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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2014.09.29 (Mon)

ダメなものはダメ。

なぜか、それが分かるということ。

 

転機の心象写す資料発見=宮沢賢治、友人宛て書簡など
時事通信 924()200分配信 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140924-00000176-jij-soci

 このほか、背表紙を自ら塗りつぶしたとみられる「春と修羅」の単行本も発見された。同書を「心象スケッチ」と称した賢治は、背表紙に詩集と記されたことが不満で、ブロンズの粉で文字を消したと別の友人に伝えていた。発見された本は書名や著者名まで粉が塗られ、川島学長は「それだけ否定したい気持ちが強かったのでは」としている。

 

 

田中一村画伯の幼少時のエピソードを、また思い出した。これについて、かつて、例のQAサイトの悩み相談に対し、回答中で紹介したことがあった。

 

それは、画伯が、まだ小学生くらいの年齢だったかに、やはり美術関係で、たしか彫刻の仕事を されていたという父上が、ご自分の子息(のちの一村)が初めて、ものされた絵を見て、ごく部分的に、ちょいと手直しされたところ、幼い画伯が俄然激怒、

それは子どもの手になるものとは到底思えないどころか、プロの大人も真っ青かというほどに早熟な描きようだったものを、怒った一村ご本人が間髪入れず破ってしまったのだという。


(弐へ続く)

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