2023.03.06 (Mon)
最近ハマっている『山田五郎 オトナの教養講座』、
今回は、ウィリアム・ブレイクでした。
ブレイクは、てっきり、詩人が本職だと思っていたけれど、その詩作品にしても、かなり難解だし、絵はグロテスクでバッチイ感じのが多いようで、
ぶっちゃけ、私は、ブレイクの どこが、そんなにもイイんだ?と思っていた。
ピカソ大キライだった親父なんかは、ウィリアム・ブレイクだと、どのような反応を示しただろうか、それは、ルソーに対する反応を予測するよりも難しいw
ただ、どちらにせよ、少なくとも、好きでは なかっただろうなとは思う。
ブレイクなどに比べたら、よっぽど悪いやつを実行してたクチだったけどね、親父はw
ブレイクと同時代人で、共に『ロマン主義』の先駆者にして、実際に親しかったというフュースリ、
私個人的には、フュースリのほうが、だんぜん好みなのだが、
特に、妖精を題材にしたブレイクの作品は、一見してフュースリを連想した。
しかし、ブレイクの場合、実は、ばりばりアカデミックな絵画教育を受けたという経歴のわりに、それを感じさせないね。むしろ、ある種の軽妙さすら漂っている。
この前の先日、視聴したのは、ゲリシトルじゃなくて、、、ゲルストルさんだっけ、
この人の場合も、若死に(自殺だったか)で非常に短命だったそうで、
作品数も限られているせいか、私も初めて知った画家さんでしたが、
ブレイクにしてもフュースリにしても、あるいはゲルストルにしても、ある面、現代的な、イラストチックなセンスが共通してると思う。
つまり、ブレイクでさえ、いわゆるアカデミック臭が ないわけ。
ゲルストルの、わははと笑ってる顔の自画像、
あれなんかは、それこそ、Tシャツにプリントしたらウケるんじゃないかしら(笑)
で、ここから、少し真面目な考察に入るんだけど、
ブレイクの巻を視聴していて、あらためて、つくづく思うには、
一般的に宗教という、多かれ少なかれ体系的に築きあげられるヒエラルキー世界は、やはり、男性が好むところのものだなあと。
そうして、
宗教は、古今東西、これも特に男性の多くが好むところの戦争の、一大要因で あり続けている。
さて、
このテの話、うちのブログで、どこまで述べたことが あったか、自分でもハッキリとは憶えてないんだけど、
興味深いことに、うちの母親は、脳に異常性が あったこと、私の観察に おいても、おそらく『癲癇』などの潜在的遺伝が あったように思うこと、母方の叔母も、晩年に入る頃から、精神疾患を抱えるようになっていたこと、これらのことは、うちのブログの読者さんのなかには、すでに読んでいて、知ってる人も いらっしゃるかもしれない。
とりわけ、うちの母親が、幼少時から、ご近所でも有名な「霊感少女」として知られていたということ、本人自身も、そういう方面の経験・体験を重ねてきていて、
なかには、私自身も、長じてのち、身近でリアルタイムに見たり聞かされたりした出来事も あるので、私自身のことも含め、ふしぎな、奇々怪々な出来事の経験・体験を、そのうちには披露しようかなとは思っているのだけれど、
ただし、
うちの母親は、ここの自覚アリなのかナシなのか不明なままなのだが、時々、平気で嘘を言ったり、作話を述べたり、他からのパクりも やる人だったのよ。
それらも また、私自身がトシくってから、いろいろと、少しずつ気づいていったことなんだけどね。
もちろん、もともとマザコンで、単純な気質の私は、20歳代くらいのうちまでは、ほぼ盲目的に、母親の話を真に受けていたわけ。
とりあえず、
『山田五郎 オトナの教養講座』で言及された「見えちゃう人」っていうのが、いわゆるオカルトとか霊感とか、そういう方面の能力を備えているという話であれば、ブレイクの場合、そっちのほうでは ないように思う、たぶん。
