2015.07.15 (Wed)
ここへ来て、オリンピックまでもケチの付き通しだ。
この政権、これから先、最後の最後まで、こんなことばかりになるんじゃないかなw
私は、ずっと前から、安倍政権は禍根を残しまくるであろう政権と言ってきたが、
「アンダーコントロール」と言って、オリンピック誘致に成功し、日本じゅうがガッツポーズで沸き返っていたとき、ひとり、苦々しい気分だったw
『産経』なんかは、安倍首相は強運だ!とかって、えらいハシャギっぷりだったしww
私だけが、
「このひとの背中に、『3本の矢』が幾本もの矢となって、世界じゅうから突き刺さる日が来るだろう、やがては高転びする」と、エントリーで ひとり呟いていた。
さて、旧の競技場は、かつてない日本の一番華々しい時代の幕開けを象徴しているような記念的な場所だったし、
立派なモニュメントの あれこれを潰すときも、もったいないことだが、と思っていた。
そこへ、
いまごろになって、新競技場を めぐる、これまた醜悪にして滑稽極まる大騒動が持ちあがった。
出た。
『産経』―『日本会議』―『自民党・安倍政権』路線が強力推奨してきた「江戸しぐさ(別名:ネトウヨしぐさ)」の「掌返し」「擦り付け」バージョンだぁ(爆)
自民党お歴々は早速、コイツのせいで冷や飯喰わされたと逆恨みして やまない民主党へと、
そして、安藤氏のほうへも、責任転嫁。
醜いのう。。。
民主党のせいにするんなら、安倍朕を責めろや(嗤)
誘致決定させたのは、現政権になってからの安倍朕らですがな!
数年のあいだ、何しておったんじゃ!?と、
さすがの自民党・安倍政府支持者のなかからさえ、疑問と批判が噴出してるようだけどw
ところで、安藤忠雄氏の作風というのは、いわゆるコンクリ打ちっぱなし方式というのが好みでない私個人的には全然、趣味じゃないというか、
まるで要塞みたいな外観の「住吉の長屋」なんて、自分が病気したときのこととか考えたら、
こんなん、よう住まんわ、なんでワザワザ、こんなメンドクサイものを、、、と呆れてたほどなので、
今回、選定されていた建築モデルも、まあ、「安藤好み」の奇抜さなんだろうなあ、くらいにしか思ってなかったんだけど。
それより何より、どうにも見過ごせない問題は、費用だねえ。
安藤氏らが選定時には、行政側として最初の費用設定明らかな条件のもとで、デザインを最終決定したはずだと思うんだが、
私は、建築方面のこともサッパリなので、一般に、建築家という職業は、経費のことも勘案しながらデザインしていくもんじゃないの?という、素朴な疑問が真っ先に来た。
事実そうであるなら、安藤氏も、このデザインと基本設定費用とが、ある程度はバランスできるだろうという見越しあっての決定だったはずなのでは。。。?
よくよく聞けば、
そもそも、ロンドン五輪のときの2倍以上からの費用を設定してたんだそうな。
なして、そこから また、何倍もの膨れあがった??
イスラエルが蹴ったという「オスプレイ」を本来の何倍もの価格で購入したっつう(もうメンドイから、ここでは探してまで載せないが、以前のエントリーでも、このことを指して書いた)のと同じく、
その経緯の内訳詳細を知りたいわなあ。
大した効果もないのに、庶民にとっての命綱である社会福祉は削りに削っとるくせして。。。
国民虐待政権が
うっすら憶えている。
新聞の一面に、大きく載っていたカラー写真。
先祖である古代ギリシャ人に のっとり、純白の衣装を纏い、見目麗しい堂々たる体躯の女性たちが、聖火を採取する厳かな姿を。
ああ、まさに、オリンピック発祥の地だ!
と、思わず、見とれたものよ。
『ピレウスの子どもたち』
“Ta Paidia tou Peiraia”
窓から降り注ぐ、
ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、投げキッス。
港へ飛んでくる、
ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、鳥たち。
あたしも いつか欲しいわ、
ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、子どもたち。
あの可愛い子どもたちが大きくなって、
いかした男になるのよ。
どんなに探したって、他には見つけられない。
ピレウスくらい、あたしを虜にする港はないわ。
日が暮れて、街に歌を数えるとき。
そして、子どもたちが いっぱいになって、貧しさを歓びに変えるとき。
(参考:htp://www.h3.dion.ne.jp/~mousai/mao/ahil/paidia.html
Manos Xatzidakis)
(あれ?勝手に、動画を差し替えられちゃってたよyoutubeは時々こういうことが起きる)↓
これも いま、国家的危機の大騒動の渦中にあるギリシャも、家計が傾く切っ掛けになったのが、実は、オリンピックだったという。
世界第一級の遺産の宝庫を、誇り高き先祖から連綿と受け継いできたギリシャが、、、!
恐らく、来たる2度目の東京オリンピックを最後に、
いよいよ、日本は沈下を始めると言われているようだ。
私も正直、厭な予感がしている。