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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2016.02.01 (Mon)

こういうの見ると辛くなるので、あまり見ないようにしてるんだけど、
 くだんの事件についても、先日、少しだけ指摘しておいたように、

こうした事件の場合、「ストレス」云々と言う以前に、
あきらかに、子どもを利用して、自分たち男女の共依存関係を強化する道具にしていたと見受けることが殆どだ。

再び指摘するが、国家間でも見られることで、

特定の攻撃対象を拵えることで、連帯感を醸成する、ってわけ。

 

ただ、お互い、軍事力に限らず、拮抗する力量を保持しているどうしだと、慎重に構えて、おいそれと手を出すのは控えるものだが、

このような家庭内イジメ事件では、抵抗する すべが全くない幼い子どもばかりが犠牲になっている。

ぜったいに歯向かってくる恐れを危惧しなくて済むのだから、こんなに、お手軽なスケープゴートは ないわけだ。

 

早い話が、家庭内のイジメなのであって、

要するに、絶対的に無抵抗の幼い子を利用することで、自分たちなりの「絆」づくりに いそしんでいたようなもので、

いまどき、子どもの学校、PTA、「ママ友」関係、ネット リンチ、とにかく、ありとあらゆる場所、場面において、思い当たる理由らしきものもなく、
あるとき突然に始まる傾向が目立ってきている。

 

当該事件を起こした親の場合、
母親のほうは、男の束縛の執拗さに疲れ、別れたがっていたという話もあるようだが、そのせいもあってか余計に、子どもを利用し、そこに集中させることで、少しでも自分から関心を逸らせ、男を安心させ、宥めようとする心理もあったかもしれない。それと同時に、自分自身の鬱屈も発散させていたのだろう。

ある意味では、
こうした親は、子どもを、無意識のうちに私物化して考える傾向だろうから、むしろ、「共依存」の役割を、子どもに強制的に被せて担わせていたという推察も あり得る。

 

 

それにしても、やはり、いつもの疑問は尽きない。

被害者幼児の祖母に当たるらしい者は、「上の子と下の子で、叱りかたが全然違う」とか、気づいていたはずなのに、

他の幼児死亡事件でも同様だが、

隣り近所は、子どもの泣き叫ぶ声で、「ありゃあ虐待だね」と言い合っていたというのに、なぜか、そのままになってしまっていたという不可解さ。

この不可解さが、いつも繰り返されているのは、いったい、どういうことなのだろうか。

 

子どもの出生数減少が、国家の大問題になってしまっているというのに、この ありさま。

 

日本会議』的ネトウヨの得意げに、「大家族制度の復活を」と、トクトクと言うが、
こんにちの核家族的形態に至ったのも、「大家族制」特有の弊害や犠牲が多かったせいもあるだろう。

農家や長男に嫁ぐのを忌み嫌う傾向と同様で、だから、おいそれと復活は無理な要求だ。

 

だいたい、去年、えらく若い夫婦が、ゲームに没頭していて、あかんぼうだか幼児だか泣く子をゴミ箱に放り込んで死なせた事件があったが、
あそこは、たしか、三世代同居の大家族だということだった。

 

 

いわゆる「従軍慰安婦」システムを拵えても、あの時代、それでも なお、旧日本軍兵士たちは、やっぱり、外に出ては強姦しまくってたという事実が伝わっているんだよ。

ちょっと検索すれば、それを偏りなく行なったなら、まともな学者や専門家が、資料を出して解説してくれてる。

 

最初から、歴史事実と異なる話ばかり聞かされて、そのまま信じ込んでいるのか、

それとも、間違いを承知で、あべこべに、自分たちの主張だけが正しい正しいと言い張っているだけなのか知らないが、

いわゆる「従軍慰安婦」の問題、その歴史事実や経緯に関しても、殆ど何も調べもせず勉強もせず、知ったかで、自分たちに つごうのいい部分だけをツマミ食いし、拡大して、トンデモな主張を振りかざしてる。これを厳に戒めなければならないのは、ウヨクサヨク関係ないことだ。

まともな資料や識者によって勉強した人を つかまえて、捏造だ、騙されているのだと のたまう始末。

このテの連中が、「真正の歴史事実」として喧伝したがるのは、
日本会議』あたりの御用達学者の お説でしょw

 

日本人は、自分の身を守るのに汲々。これは、いまに始まったことではないのだろう。国民性だな。

「八紘一宇」だの「アジア解放」だのキレイごとのタテマエを動機として語っておいて、
どどのつまりは自縄自縛、結局、自己保身に足掻くだけで終わった。

大言壮語するでなく、あくまで、自国の苦しさだけを訴えての戦いだったなら、まだ同情も できるが、
身の程に似合わない野心・野望を抱えて、ことを起こすから、大失敗したのだろう。

 

それでも、素朴なシモジモ国民の兵士は、蓋を開けてみたらば、おかみが言ってたことと真逆じゃないかということに気づいて、

そこで、義憤から、せめてもの罪滅ぼしをと願ってなのか、
それとも、自国に対して絶望してなのか、

現地の抵抗勢力に加担して、戦いの手伝いを した。
当時の中国「八路軍」にも、そういう日本軍兵士が少なくなかったという。

 

 

今度もPKO部隊が、派遣された現地で何を やってるか暴露されたけれど、それを見て、

「やっぱり、慰安婦制度は必要なのだ」なんて、
もうナサケナイどころでない、バカなことを早速、言い始めてるネトウヨども。

そんなことを言えば、旧日本軍部の立場が正当化できるとでも思うんだろうか。

恥の上塗りでしかないものを。

 

それにしても、

古今東西、男どもが やることは皆同じ。

 

繰り返し言ってきたが、

戦争は、そんな男どもの本能的獣性を剥き出しにすることを正当化する事態でしかないのだ。

 

だから、

男どもの獣性にホイホイ追随する女どもはバカの極み。

そう、『日本会議』や『在特会』系の思考停止ウヨ女どものことだよ。

 

【続く】

 

 

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