もっとも、山田五郎さん御自身は、薄々にせよ、わかっておられるように思うんだけれど、コメント欄を眺めていると、やはり、わかってなさそうな一般人たちも多いようなのでね。そのくせ、わかったような尤もらしいことを言うw
むしろ、ブレイクは、私のほうと少し近いのでは なかろうかというのは、
殊のほか「ビジュアル イメージ」が豊かで鮮明なのね。それも、確信的なまでに。
やはり、さすがに画家だけあって、この事物は、こうに違いない!こうでなければ ならない!というくらいの強さで。
どこか他の所で、たまたま目にしただけの、他者によるイメージでも、
それが、自己の内部でシックリきたものであれば、そのまんま、自分の吐き出すイメージとして用いてしまう。
ブレイクの、いわく「見えちゃう」というのも、そういうことなんだと思う。
小説とかを読んでも、つまらない、楽しめないというタイプの人が時には いるもんだけど、
そういう人は、文章を読んでも、ただ、文字の羅列でしかなく、そこからイメージが広がっていかないというのね。
私なんかは、そのシーンごとに、全体の情景は勿論、登場人物の風貌から身なりから声や しゃべりかたの感じまで、ありありと思い浮かべてしまうんだけど、だからこそ、小説のなかへ没頭できる楽しみ、醍醐味も あるわけよ。それがカラッキシないのなら、そりゃツマランわよね。
この人の存在も、私は知らないままでいたんだけど、なんと、日本でも、すでに明治時代から知られていたらしい。
そんな昔の感じの作風じゃないわよね、この画家も。こちらも、軽妙なイラストチックなセンスを感じさせる。
時間が なくて、ざっと流しつつの視聴なので、こまかいところは端折るけど、
この人の場合も、親の代から大変な お金持ちで、おとうさんが、思いがけず早く亡くなったゆえ、ロップス氏は、ごく若いうちの莫大な遺産相続によって、自分自身も大金持ちになれたそうなんだけど、その おかげで、女性関係も やりたいほうだい、という、典型的な男性の夢を叶える放蕩的、デカダン的な人生だったらしい。
たとえば、
本妻と、その子が ありながら、とある姉妹の両方とも性的関係を結び、そのあいだの子も儲けたりしていたそうなんだけど、
まあ、カネあればこそ、だわな。
私が、「露悪」を奨励してやまなかったというロップス氏を前にしたら、
このように言い放つだろう。
「ぺんぺん草とて1本だに生えない、赤貧洗うが如しの生活だったら、こうは できなかったのじゃない?」
「あなたは自分勝手に好きほうだいで大満足できたわけだけど、奥さんや愛人たちも、あなたに負けず劣らずな身勝手、放蕩、デカダンぶりで あったなら、太っ腹に受け入れられましたかねえ?」
と。
加えて、
彼の作品の一つを見て、もよおした不快感とともに、
「悪いタネ撒きちらかして悦ぶのは やめい!!」
と怒鳴っちゃうかもw
だって私はね、
幼い頃から、おとなたちのドロドロした汚いものを、いやというほど見せつけられて育ってるから、もう、おなかいっぱいなの。
ただね、
このロップス氏、正妻さんたちは本宅(←お城なんだって!)に ほったらかしだったとしても、唸るほどの大金持ちだから、愛人である姉妹たちも同じく、生活は しごく豊かに、最後まで、めんどうみてあげてたらしい。
画家として自分の仕事にも励み、熱心に取り組み、それが また、大いに稼ぎを呼んだという。
決して、根は不真面目というタイプじゃなかったんでは なかろうか。
だいたい、貧しい姉妹を両方とも引き取って、捨てることなく養ったというのは、さしづめ、『イスラム教』あたりでは、お手本とするところじゃないの?w
