2014.08.24 (Sun)
という記事を近頃は、よく目にするようになった。
地方の片田舎の、顔も名前も家庭事情も、近所どうしで、よく知り合っている場合でも、ある日のこと、ふと、行方不明になってしまい、それっきりという。
むかし、新聞記事等で、
自宅にいるというのに、「家へ帰りたい、帰りたい」と頻りに訴えて やまないようになった お年寄りの話を知り、こういうのって、当人にしてみたら、どんなに心細くて孤独で落ち着かない辛さだろうか、
また、目の前にいる家族の方も、なだめるのが大変と同時に、せつないだろうなあと思った。
で、「散歩に行ってくる」とて、長年慣れた近所に出て、それっきり、、、だという。
まあ、田舎というと、あちこち草深かったり、里山が近いということもあるだろうから、ちょっとばかり遠出して、いつしか、人が殆ど行きかうことのない地点にまで出てしまうことは大いにあり得ることなのかとも思う。
あるいは、
往々にして、時間の流れや、自身の来し方の順序を、どこかで とっ違えてしまっていることが、「認知症」の特徴として多いと聞くので、
それでなくとも、人間、若い頃の記憶のほうが根強く持続し、より鮮明な感覚を伴って残りがちだから、現役で仕事に邁進していた時期の自分に戻った錯覚を起こし、そのまま、仕事に行こうとして、遠方に向かってしまっている可能性もあろう。
ほんの隣りの市あたりでも、もう、見知った人は殆ど いないだろう。
ところで、
私、最近、「あっ」と思ったことがある。
大型スーパーストアにて買物中、店員さんが、陳列補充のため、ストック商品満載した運搬器具を押していて、そこに行きあった私に、「すみませーん」と頭を下げられたので、じゃまにならぬようにと方向転換した、
そのひょうしに、今まで、どこのコーナーにいて、次に、どこに向かおうとしていたのか、一瞬、わかんなくなっちゃったのだ(汗)
「あれれ?」と思って、ぐるりと見渡してみたら、慣れ親しんだ店内が、あたかも初めて入った お店みたいな、、、
さっき物色してきた向こうの奥に見えてる お惣菜店も、反対側に見えてる お肉屋さんや果物コーナーも、いっぺんで、あたりの光景全体がサーッと ひいたみたいに、なんだか、みょうに遠い。。。(冷や汗)
そのとき、つくづく思ったけど、だいたい、スーパーストアの店内なんて、どの場所に行っても似たり寄ったりの棚がズラッと並んでるもんね。
で、まあ、この変な感覚を、しばらく楽しんだあと(笑)
ああそうだったわぃ、とレジに向かい直したんだけども。
実は実は、
これに近いこと、二度目なんだよぉ。
今年の、いつだったかにもあったのを思い出した。ガビ~ン
今年は、実家絡みで、またまた怒髪天な出来事があったから、ストレスいや増しだったせいかなあ。。。?
さすがに、「わたしは誰?」までは いかなかったがw
実は実は実は、
小学生の頃、かなり「わたしは誰?」に近い、自分で「雲の上お散歩」wと呼ぶ状態に、かっきり一週間程度、おちいったことがあったんだけど。
その頃、その感覚のことを訴えたら、即、母親に思いっきり、どやしつけられましたww
だけどさ、自転車とか乗ってて、ふだんは行かない街角とか通らないでいた道筋とかに、ひとたび入り込んだら、そこが、自分の通常生活圏に、ごく近い場所であっても、たちまちにして見知らぬ所になってしまうし、
うろうろしてるうち、やっと、毎日通い慣れてる見慣れてる場所まで辿り着いても、「あれ?」と戸惑って、戻ってこれたことを、すぐには呑み込めないでいたりすることもありませんか?
あるでしょ?ねねね(滝汗)
落とし穴は、すぐ そこにあるのだな。。。(あぶら汗)
べつにカン係ないけど
『レジ子スターの刺激』
『ラジオ スターの悲劇』