2014.08.18 (Mon)
私自身、身体のほうでの後天的障碍を持っていて、それだけでもエネルギー消耗して苦労が多いのに、自分の障碍のために、周囲に迷惑かけないよう注意する以上に、職場においても、(隠れ)精神・知能障碍者としか思えないような同僚の分まで、めんどう見るハメになったこともある。
以前のエントリーでも書いたことがあったが、
私が在職中、ついにクビになった人もいたが、しんどくなった私が辞めてしまったあと、とうとう自分も持ち堪えきれなくなって辞めた人もいた。
いやはや、
めんどう見てあげてる相手が先輩筋だったせいもあって、こっちが、あべこべにエラそうに言われたりして、
先方の仕事能力の驚嘆すべき低さよりも、あの ふてぶてしい発言ぶりのほうに、はらわた煮えくり返ったw
だってさ、普通にできるはずの、
いや、障碍持ちで新入りの私でも普通にできる仕事が、まるでダメ。
どーして、そんな体たらくでも、数年のあいだ、そこで勤まっておれたのか?という疑問は、私も当然に持ったが、
なんのことは なくて、私の入社前にも、めんどう見てくれる役回りの同僚が居てくれたという、その おかげに尽きる。
とは言え、
まあ、「ルーチン」作業が嫌いな私と違ってw几帳面で「クソ」が付くほど真面目なところもあったから、本人自分一人でも できることなら、そりゃもう、クッソ真面目にやってたよ。バカみたいに長い長い時間かけてさ。ほとんどワガママというもの。
それで、上司に命じられた期限や〆切りが、いっこうに守れない、と、こういうのは、ビジネスにおいて致命的だから、そこで、またまた私の出番w
だいたい、複数の業務が押してるとき、そのひとは、優先順位というものを、まったく つけられずに、どれも同時進行しようとしてパニック状態に陥るわけ。
ぜったい休まない、有給も ほぼ一切取らない、遅刻しないで頑張ってた。
上司の小言にも、表向き、ぜったい、反論しない。
舌を出すのは、腹の中と、同僚等を相手に安心して同調できるときだけ。
これは、このひと一事が万事ってやつで、
本人にとっては、懸命に編み出した世渡りのコツのようだった。
自分が責任を負ったり、失敗して責められる事態になることを、異様なほど恐れてたから、かねて事前に、その時々場合によって、誰かしらの人のせいに持っていっておく雰囲気つくったり、口だけは達者だったw
陰では周囲にシワ寄せが行こうとも、なりふり構わず。
とにかく、保身にだけは長けていた。
そこだけが唯一の、要領よかったところ。
他に磨くべきほどのことが なかったとでもいうのだろうか、
こういうとこばかりを、必死で努力し、磨いてきた来し方だったのだろうか、このひとは。
そう思わせられるほど凄まじいものがあったよ。
要するに、自覚が乏しいゆえなのか、
真逆で、大いに自覚あるからこそ、劣等感を深めてきた人生ゆえだったのか。
いずれにせよ、性格が よろしくは なかったわけ、そういう人たちってのは。
で、その性格の悪さというのは、どうも、本人の家族関係や家庭環境に帰するには、かなり無理があるようだった。
言ってしまえば、
本人のオツムとか精神のほうに、先天性の問題があったからでは ないか?としか思えなかった。
ああいう人が一人でもいると、遅かれ早かれ、職場の雰囲気全体も良いものでは なくなってくるし、
外部からの空気が入れ変わり難いという特異現象すら生じる。
一番大きな原因は、そもそも、そういう部下を、どうすることも できずに、もっと できる部下のほうにシワ寄せしておいて事足れりとする上司・管理職も また無能だってこと。
結局、長期的に見て、業績が落ち、やがては経営も危機に瀕していく。
実際、潰れた。
うちの身内の精神病者なんかも、発作を起こしたときは、はっきり、人に危害を齎しかねない行為を やったこともあるし、
自分の欲求と つごうのために、他人の生活を破壊した者も、一人ならず いる。
共通してるのは、一種の幼児的万能感というのか、思考停止的ウヌボレの つよさ。
だから、ヘンに「信念」を 振りかざして、他人を攻撃するのを躊躇わず、これを特別な存在たる自分だけに許された「権利」とすら見做しているようだ。
宗教とかオカルト的教祖に多いタイプではないかな。
あと、「アーティスト」を気取りたがるやつw
やたら「啓示」だ「閃いた」とか言うww
その半面の、根拠が希薄な劣等意識、被害意識の強烈さ。
だからこそ、本来無関係な者を巻き込み、自分のために利用し尽くしても、なにが悪いのか?と恥じることがない。
本人にしてみたら、何かと「損を させられた」可哀そうな自分だから、特別にして当然の、やっぱり「権利」だと思い込んでるふしがある。
こういったことは、「自己愛性人格障害」者の特徴だともいう。
「人格障害」の場合、病気とは言い難いそうなのだが、私の見るところ、原因としては複合性があるかもしれないにせよ、いずれ、これらも、多分に脳内の問題だと思う。
(続く)