ただ、作品そのものについては、あくまでも私個人的に、好みの作風では ない。
私は、グロテスクとか陰気とかバッチイ系が苦手なので。
それでも、フランシス・ベーコンなどの作品を初めて見たときは、つい、まじまじと見つめてしまったし、いまでも、そういう傾向は あるんだけどね。
陰惨な作風でも、どこかしら美的なものを少しでも見受けられたなら、けっして心底からキライでは ない。
あるいは、
もしかしたら、
「自分にないものだからこそ、求めたり憧れたりするもの」
という説が妥当だとするならば、
根が真面目で、おとなしく平凡なタイプほど、いわゆる「危険な男」やら「悪女」タイプに魅かれるのとは真逆で、
それこそ、自分自身が不真面目でデカダンなタイプだからこそ嫌うのである、と言えるのかもしれないw
たしかに、私は不真面目かもしれないが
ww
はて??どうでしょうか?(苦笑)
2023.03.06 (Mon)
『“お茶汲み”する職員に1日20万円…五輪費用3.6兆円オーバーの“裏側” 組織委元職員が告白【報道特集】』
3/4(土) 21:06配信 最終更新:3/4(土) 21:06
TBS NEWS DIG Powered by JNN
~
人件費の日当を示す欄には「チーフディレクター:単価12万円」「リーダー:単価10万円」などと書かれている。だが無観客が決定した後も、この単価が変更されることはなかった。
組織委元職員C氏
「単価というものは我々が関知できない部分。当然我々としても業務量が少なくなっているので、単価を減らしていただきたいという思いはありつつも、それが既定路線という形で進んでいた。本当にやるせない思い。上司に相談してさらに上につなげていただいたとしても『金額を精査しましょうか』という回答がなかった。我々現場から声を上げても変わらなかった」
~
(抜粋:当ブログ主による)
「業務量が少なくなっているので、単価を減らしていただきたいという思いはあり」
「本当にやるせない思い」
「我々現場から声を上げても変わらなかった」
ほんまかいなw
さて置き、
この くだりを読んで真っ先に思い浮かべたのは、数日前に、目を通していた『東京新聞』の記事だ。
『非正規雇用の活用を30年前に提言したら…「今ほど増えるとは」 労組側「やっぱりこうなった」:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)』
2023年2月27日 06時00分
ま、うちのブログは、この関連の問題に対する指摘も、早くから、いろんな角度で何度も取りあげてきているし、
ここ何日か前にも、ちょうど、
『個人的身辺事と最近のニュースから』
というエントリーをアップしているんだけどもね。
最後に付け足しで。
私個人的には、まーったく関心が ないんで、これまで、うちのブログで話題にする気なんかサラサラなくて、あくまでも無視するつもりでいたので、これは ついでに過ぎないんだけど。
あの『岸』家の3代目だか4代目だか5代目だか知らんが、故 安倍氏の甥に当たるとかいう政治屋後継者クンな。
先日来、自分とこの家系図なんかを得意げに掲げてるぞ!ってんで、そうとうの顰蹙を買ってたらしいね。
おまけに、その後も、とことんズレまくった資質を見せつけてくれたそうで。
まあね、
そういうところを見ても、彼ら政治屋層というものが、いかに、世のなか全体や、われわれ一般の国民から遠く遠くズレたところに留まっているか、
そして、どれだけ狭い狭い世界しか知らないでいるか、それで通ってるということの証左なんだよね。
だいたい、そもそも岸 信介氏からして、人格識見に疑念を持たざるを得ないような、どす黒い背景に満ち満ちた政治屋だったわけで、
