2014.10.10 (Fri)
実際には、アメリカ軍が守ってきたのだから云々と言い募ってる、おバカさんたちが、あまりにも多いので、もう一言。
『理念は大事だよ。』
アメリカは、図体もデカいが、俗に言うイメージどおりの
「大男、総身に知恵が」
とは ならず、
ひるがえって日本はと見るに、ともすれば、
「小男は、総身の知恵もタカが知れ」
と、いみじくも(笑)言った人がいるように、
疲れを滲ませ始めたとは言え、
やはり巨人アメリカは、リスクの高さを ものともせぬ健啖ぶりで呑み込み続け、維持し続けてきた多様性を尽きせぬエネルギーの源泉とするのか、
いまだ、日本には逆立ちしても真似しきれぬ馬力と底力のある国だ。
旧ブログにては、ずっと前から言ってきたことだが、
アメリカは、いささかでも利用価値を見出し、それを認めているかぎりは、相手を決して手離さず、とことん利用し尽くしてきたし、日本に対しては今後いっそう、その傾向を強化するつもりなのだろう。
ならば、日本とて、多少は逆手にとってもバチは当たるまい。
中国政府の決めゼリフでは ないが、冷静な「互恵」関係の構築を心がけていく、 いやしくも歴史の上まわる独立国が、単なる「アメぽち」で終わらないためには どう手を打って、立ち回っていくのか。
もしも本当に、「憲法9条」が なかったとしたら。
日米安保・日米同盟の存在も、その ありようも、どうなっていただろうか。
なぜ、決して放棄してはいない防衛権の(←誤解してる人多過ぎ!)ために、あくまで「自衛隊」という名称を崩さない組織が存在するのか、
核兵器を自前では持つことが許されなくとも、こっちが お断りだよと啖呵を切ってみても、特段の外勢脅威には晒されず、経済活動に邁進でき、それでこその平和(札束?w)外交によって、かつて敗れたりと言えども、アジアに、いまだ日本ありという存在感を失わず、やってこれたのか。
一度じっくり思い起こし、しかるべき書物なり資料なりを ひも解き、考え直してみたら どうなのかな、おバカさんたちは。
「北方4島」にしても「竹島」問題にしても、どこの国が一番、「内政干渉」してきたのか。
無知無教養なままの私なんかでさえ、そんな手間かけないまでも、すぐ察しが つくほどに基本的で明らかなことだと思えるんだけどもね?