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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2018.08.10 (Fri)

時事問題プチ論――直近の話題まとめて

 

今年の暑さは、「猛暑」を通り越して「酷暑」、

先日、どこかの記事では、「激暑」なんて述べてあって、やれやれ、大変なことになってきたなあと、思わず溜め息が出たけれど、

そこで、学校のエアコン問題とか、夏休み削れの増やせの、いや、削ると、ますます学力が下がるのと、

なんで、こういうバカげた騒ぎになるんだろ、日本では。

 

こないだ、何かの記事で読んだのだが、

いわゆる温暖化を押し上げている原因として考えられる人為としては、クーラーの廃熱よりも、自動車の廃熱のほうが、もっと ずっと大きい、ということだったので、

あ、そうなのかと、外出時に、自動車の列の近くに立っていたとき、
なるほど、たしかに、熱すごいわ、と思った。

 

私の居住地域は、昔は そうとう不便だったようだが、
景気が良かった時代は飛躍的に、各方面の改善が進められ、こんにちでは、近隣市域と比べ、交通の便も際立って良くなっているので、自家用車が なくても、とくに不便は ないはずなんだけど、なぜか、ほとんどの家庭で、あるいは、アパートの単身世帯でも、多くが、自家用車を保有している。なかには、1台だけじゃなく、2、3台保有してるとこも少なくない。

 

若い頃から私は、仕事や業務上で必要とか交通の便が悪い場合以外は、一般家庭での乗用車保有は、あるていど抑制したら いいのに、と思っていた。

まあ、業界を筆頭に、自由経済・資本主義国として、そうも いかないんだろうけど。

 

 

近頃、ちょくちょく思い出すのは、

制服の衣替えも、きっちり決められてた中学時代のこと。

 

私の小学校時代は、「制服反対派」だった うちの母親らの初代PTA活動による根回しが効いた、ということだったらしいが、
そういうわけで、敢えて制服が なかったので、

中学に進学し、最初にタマゲたのは、あのスカートの長さ、全体にも動きにくいことだった。

 

初めて、制服のスカートを着用して、教室の椅子に腰掛けるとき、裾ひきずりそうじゃん、と驚き、

下校前の掃除のときは、もっと驚いた。

ここまで動きづらいとは、、、と。

まあ、じきに慣れていったけど。

 

その反面、

体育の授業では、あの「ブルマー」と称したっけ、
レオタードを下半身部分だけ切って残して、レオタードよりも もっとピッタピタぴっちぴちの、あれね。

クラスの男子らが、にやにやしながら眺めていたことも思い出されるが、

月経時なんか、危なっかしくて、はなはだ困惑しつつ、かと言って、

あの「ブルマー」自体への疑問を感じることもなく、
これ はかなきゃいけないんだ、と思い込んで(思い込まされて)いて、
完全に思考停止になっていた、中学生時代。

 

 

なんせ、「制服美人」で評判だった私ですからw

夏の真っ白なブラウスに紺色リボンを結ぶというスタイルは、ことのほかシックリと似合っていたし()

制服そのものは好きだったんだけどね。

 

男子の丸刈り頭と、詰襟ってやつは、見ていて可哀そうだった。

 

夏が近づいてくる5月頃ともなると、体育の授業のあと、暑がりの私は、汗が おさまりきらないうちに、サージの制服に大急ぎで着替えるのは、ほんとうに鬱陶しかった。

 

男子どもの体熱が、汗臭さとともに、教室中に充満して、
下敷きでバタバタあおぐのを、次の授業が始まっても、やめられない。

すると、

教壇に立っている教師が、サージを着込んで ゆだってるわれわれ生徒を見下ろし見渡して、

「はい、下敷きで あおぐの、やめ!!」

と、エラソーに号令を かける。

 

そう言う教師は、5月に入るや否や、涼し気な半袖の夏服で澄ましてるんだよね。

 

まあ、クーラーなしの教室で授業する教師も暑いわな、そりゃ。

涼しい職員室が恋しかろう。

 

 

はてさて、日本じゅうの学校じゅうの各教室で、クーラーかけまくったら。

そしたら、夏休みは短縮、いっそのこと いらないか?

 

教師の側にも、夏休みのあいだこそ、普段は できない授業研究とか、

私の恩師は、それまで全く縁のなかった分野の部活を、学校創立以来のプロジェクトとして立ち上げ、指導することを、当時の校長から要請されて、夏休みのあいだ、みっちりと研修を受けに通ったと言っていた。

 

 

ヤフゴミんのなかには、「長期休暇は、勉強の継続性が損なわれる」て、もっともらしいコトバを並べてる者もいるけど、ほんとに そうかな?

 

 

それにしても、フランス、ロシア、いまどきは ともかくとして、もとは、真夏でも、べつに暑いというほどもなく、過ごしやすい季候の国だ。

逆に、昔から、夏クソ暑い日本は、なぜ。。。

しょうもない「精神論」を振り回すのが好きなバカ国民だからなのか?

 

遊ぶ時間どころか、生活時間までが押しまくられて疲弊してるんだってさ、子どもたちが。

そんなにガシガシ勉強させて、

どうして、いま、学力が国際レベルでも下がってる、ちゅうわけ??

 

まるで、余裕のない大人社会の疲弊ぶりと同構造じゃないのか?

 

フランスでは、親子ともどもヴァカンスを満喫して、

それでも、「勉強の継続性がー」とか「経済が まわらんくなるー」とか、
ついぞ聞いたこと ない。

この彼我の差は、何ゆえやねん?emoji(ぐやじいemoji)

 

 

地方の避暑地へと繰り出して、地方が書き入れシーズンとなってもいいじゃないか?

日本国内での避暑を奨励、こういう政策が あってもいいじゃないか?

まあ、いまや、日本の何処に行こうが、暑いことに変わりは ないのか。。。

 

でも、こうなってくると、

かつて『ソ連』時代の奨励策だったんだろうか、私は詳しくないけど、
夏のあいだの別荘と付随する菜園を、一般の国民が各自保有しているというロシアの風習、なかなか合理的なんじゃないかという気が してくる。

 

あるいは、夏休みのあいだ、子どもたちだけを預ける、キャンプみたいな制度。

 

そんなに、「勉強の継続性が損なわれる」のが心配なら、

大学生のアルバイトでも雇い、地方の避暑地で、子どもたちの夏季学習でも行なったらいい。

 

現代は、ほぼ「猫も杓子も」で、大学出てる親が多いんだし、
親子ヴァカンス中に、自分の子の勉強を見てやったらいい。

 

で、「アスファルト ジャングル」都会では、街の乗用車もエアコンも、一斉お休みだ。

 

 

しかし、いまどきになっても、「インターネット授業」とか できないんかね?

はやいとこ検討にかかっといたほうが いいぞ。

今夏以上の事態を繰り返す恐れが続いていくんだから。

 

 

まあ、グランド デザインというものが  からっきし できてなかったんだわな、付け焼刃の精神論で誤魔化し続けた日本は。
戦後の何十年を牛耳ってきた自民党は。

 

やっぱり、もう手遅れか。

 

 

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