なぜに、それらを自慢のタネにできると思えるのか、
私にゃサッパリ理解できないんだけど。
こういうこったから、
世襲を取りあげたら何も残りそうにないボンボンにも、われわれ一般の国民全体のための政治や理念を持ち得るはずが ないわけよ。
そりゃあ、期待するほうが、あきらかに無理なんだわなあ。
もっとも、
「今だけカネだけ自分だけ」を地で行く自分一個の利益だけで期待する有権者が悪いのは大前提だけど。
それにしても、
なんか、もろに「バカ殿」ふうな名前からして時代錯誤感ただよってるよねえw
あの名前を初めて見たとき、思わずフきそうになったけどww
やれやれ、金輪際、シラケた嗤いしか出んわ。。。
2023.02.26 (Sun)
『ここ数日の雑感より~エゴイストの愛と骨』の続き。
あとは、、、っと、
まだまだ続く、『LGBT』『同性婚』問題。
そろそろウンザリしてきたわ。。。
あまりにもアホが多過ぎてさ。
先日、どなたかの投稿で、
「コメント欄を付けたり付けなかったりできるのなら、掲載記事の内容によっては、付けないようにしたら どうなのか」
という意見を見かけて、
あっ、そうだわなあ!と私も思ったので、すでに何度か、『ヤフージャパン』運営に対して、ヘイト コメントなどが多発するような問題に関わる記事には、コメント投稿欄を設けないようにすべきと言ってきてるんだけども。
で、
いまだに、「嫌いだと言える自由と権利がぁ!」とかってさ、
お門違いな被害意識まんまんに言い募るバカが いてるし。
「嫌いだと言ってはダメ」とか、誰が、そんなこと言うてるんや?っての(大嗤)
そりゃ、私も言ってるよ、
オマエさんらみたいなアホやバカは、へどが出るほど大っキライだ!
って(爆)
よっぽど、この問題の性質や議論のスジが分かってないんやなあ、アホーやから(嗤(嗤)
それと、前回のエントリー内で取りあげた、
上野千鶴子氏の主張だとするところの、「『婚姻制度は、くだらない』、
だからってんで、
同性婚制度もクダラナイだろという方向へ持っていきたい意図だけは窺えた」
という指摘ね。
今度のアカウント名は全く別のものだが、なぜか、やっぱり同様の内容で長々と展開してるコメントも あったw
ほんとうに、バカなんだわな。
婚姻制度なんてクダラナイ、なのに、なぜ、同性婚を認めてもらいたがるのか?ってヘリクツよ。
これもね、同列に論じられない問題を、わざとなのか、ほんとにバカだから、見分けが つけられないのか、ごっちゃ混ぜにして、トクトクと並べ立てる。
婚姻制度なんてクダラナイ!と、それほどまでに つよく思うのならば、おのれは、法的制度と関係する結婚を しなけりゃいいこと、
それだけだろ。
そうして、婚姻制度そのものを廃止するための運動でも起こしたらエエやろが。
そういう人が明らかな大多数になっていけば、そのときは、従来の制度から変化していくだろう。
男女間でも同性間でも同じこと。
個人の考えかた、生きかたの問題でしょ。
そこを強制するのは許されないが、
くだんの投稿者は、「ワンオペ」だから どうだの こうだのとか、現代に おける結婚生活で生じる、いろんな問題点や不満をも並べ立てていたようだけれど、
もし、この者自身が、現状の自分の結婚生活について不満が大きいのであれば、さっさと問題解決を図れば いい。
配偶者と話し合うなり、すっぱり離婚するなり。
あほやバカは、勉強して勉強して考えて考えて、そのうえ「実験」してみてナンボやからね(嗤)
そもそも、婚姻制度というものが、なぜ定着していったのか、その歴史から勉強したらエエ。
それか、
信奉する御本家の上野氏に、直々に教えを乞うたらエエんやない?w
私なんかは、あらためて お勉強するまでもなく、
