2016.02.02 (Tue)
『現代ビジネス』さんと『日刊ゲンダイ』さんとのあいだに関係あるかないか知らないんだけど、
ゲンダイさんは一応「反権力」スタイルとでもいうのか、ズケズケぶりが痛快でオモシロいから、いまでも、記事を読み続けてるんだけどw
『現代ビジネス』さんのほうは、
以前、とあるひとのコラムを一読して以降、すっかりご無沙汰状態だった。
次のエントリーでは、そのへんの経緯も ちょっぴり出てくるけど。
しかし、なに?この意味不明な、錯綜ぶりも稚拙な文章構成は。
ご多分に漏れずで、校閲者も置いてないのか。
筆者の北島某氏は東大卒ですってさ(爆)
『陛下の前で涙を流した彼らは何者か~放置され続けたフィリピン「無国籍邦人」という問題』
現代ビジネス 1月31日(日)11時1分配信
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当時のフィリピンには、外国人による土地所有の規制があったので、定住し土地を開墾しようという日本人はむしろ積極的に現地の女性と結婚し、フィリピン国籍の取得が進んだと言われている。
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戦争によって甚大な被害を受けたフィリピンでは反日感情が渦巻いていた。煮沸する反日感情を前にして、彼女らは、報復を避けるためにジャングルに逃げ込んだり、名前をフィリピン式に変えて身元を隠したりした。そして、日本人との婚姻を証明する文書も焼き捨てた。生き延びるためである。
こうして、彼女たちの日本国籍は「捨てられた」。かといってフィリピン国籍を改めて取得するのでもなく、結果としてどの国籍を保持しているのかが「曖昧」になるという状況が出現したのだ(当時のフィリピン法は父系優先血統主義をとっていたので、日本国籍を確認しないとそのまま無国籍状態になった)。~
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「戦争中は皆さんずいぶん苦労も多かったと思いますが、それぞれの社会において良い市民として活躍して今日に至っていることを大変うれしく、誇らしく思っています」
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はいはい、これぞ、元祖パペット的ご発言ですね。
「市民」って、そこの国籍がなくても、市民になれるんだねえ?
相変わらず、大雑把な発言に留めておき、「良い子ちゃん」で居なければならない人生。。。
イギリスのエリザベス女王も、お身内のなかで実は、深い反感を買ってるそうなんだけど、それも ひとえに、実態を無視して、表面だけ「良い子」にしていることを、周囲に厳しく要求するからなんだそうな。
まあ、彼女は、本来の王位継承者が投げ出す事態が来るまでは、わりと気楽な立場にいて、自分の望みの相手と結婚し、子どもも何人も でき、押しも押されもせぬ最高の名誉たる地位に就いた身分となって、一応、ご自分個人の綺麗ごと人生には満足されていて、些かの疑問も持たれずにきたことだろう。
ただ、天皇さんでも女王でも、私個人的には、なにも反感は持ってないよ。
この、フィリピンの日系遺児らの国籍問題は、すでに何十年も前から知られているよね。
近ごろでは、お金稼ぎで来日して、水商売の客として出会った日本人とのあいだに、つくった子どもの認知問題や何やらで揉めてるフィリピーナの話題が目につくようになったけど。
私は、何についても、わりとガマンもコトバも重ね費やす性向なんだけど、そのかわり、
ひとたび、もう、これ以上は関わるだけムダ、と踏ん切ったら、それまでとは真逆に、あっさり、相手にしなくなるの。
そのへんは、自分ながら、ものすごくハッキリしてる。
こういう記事等でも、知性の低いコラムを一度でも読まされたら、二度と振り向かなくなるのよ、私はね。
ほなサイナラ。