしまうんだよ。
ところで、
こんにちでは、知名度の高い評論家やコラムニスト等にも目立って よく見受けられることだが、
本当のこと、事実として起きたことと、虚偽や捏造を、ない交ぜにするという技術は、昔から、小説家なんかが用いているが、もちろん、詐欺師や詭弁屋にとっても殊のほかに有用なセオリーであろう。
幾分かは事実が混じっていることによって、
本来の主役として前面に押し出したい虚偽や捏造話までもが、本当の事なんだという説得力を持たせることが可能になる、
そうした、もっともらしい効果を狙っているわけ。
先日も言ったことを、もう一度、指摘しておくが、
そもそも、カネの工面で四苦八苦してきた『森友』が、100万円もの講演料を、おいそれと出せたのか?ってこと。
それにトントン見合うだけのメリットが、後日になってからでも見込めるならば ともかく。
もちろん、安倍夫妻にとっての100万円くらいは、ほとんど小遣いレベルのハシタガネだろうけれど。
ま、いずれに転んでも、籠池氏という人物は、いまもって なお、自民党やアベシ側に付いていたい未練と願望は心底で保っているだろうし、
ここへ来て、追及側に対して、胸襟を開いたかのように見えたとしても、いつ、その態度を翻すやら分かったものではないのだから、信用に値しない人物であることに変わりはない。
このことは、問題の追及側も、飽くまでも基本には踏まえておくことだ。
来たる「証人喚問」の席上でも、この日までに、籠池氏と政権側との水面下での動き次第では、何の意味も持たないどころか、追及側のマイナスにされてしまう恐れも高いのだから、野党連は、しっかりと、おつむクリアにして臨むことだ。
それも できないなら、やはり、永遠の野党であり、「永遠の与党」のもとで、この国は、腐敗の沼に沈んでいくことを、どうすることもできまい。
アベシ側が、「首相を侮辱した」ケシカラン!と、どの口で言うのか(嗤)
ただね、籠池氏についても、以下の点は、共通性が あるわけだけどw
と言うのは、
さきほど、例の「豊洲」問題での証人喚問で、石原チンタロの腹心だった浜渦とかいう人の反駁ぶりのようすをチラッと見ただけなので、この場の詳細までは分からないけど、
そのあと、
「ヤフゴミ」民の一人が、「やましいことが あったら、あんなふうに勢いよく言えない」とか何とか言ってるのを見て、私は、
ああ、いかにも、人間観察も人生においても経験値が低いということが まる見え、「ヤフゴミ」の一員ならではの単純そのものな理解度、その眼はフシアナでしかないのだなと、分かる人には分かるのに、その嘲笑を知らず、こんなクダラナイ見解をコピペ重複投稿するんだわな、
と、いささか哀れを もよおした。
ついでに、
この浜渦氏、自席でポロッと
「水面下で聞いてきたなら証言してやる」
とか言ったのを、マイクが拾ってたんだってねえw
もし、私が、そこに居る議員の一人で、それが聞こえていたのだったら、承知しないよ。
予定していた質問を引っ込めても、
あんた、今、何て言いましたか?
ここを どこだと思ってる?
何のための場であると思ってるんだ!
って、容赦なく とっちめるよ。
だいたい、「水面下というコトバは悪くない」だと?
アタリマエだっちゅうの。
くだらねえこと言ってんじゃねえよ。ひらきなおりくさってからに。
神妙にいたせ!
「これからのことを」だって?
おめえが言うな、ってな分際だろが(嗤)
なにが「諭す」だ(嗤)嗤)『フジ』ってのは、聞きしにまさるアホだのうw
そもそも、役所あたりで「水面下」だとか、記録なしってのが当然だとでも思ってんのかよ?
こういうテの、
自分側の身を守るためとあらば、トコトンひらきなおって、ケダモノめいて激しく威嚇するのは、人格障害者も よくやることだ。
そう言えば、安倍チンも、こういう態度が多いよね(嗤)
とまれ、
籠池氏側に、詐欺と呼ぶべき小細工の かずかずについて、そういう法的知識の類を、彼らが、いつ どこで手に入れ、蓄積していたのかも追及すべきだ。
役所自身が、本来のルールである第三者の専門的見積もりや確認を避けてやっている。
ああすれば、こうできる、
と踏めるだけの「入れヂエ」を、籠池氏らは、どこから入手していたのか、ってことをだ。ルートを突き止めなければ ならない。
まあ、一つ評価できることがあるとすれば、
この疑獄事件で、一般国民の「お茶の間テレビ族」レベルにさえも、安倍政権と自民党ならびにコバンザメ『維新』らに対して、多少は、目を開かれた部分は あろうから、決して、無意味では なかっただろう。
アベシの「鮨友メディア」ですら、51パーセントほどの支持率に下がったと言うのなら、
実際のところは、とうに、50パーセント以下に落ちているはずだ。
と思っていたら、やっぱり、
そのようであるというニュースが出たぞ(爆)
いやいや、これとても、どちらかというと、安倍政権寄りと思しいメディアなのだから、実態は、もっと下がっていてもフシギは ない。
昔から、自民党支持率の高い地方の田舎でも、地元の新聞によれば、近頃は、せいぜい20~30%程度の支持率しかないと聞こえている。その理由が、
地方新聞等は、アベシの「鮨友」として招かれることがないから、粉飾の必要が ないから、らしい。
もう苦笑するしかない。
いずれにせよ、徐々に効いていくパンチの一撃には なったことだろう。
私個人は、これだけでも上出来だったと思っている。
この疑獄事件が発覚したとき、真っ先に、私の感想は、こうだった。
「天網恢恢、疎にして漏らさず」。
破邪顕正!!(爆)