大昔と言うか古代に近い頃の日本では、概ね、女性のもとへの「通い婚」形態であり、それゆえに、
男が通って来なくなったら、ハイそれまでよ、
の世界だったことくらい知ってるし、
そもそも女性にとって、性交や出産はリスク、不特定多数との交渉は、男性以上のリスク、加えて、育児の負担、
これらのことは、現代に おいてさえも、相変わらず、ほとんどの女性のリスクで あり続けている。
男性にとっても、つごうの悪い面は あったのだろうから、やがて、こんにちに通じる婚姻形態が定着していったのは何故なのか、わりと難なく想像つくけど。
ところで、
『北アメリカ』の先住民族のなかには、あくまでも形式的とは言え、男性どうしの婚姻儀式を行う場合が あるそうな。要するに、はっきりと「家」の存続のための手続きということだ。
ま、日本で現行の婚姻制度に替えて、『パートナーシップ』たらいう制度を設けるにしても、そこに、従来の通常の婚姻制度とは欠けている点が あるのなら、やはり不公平なままだということになるし、
従来の通常の婚姻と全く変わらない制度であれば、わざわざ、『パートナーシップ』などという別称を用いる必要もないことだ。
それ以上に、
ふつうに異性婚でも、従来型の婚姻を無視した、いろんな結婚生活を実行する人が増えてきているのだから、そっちを中心に見据えていくのもアリだろうとは私も思う。
ただ、
日本という国は、特有の戸籍制度を見ても頷けるように、
殊のほか、国民全体を細かく管理したがる傾向を薄れさせたためしがないので、制度としての婚姻を廃れさせるのは、極力、避けるだろうし、
なによりも、
いまだに、あの『天皇制』『皇室制度』という時代錯誤を象徴するミコシを担いでるからね(嗤)
まっ、
有権者国民全体の知性と精神的成熟度が低いうちは、なんとも しゃあない。
それから、最後に もう一つだけ挙げとこう。
他にも、どうしようもないバカっぷりを晒してるコメントがズラリ並んでたけど、メンドクサいから、ここまでで。
いわく、
「民主主義国家なんだから、日本の制度がG7の他の国と違っていてなんらおかしなことはない」
との主張なんだけどね。
いや、おかしいやろ、それはw
現に、
国民の大多数が、もはや認めるべきであるとしているのだし、
認められないことで困ってる国民が一部にせよ存在しているのだから、それらを無視して「民主主義国家」は ないやろがww
あと、同じ投稿者が、
「G7の他の国がやってるからって何でもマネ」
って言ってたんだけどさ。
マネとか、そういう問題じゃないのよ(嗤)わからんか?
てか、
まさに、マネじゃダメなの。もう、そういう段階まで来てるのよ。
根本認識の問題なんだわ。
あーあ、
はよ廃止せえやカネの亡者どもの巣窟、社会的テロの舞台、「アホージャパン」のゴミ捨て場。
2023.02.26 (Sun)
太宰 治:
「死ぬ気で恋愛してみないかい?」(キラ~ン)
私:
「やーよ。あたしゃ まだ死にたくないわ。死にたいなら、あなた一人で死ねばエエやん」
…冷酷な女です(苦笑)
私の場合はね、好きな人、愛する人が傍にいるのならば、
「何が あっても蹴散らかして、あたしたちだけは二人で生きていこうね!!」
って感じになると思うの(笑)
なので、
ハレタ ホレタでスッタモンダの果て、深刻至極に陥っちゃってさ、
〽世間に負けたぁ~
二人で死のうか、なんてイジイジ言われようもんなら、
「おらおらぁ~!!なに湿っぽいこと言うてけつかる!!」
って喝を入れちゃうと思うw
ほんと、色気なしやなww
自分でも認めざるを得んわ(苦笑)
従兄にも、つき合った男らにも言われたことを思い出します。
「おまえは強いからなあ」
「一人で生きていけるやろ」
…それは違う!違う!!ちゃうねん!!!
