2022.06.10 (Fri)
と言うよりも、
「吐いた唾は呑めない」、かな?
あたかも、「レイプ」を「合意」だったと嘯くような趣の「黒田失言」の件だけど。
結局は、麻生さんと同様な言い訳で終わったようだね。
「ヤフゴミ捨て場」の批判的投稿者のなかには、「生活保護で10年ほど やってみ」とかいうコメントも あってw
それに対して、さっそく、噛みついてる愚か者どもが並んでたけど。
私は、本当に「地頭が良い」人であるならば、ものの数ヵ月や1年かからずに、その経験・体験によって、何が隠されていた根本的な問題なのか、一端を知り、汲み取り、改善のポイントを察する役には立つんじゃないかなと思うね。
ただ、理解するのに10年も かかるようではダメですよw
たとえば、近年は、まとまった数に のぼってきて、目立っている事例を挙げるとすると、「ひきこもり」とか「氷河期世代」とかね。
今後は、国家的頭痛のタネだの社会の お荷物だのという扱いに貶められる対象となりかねないのでしょ。それこそ、「生活保護予備軍」と。
まあ、じつのところ、
「氷河期世代」の ずっと前から、その傾向は あったんだけどね。
特に障碍者の場合、「氷河期世代」の嘆きなんてものは、私らのような、知能以外の内部障碍者には、ほぼアタリマエに経験してきた人が少なくないのでは なかろうかと思う。なので、私個人的には、「氷河期世代」の怨嗟の声を聞いても、驚いたりまでは しないよ。
さて、
きょうはね、障碍者の作業所、いわゆる就労支援施設についての記事を見かけて、そこに付いた「ヤフゴミん」のコメントも、たぶん また、弱者叩き、障碍者叩きにハリキッて、蝿みたいにタカってんだろうなあと思いつつ、チラッと見てみたら、近頃は、以前ほど大量のバッシング投稿はグッと減っているようで、それでも、なんか奥歯にモノ挟まってるみたいなイヤミたらしい感じのとか、もちろん、ズバリ中傷でしかない投稿も、相変わらず並んでた。
で、たとえばね、
私が見学させてもらった作業所で見た光景の一つ。
そこの通所者の多くは、知的障碍の人たちであるせいか、ちょっとした小物類を、小さな袋に詰めていく単純な作業を されていたのだけど、
なんと、あの『産経』シンブンの系列が発注元であったことは、この目に焼き付いておりますw
んでね。
こういう施設が なかった頃は、まあ、「健常者」に下請け出して やってもらうならね、
「健常者」であれば、いちおう「最賃」で守られているわけよね。どんなに簡単な単純作業でも。
ところが、これが障碍者に作業してもらうのであれば、「最賃」は無視されるのよね。
したがって、ビックリするほど非常に低額の報酬で作業させている、という現実が ある。
まあ、子どもの お駄賃レベルを もらいつつ、本当の目的は、ひきこもらずに、規則正しい生活習慣だとかリハビリを兼ねてとか、そんなところなんだろうなあと思ったわけだけど。
福祉業者の人たちに聞いた話、
ここに来て、国のほうからの お達しで、障碍者の施設と言えども、それなりに「儲け」を出せるような運営を目指すべし、とかいうので、近年になって、まるで「雨後の筍」の如く次々と設立された「就労支援施設」とか作業所なのだが、経営に四苦八苦している内実だとか、そんな内容だった。
そしてね。
私の母親の生徒さんだった人も、長年、ボランティア活動や福祉関係の人たちとの関わりが あったので、うちの母親が亡くなってから、やっと、生前の母親が嫌がり、猛反対していた『障害手帳』申請を しておくべきと言われ、そのあたりで、お世話になったりしていたゆえに、これは、私自身、かなりショックな出来事だったんだけど。。。
