2016.07.10 (Sun)
『<参院選選挙区>政見放送に手話や字幕ないまま』
毎日新聞 7月9日(土)9時53分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000010-mai-pol
ああ、いいよ、もう。
今さらだわ。。。w
私も、幼児期から後天性聴覚障碍者だけど、
聴障者を長年やってるとね、どうしても必要だと思う情報は、自分なりに工夫して、自分なりの方法を編み出して探っていって、いろんな場所から引き出すの。
それくらいの逞しさがないと、やってけないからね。
まあ、いまどきは、インターネットというものが あるから、情報収集し易くは なった、多少はね。
むかしは、もっと もっと、生活の全てで大変だったから。。。
もっとも、重度の聴障者なら、どうしても、手話を用いないとならないだろうし、その殆どの人は先天性の場合が多いようだから、学校教育を始めとして、最初から、養育者や周囲の人たちに、いろいろ お膳立てを整えてもらって生活してきてるはずだから、私みたく中途半端な聴障者よりは、何事も、もう少しスムーズかもしれないけど。
私の場合は、親の不注意ゆえの後天性らしいのだが、
その親が生前には、私が聴障者であるということを口外することじたい禁じられていたから、そうとう特殊な背景事情のまま、こんにちまで過ごしてしまい、結局、手話も一切、知らないしね。
聴障者と「健常者」のハザマで生きてきて、
どちらの領分からも弾かれてきた。
だから、手話通訳を付けてもらったところで、何の役にも立たない。
だいいち、手話と言っても、全国共通では なく、各「流派」みたいな違いが あるんじゃなかったっけ?
手話だけで生活してる聴覚障碍者というのも、ちょっと腑に落ちない。
そういう人って、じゃあ、普通に、日本文も読み書き できないでいるのかな?
私は、以前、先天性重度聴覚障碍の人と、メールや手紙を遣り取りしたこともあるけど、その人は普通に、日本文を書いておられたよ。
「政見放送」なんて、うちにテレビが あった頃から、殆ど見てこなかったし。
いまだに、一番、印象に残ってるのは、
かの『オウム真理教』の教祖を囲んだ信者らが脳天気に踊ってたシーンw
思わず、「なに?コレ??」と、唖然としたもんだww
その他の候補者でも、
大概は代わり映えせぬクタビレたオッサンが次から次と登場してきて、
お口パクパクさせてるのを眺めていたところで、
こちとらロクに聞き取れやしないのだから、しまいには、候補者が懸命に演説してる顔が、あほみたいに見えてくるのよ。ゴメンね(苦笑)
で、あくびして、チャンネル変えちまう。
あの当時は、ネットもなかったから、本当に、何事も、大部分は、自分の直感が頼りだった。
【続く】