いくら否定しても、とりあってくれなかった男たち。。。
ちっ!!w
さてと、
『鎌倉文学館の展示で「文豪の愛」堪能を 4年間の改修休館前に企画』朝日新聞デジタル(地域)
この記事を目にしまして、
旧ブログ当時、太宰と、彼との恋愛関係にあった女性たちについての記事を読んだとき、いろいろと感想を述べたことが あったのを思い出したわけだけど、
近頃も、太宰を めぐっての恋愛の鞘当ての如き経緯に おいて、
「戦闘開始!!」
とて、
女性たちのうちの一人が、闘志も あらわに、日記に書き綴っていたというエピソードを読み、
あらゆる面で、こんにちの私らよりも不自由な、厳しい境遇に置かれていた、はずの、『明治』や『昭和』始め頃の女性たちの大胆不敵さ、剛毅さ、
やりたいように自由にやってるように見えながらも、みずからの選んだとおり、好きなようにやってるように見えながらも、その実、いろいろの不満や文句が多いようであり、それでも思考は浅く、フニャフニャと迎合して、弱っちいだけのような、カネか男かに搦め捕られ、自分の子一人すら守れない、だらしない体たらくが目立つような、現代日本の女たちとは異なった、はるかに激しい気性ぶりを垣間見て圧倒される感を覚えた しだい。
…
鎌倉は、すてきな所でした。また、『江ノ電』乗って、行きたいなあ。
ところで、
山田五郎氏の『オトナの教養講座』を視聴していて、つくづく思うのは、
やっぱり、「歌は世に連れ」と同じく、芸術・芸術家も また、そうなのであり、時代と俗世間から無関係では いられないのであるということ、
それと、女性関係に問題が多かった画家がチラホラいるんだなあってこと。
やっぱり、えぐい人、もとい、エゴイスト タイプが多いのかしら?
振り返ると、フシギなことに、私は、そういう、女性との あいだで大きな問題を起こしていた画家の作品には、どういうものか、あまり、食指が動かなかった傾向。
もちろん、その画家個人の人間関係のことなどを知っていたわけでは ないのだが、
いつかも述べたことが あるように、
シーレとか(私は聴覚障碍なので、字幕機能を利用することが多いんだけど、日本語の字幕では、「仕入れ」と出てくるよw)、ムンクとか、その他も、いずれ、たいへん有名な代表的作品で あっても、なんとなく俗な計算っぽさと、その裏に漂っているナルシスト臭みたいなものを感じたりもして、もちろん、そもそもから、たぐいまれな描写力とセンスを備えているのは よく分かるので、けっして、きらいというわけでは ないけれども、敢えて どちらかと言えば、それほどには興味を持てないままで いた。
うちの親父もさ、家庭環境や時代が許してたら、画家の道へ進んでたかもしれないんだけど、
実の生家は非常に裕福だったのに、わざわざ、貧乏な伯母夫婦の養子にさせられたとは言え、親父の場合も、損したと同じくらいには、ヘンなところでトクしてたと言うのか、命拾いしていて。
家柄の おかげで、戦地には行かずに済んだエリートだったので、あの時代は、ごく若かったことも あり、女性たちに特にモテモテで、
終戦後は、進駐軍とモメ事を起こしたり(←アメさんとの「掛け算事件」、ご存じのかたも いらっしゃるかもねw
『衣替えしただけの「新・自由主義」?』
『【続】なんだかんだ言って『自民党』を擁護(嗤)』)、
21や22歳の若造の身で、帰郷した地元の議員になったり、
育った千葉から生家のある大阪へ出てきて、全く畑違いの方面で仕事に就いたりと、
それなりに苦労して、アップ ダウン激しい人生では あったものの、
総じて、な~ぜ~か、女性たちに好かれていた。
同性にも好かれやすい傾向だったようだがw
ま、いわゆる「外ヅラ」が良かったというか、チョーシが よかったのよねww
そのくせ、突然ブチ切れて凶悪化したりするから、なんか、よくワカラン性質だったけどwww
なんだかんだ言って、うちの親父も、本人自身は、
損ばかりしてきた俺カワイソ―!!
