2014.03.09 (Sun)
この記事を読んで思ったこと。
『「料理の写真を勝手に撮るな!」 レストランに撮影を禁止する権利はあるか?』
弁護士ドットコム 3月8日(土)12時50分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140308-00001272-bengocom-soci
たしか、いわゆるバブル時代たけなわって感じのころだったと思うんだけど、
「グルメ」ブーム到来と共に、セックスに対しても、だらしない風潮が目立ってきたんじゃないか、って話があった。
いわく、「食」とセックスは、根っこが繋がってるんだとか。
それ聞いたとき、なるほどー、そう言や、「お持ち帰り」で「食っちゃった」とか言うもんねwと思った。
あのQAサイトの回答でも、戦時中、餓えた兵士が、しまいには、白米のホカホカ御飯を思い浮かべただけで勃起しちゃったって、新聞で読んだ記憶のある実話を紹介したことがあった。
私個人は、携帯で写真も殆ど撮らないし、普段の生活のなかで、いちいちコマゴマと写真を撮る習慣自体が ないけれど、
食べ物の写真を、やたら撮る人が世間に増えたというのも、直接的原因としては、各種撮影ツールが、ますます発達してきて、一般人にとっても、ごく手軽になったということが大きいと考えられる。
同時に、盗撮も爆発的に増えたんじゃなかろうかw
一般人がカメラなんて持ってなかった昔は、見ため どんなに美しくても、写真を撮る対象には、まず考えなかっただろうし、料理というものは食べることが第一最大の目的だっただろう。
写真は、実際の味も匂いまでも伝えるわけじゃないし。
私が学生時代、板書を、授業中に、ノートに書き写すのを禁じた教師が いたのを思い出した。
書き写すことに夢中になってしまって、教師が今ここで話していることに意識を集中させられなくなるから、って言ってたかな。
なんとなく、キリストとマグダラのマリアの伝説を連想。。。
冒頭で挙げた記事についたコメントのなかにも、似たことを指摘している人たちは僅かながらいるけれど、
だいぶ前に読んだ、心理学関係の専門筋の人の話だったか、
近ごろは、何でもかんでも、目についたものを、つど撮影する人が増えたようだが、実は、これって、「生きている」という実感を、つよく求めてる心理が潜んでいるゆえなんだとか?
ということは、
それだけ、「生きている」という実感が希薄なんじゃなかろうか、という。
まあ、少し前の現代日本人と言えば、大概、胸にカメラぶらさげてるのが日本人だっつう一般的なイメージとして、外国人に描かれてたらしいしねw
もともと、日本人て、写真を撮るのが大好き傾向は高いんだろうと思う。