2014.09.27 (Sat)
『次は自分? 「黒字なのに2割クビ」納得できるか』
プレジデント 9月26日(金)9時15分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140926-00013511-president-bus_all
エントリー冒頭にて、ちょっと言っとくけども、
「ヤフコメ」あたりで投稿しまくってるという それだけでも、そのライフ スタイルたるや、どんなもんだか彷彿ってとこだし、
そういう者がトクトクと、「雇われ者は甘えてる、おれ自身は経営者だから、超過勤務だろうが残業手当ゼロだろうが」寝食惜しんでガンバルのは、そりゃアンタの勝手です。
だれに頼まれやしないのに産んでみた自分の子どもみたいなもんだろ、個人の店や会社なんて。
せいぜい、おきばりやす。
だいたい、あんたみたいのが経営者だなんて、それ自体が信じられんけどね。
私の知ってる企業勤務者は皆、
ましてや管理職ともなれば、女性であっても、年がら年じゅう出張だ打ち合わせだと、たまの通常勤務でも、席がロクに温まることなく、会社じゅう走り回ってるから、あんたみたいに、朝昼晩問わず「ヤフコメ」なんかに投稿して遊んでるヒマもなし、
そもそも、「ヤフコメ」じたいも知らないはず。
さて、
働かないにせよ非常に優秀にせよ、様々な場合において、極端な者であろうとも、常に一定割合で存在するという説は、知っている人も多いだろう。これには、世の摂理というものを考えさせられる。
従業員を消耗品のコマのごとくに考えていけば、企業も非情なら、社員も、所属先は飽くまで一時的踏み台に過ぎず、「愛社精神」なんてコトバは死語、まさに過去の遺物へと まっしぐらだね。
もともと、日本の企業の殆どは、お世辞にも、一般社員の待遇を手厚くするほうではなかったし、かなりの部分、従順な社員の滅私奉公的勤務態度に支えられてきた面が大きかったが、いつしか「リストラ」という名が、そのへんのオバちゃんでも知るところとなり、その嵐が吹き荒れ始めて、はや数十年にもなるのか。
そうして、いよいよ、アメリカ型追随、個人主義時代の本格的スタートか。
余裕がない。
だから、
きちきち押し付け合い、
ギスギス足を引っ張り合い、
周囲のようすを窺って風見鶏、
大きな卵を産むこともできず、小ぶりの卵を潰し合って、育成どころじゃない。
私が知っていた企業の一つは、顧客購買動向のデータ収集にのみ血道をあげていて、最初から最後まで、そういうデータにだけトコトン忠実であることを戦略として貫き通し、それで しばらくは規模を拡大していったかに見えたが、結局、あえなく潰れた。
また、社員を大事にしない会社だった。特に女性社員を酷使する。
まず問われることは、ある業務なり分野のことに対し、もし、能力に著しく欠けている者が いるのであれば、そもそも、その者の適性や方向性と、適材適所に関して疑って かからねばならないのだが、それは、ここでは置いておいて、
何らかの原因や理由で、能力に著しく欠けている者が、せっかく優秀な者の足を引っ張ってしまっている場合、全体から見たときに、やがて問題を引き起こす危惧は当然あり得る。
たとえば、能力に欠けている者の分までも、優秀な者が一人でフル回転して埋め合わせてやらざるを得ない場合。普通は続かない。
埋め合わせが常に特定の優秀な者の負担が重くなるよう仕向ける(ほとんどの場合、その場のリーダーとしての無能と安易さ、怠惰、管理職として適性のなさが原因。)ことが長期に及ぶと、いずれ疲弊を招くし、破綻するのは自然なこと。
なにも企業における話だけではなく、
これまでも当ブログで幾度か言及してきたように、個々の一般家庭内でも起こる様相なのだ。
こういった場合でも、「チーム」の全体でカバーでき得るなら、かえって、それこそが、社会全体から俯瞰してさえも、目指すべき好ましく良いことなのだが。