とか思ってたんだろうけど、なんのなんの、
けっこう、やりたいほうだい やれてたわけさ。
私は、子ども時分から、
「ブ男、ケチ、酒癖わるい、こんなDV野郎の、どこがイイんだよ?」
と思うばかりだったが、どっこい、娘の私ただ一人を除いてw、母や姉らも含めた女性たちにモテていた。
父母は年がら年じゅう、殺し合いが始まるんじゃないかと、子らが怯えるほどの激烈な夫婦ゲンカを繰り返していたが、それでも。
アッチのほうは離れられないんだよねえ、執着し合ってるんだわねえ(嗤)
さすが、デキちゃったド修羅場のダブル不倫ですわねえw
けっ鬱陶しいったら ありゃしねえわ。
んで、話を戻すと、
『歴史を騒がせた女たち』という本を、高校時代に読んでいたことを思い出し、先日のエントリー『最近の私の日常の一部と、各所感。』で、そのことを述べてから少しあとに、著者である永井路子氏が亡くなられたという記事が出た。
それで思い出していたのが、海音寺潮五郎先生の おコトバ。
「わし、あの二人(←永井路子氏と杉本苑子氏のこと)、どっちが誰だかサッパリ分からんのぢゃ」
このように言われたことが あったと、当の永井氏が おっしゃっていて、
この話を聞かせたら、くっくっくっと、こらえきれないようすで笑いを洩らしていた うちの母親。
ちなみに、
旧『国鉄』が民営化されたあと分かれた『JR』各社のうち、西だか東海だったか それぞれの社長さんどうしが、すごく仲わるいんだってよ、という話を したときも、けっこう意地悪な面が あった母親は、何やら嬉しそうにクックックと、しのび笑っていたものだ。
他には、、、と、
そうそう、「火葬後の御骨」に関する話題で、「のどぼとけ」が どうたらいうのが あった。
私も、親や叔母らで何度か経験済みだから、また思い出したんだけど、
うちの母親のときもね、「のどぼとけ」が、たいそうリッパだ!っていうんで、皆が感心してた。
私は、母親のが初体験だったから、へえ~としか思わなかったけど、
ただ、
「生前の行いが立派だったから、のどぼとけもリッパ」というのは、全然ちがうと思うよw
あのとき、「こんなキレイな のどぼとけ、俺も初めて見た」と驚いていた父親も、
「あれだけの持病持ちの薬漬けだったわりに、骨は じょうぶだったんだなあ」
からだが弱かったなんて、嘘だったんじゃないかぁ?
とまで言ってたけどw
たしかに、生まれつき病弱だったと言うわりには、暑苦しいくらいエネルギッシュな性格だったし、何よりも、健啖家だったからね、やっぱり、骨なんかが じょうぶだったというのは あるのかも。
それと、声が良く通るし、歌唱力も優れていたのよね。
そして、これだけは断言できるぞw
生前の行いと、「のどぼとけ」のリッパさには、何の関係も ない、ということを。
うちの母親は、すごく頑張り屋なところは あったし、なかなか正義感も あり、逆境や苦労のなかで良いことも してきたと思う。
しかしながら、
ほんとうにエゴイストで、だらしない面も あったし、
人としても親としても、許されないこと、悪いことも やってきてたのは、虐待児である娘の私が、よーく知ってるからねww
【続く】
2023.02.19 (Sun)
まずはね、
「多様性を認めろと言うんなら、いやだ!嫌いだ!ぜったいに認めない自分たちのことも、多様性の一つとして認めろ!!」
このテの主張、しょっちゅう見かけるよね。
いつものことだけど、なんてバカなこと言ってるんだろう、まともな知能ないんかいwと思っちゃうよ。
だって、
「認めないことを認めろ」
ってさぁ(爆嗤)
こやつら、「論理破綻」とか、また「形容矛盾」といったコトバも知らないんだわな(大嗤)
それから、
「同性婚は、子どもが できないのだから、生産性が ない!生産性が ないのに、わざわざ婚姻制度を適用する必要もない!」と。
婚姻というのは、あくまでも、子どもが できることが大前提なんだってさ(嗤)