その人は、うちの母親が、なにか、カッコイイとでも思っていたのだろうか、意気揚々と元気だった頃の母親が運営していた、お稽古事の教室の後継者になりたがっているような感じで、母親が稽古を つけるときや舞台発表で使っていた楽器などを、どうか自分に預からせてほしいと、とても熱心に言ってこられるので、ご希望どおりにしてさしあげた、その代わりのように、世話を焼いてくださった、みたいな関わりも あったのだけれど、
ある日のこと、
その人と、長年、親しくしているという、福祉施設主宰者か責任者の所へ訪問したおり、そこの作業所内にて、パンや焼き菓子の類を製造し、焼きたてを、これから販売に向かうと言って、パン箱を運んで来た障碍者から、幾つかを買い上げておられた。
そうして、販売に出向く障碍者の人たちが去ったあと、私に小声で囁いたには、ところどころ聞こえた断片によると、
「…かわいそうだからねぇ、、、おいしいわけでもないんだけど、買ってあげてるの」
というふうに言っているのが聞き取れた。
そうですか、と、私は、内心の複雑さを隠しつつ頷いていた。
一例として、これは、私も、ネット検索していて知った話で、ある娘さんが、就労支援施設の斡旋らしき かたちで、クリーニング工場での作業に従事しているということなんだけれど、高温の作業場で、夏季は汗をボトボト掻きながら、きついクリーニングの下働き、ヘトヘトになるまで作業し、報酬は、信じられないほどの低賃金なのだと、親御さんが述べておられたことを、大まかに記憶している。
たしか、古賀茂明氏のコラムを読んでいて、古賀氏ですら、この方面には、いたって疎いみたいだなと思ったので、うちのブログにて指摘しておいたわけ。
私自身も、「就労支援」を謳う障碍者作業所というものを経験・体験したことが あるので、当事者の立場からとして、『ヤフージャパン』のコメント通報ボタンを押して、通報しておいた。
それはね、
「全然見合ってないのに障害者だから賃上げしたなら不平等」
という内容だったんだけど、
全く知りもしないのに、さも知ったかぶっての投稿は有害だ、ということを、運営に対して警告したわけ。
これで何度目やら。。。
これじゃ、まるで、私のほうが「パトロール」ボランティアやってるみたいだわw
何ら知りもせず、ひたすら侮辱したい欲求を満たすのが目的で、デタラメや、ありもしない作話まで駆使して、世間に誤解させんものと、異様に熱心に「ヤフゴミ捨て場」に投下する。
よっぽど不幸なんだろうか。。。?
ここまで、さもしい根性になるってのは。
黒田さんの失言騒ぎに戻ると。
われわれ庶民国民が、「値上げに慣れてない」のでは ない。
アキンドや企業側が、賃上げに慣れてないんだよ(嗤)
こんだけガマンづよく(?)おとなしく、
「ものわかりの良い」(?)日本の民衆ですよ?
妥当な値上げや、受け入れ可能な値上げに対してまでも、そんなガーガー言わないでしょうよ。
賃上げせず、辞めさせ易い非正規をドンドン増やす。
しかして、内部留保をドンドン積みあげるのだ。
こんなことばっかり やってきたのでないか。
いずれにせよ、最近の値上げは、本来の目的に沿った結果の値上げでは全然ないのだから、国外から波及している影響などが収まったら、そのあと、どうなるものやら、もちろん、いったん上げた値段を下げる気は皆無だろうし、
まあ、いろいろと、すごいカオスの予感が するわな。
そりゃあ、野党も、ますます、政権交代に及び腰となるだろう。
いまの野党に、『自民ダッピ党』が長年に渡って敷き詰めてきた諸々の問題を解決するヴィジョンや能力が あるのやら不安なのも尤もだけれど、
さりとて、
『自民ダッピ党』政権だって、自分で敷いておきながら、解決できもしないのに、ますます つけあがって、得手勝手な腐敗暴政を やるんだろうという予感ばかりが募る。
【続く】