だったら、故 安倍氏夫妻も そうだったわけだが、男女間でも、子どもを持たない、できないカップルはゴマンといるのが現実だけど、そういう男女にも、婚姻制度は必要ないねw
それと、
同性婚には生産性が ない!っつうのは、そもそも違うよと。
何度言っても分からんのね。
だいいちに、同性間でも、子ども そのものは持てるし、
生産性が ないと決めつけるんなら、それは、異性間カップルでも子なしは同じく、生産性が ないことになるやないかと、何度言えば分かるのかww
そもそも、「生産性」て、何のことを言ってるんやら(嗤)
人を物扱いばっかりしおって(怒)
「両性の合意」という くだりもサ、そんなもん、いちいち細かく拘らなくても、女性×女性、男性×男性、要は、両人が、男性か女性か、どちらかに入っていればイイじゃんよw
これまで、さんざん「解釈改憲」ばかりやってきてるくせにww
あとは、
最近、何度か同じ内容を繰り返し投稿してる、わけワカランやつも見かけたけど、
いわく、「婚姻制度なんぞ、くだらない」、
だからってんで、
「同性婚」制度もクダラナイだろという方向へ持っていきたい意図だけは窺えたがw
それは、どこぞの大学教授で、「フェミニスト」の代表格で知られているらしい女性が主張しているぞ、って言うんだけども、
それこそクダラナイよ。
もしも、国家によって認められ、設けられた、婚姻制度を含む、すべての制度や権利について、クダラナイと言い切っているのであればだが、その主張している人は、みずからが、そういった、およそ国家が関わる制度や権利の一切を断ち切るべきじゃないかね。
あっ、そうそう、たしか、どこかの国立大学を出てるか教えてるか してる人でしょ?w上野千鶴子氏っていう。
私は、お名前だけは存じあげてるけど、その主張するところとか活動されてきた内容などに関して、ほとんど知らないので、
上野氏が主張しているという、婚姻制度クダラナイとする、その経緯や真意のほどを、くだんのコメント投稿者が、はたして、正確に理解した上で、そのようなコメント投稿を繰り返すに及んでいるのか、私には分からないなあ。
でも、たぶん、その投稿者の理解は、間違ってるんじゃないかなという感じだけは するわw
ちなみに、
私が20歳代または30歳代の頃だったか、新聞か何かの記事で、
いわゆる「フェミニスト」の集まりのなかで、とある女性が、他の仲間の女性から、
「あなた、そんなイヤリングとか付けるの、やめたほうが いいよ、男に媚びてるみたいだから」
というふうにダメ出しされた、という内容の話を読んだことが ある。
私、「フェミニスト」っつうのも、詳しくは知らないままなんだけど、その話を読んだだけで、うへっ!と思っちゃってさw
こんなの、煩くて鬱陶しくて かなわんわ~と辟易して、
それ以来、興味を持ったことが ないのよw
最後に、
性犯罪を報じる記事に付いたコメントも、いちだんと見苦しいね。
だいたいが、「ウヨ」「ネトウヨ」の常連(=自民ダッピ統一壺&日本会議系)と見受けるが、
顔だけは見えんけど、ほんとうに、おつむと性格の悪さだけはヒシヒシ伝わってくるねw
こんなこったから、誰にも、少なくとも、まともな知性を備える人からは、ちょっともモテないし、
「同性愛や同性婚ぜったい反対!!」と、狂ったように叫ぶ、その理由も、何一つ、根拠らしさも説得力のカケラもなく、
ただただ、頭の悪いオッサンだな、というイメージだけが膨れあがっていく。
あっ、そうだ、
「差別を許すな」ということになったら、この国はダメになってしまう!
てなコメント投稿も あったぞ(嗤)
差別するのが、差別するからこその日本、って国なわけかw
どういう感覚やねん(呆)
これって、最も「反日」、自国を侮辱する発言と違うかぁ?
言った本人は、やっぱりバカだから、まったく自覚してないやろうけどな。
あああ、この下なくタイクツな連中だわ、まったく。
ぜったい、かかわりとうない。シッシッ