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とりあえず、ひかりのくに
     
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2014.10.12 (Sun)
フルボッコのペチャンコに踏んづけてやって当然なんだ、と思うときって。

 

あなたなら、どんなときだと思うのだろうか。

 

口論の客を暴行後、席に戻ってラーメン完食した元ラガーマンの素顔とは…』
産経新聞 1011()930分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141011-00000505-san-soci

 

「ギスギス社会」の象徴的事件ってところかね。。。

 

私個人は、ラーメン店とか、カウンター中心の店、またはセルフ方式の店とかもだが、
いままで、食事しようと入店したことは、連れに誘われて以外では、ほとんど経験がないという、いまどきの基準を大幅に外れたような人生なのでw大部分は想像するしかないのだが、

最初、この事件の一報を読んだとき、真っ先に思ったのは、
店の外に出ての事か、店内で起きたのか?
やっぱり、店主や従業員は勿論だが、
詰めて座らないとならないほど混んでいたのか?そうなのであれば、
周囲にいた少なからぬ男性客らは、黙って見ていたのかな??ってことだった。

 

 

ごく個人的な話だけれど、

私なんかは、実家の親父が酒かっくらったときは特に、ほぼ判で押したように暴行を始めるというパターンだったので、「そら、まーた始まるよ」という予見も、ある程度は できたものの、

大概は、外で飲んで、すっかり出来あがってから、なぜか、這ってでもw無理やりに帰宅して、

それから、家族を歯牙にかけ始めるというパターン。

 

なので、普段から母は、勤務先や取引先の人たちに対して、

「うちのに飲ませないで、どうしても飲ませたときは、泊めてやってください」

と頼んでいたのだけども、結局は皆、無責任で。

 

酒に呑まれてしまう、だらしない男だということを知っていても、本人も大好きだから薦めて、飲ませるだけ飲ませておいて、最後は泊めもせずに、ほいほい帰すわけよ。
と言うか、
本人が敢えて帰りたがるので、ということも聞いてはいたがw

 

わが家の玄関前の、少し先の路上あたりから、もう、何事かを喚き散らしている怒声を、耳ざとい母が聞きつけて、「そーら来た」、

次の瞬間、親父の怒鳴り声と共に、玄関のドアが、どっかーんと開く。

 

自室で静かに机に向かっていた私は、思わず震え始めた指から、ペンを とり落とす。

あとは、お定まりの地獄図絵が始まる。

 

もともと、義理のきょうだいたちが、何の役に立つわけでなし、

親父の長女(←自己愛性人格障害であり、長年にわたる精神科患者。身内から見ても性格は悪いよw)なんかは、自分さえ逃れられるかぎり、後妻である母や私が、親父に暴行されていること自体は、悦んで楽しそうに眺めてたからね。

 

親父のほうの連れ子たちが、母の辛苦のすえ、それぞれ人並み以上に有利な結婚なり進学・就職なりで独立してからは、

いよいよ、残った末娘の私と母親二人だけが、親父の暴行の餌食になるわけだ。

 

元来、私自身は、どちらかと言うと、何にせよ、落ち込んでいる人や荒れてる人を上手に宥めこそすれ、

わざわざ自分から、不穏なネタを探してでも焚きつけて刺激するようなことを好き好んで言ってのける性格では ない。なので、

私とは真逆に、

わざわざ、落ち込んでいる者や荒れてる者に向かっては、もっと煽るようなことを言って刺激するという、実に奇妙な癖のあった、弾丸みたく素早い口達者で、からだは持病だらけのわりに、気性は非常に激しい、
そんな母に対して、親父も毎度身勝手なブチ切れ開始、

続く暴行も、最初のうちは、親父の後妻である母に向かって集中する。

 

私は、まだ幼児の時分から、こんな母親を庇って、今度は自分が殴られるハメになるのを分かっていて、敢えてなっていたわけだが、

さすがに、年齢と共に、生意気になっていった私の不満や怒りは高まり、必然的に、親への咎めや批判は舌鋒鋭くなり、

親の身長を追い越した頃には、すでに、親父の暴行も、もっぱら私相手に、いっそう激しくなっていった。

 

そんな頃の あるとき、

また始まった大騒ぎのなか、いつもの身代わりで、私が集中的に、親父からの暴行に耐えているのを見かねた母が、親しくしていた お隣へ駈け込み、助けを求めたところ、

たまたま、その夜は、当時、府警巡査部長であった ご主人は宿直か何かで不在、

その おじさんさえ在宅だったなら、

「○○さん!何ば しておられますか!!」(←鹿児島出身)

と、一声発するが早いか、

ただちに、腕なり手首なり、あるいは、指の一本を捕えただけでも、暴れている親父に、
「あいたたたー!!痛い痛い」
と呻かせ、たちまち制圧してしまうのだが。

(私も、指一本の護身術を、この尊敬する おじさんから教わったことがある)

ところが、かつて、ソ連抑留経験者でもあったという、この おじさん、
郷里の親きょうだいを養うため、酷く苦労していた戦後の若い頃は、うちの親父以上の暴れん坊だったそうな。

 

で、
しかたなく、おばさんと母が連れだって、うちに戻って来て、こっそりと窓の外から恐る恐る、室内のようすを窺ってみると、

親父がバカ力で叩き割ったガラス扉の、ぶ厚い破片が、あたり一面散乱する上で、髪を掴まれ、引きずり回されている最中の私を目撃し、
母は、連れて来た おとなりの おばさんに向かって、

ここで自分が入っていったら、逆効果になるだろうから、うちの亭主を止めてやって、このままでは、娘が殺されてしまう、と頼んだのだそうだが、

おばさんのほうも当然のこと怖れをなしていて、

「そんなこと言われたって、私だって怖いわよぉ」

と、震えながら断られたということだった。


中学時分だったか、
あるときには、近所の幼なじみの家に駆け込み、そこの おじさんに、
「○○ちゃん(私)は、うちで泊める。が、あんたは、自宅に帰るべきだ」
と言われた母だけ出て行きかけたので、
母の身こそが心配で たまらない私もアッサリと翻意、
メチャクチャになった自宅へと、
夜中の道を、結局は二人して、ひっそりトボトボと戻った。
その道すがら、
「おかあさん、、、死にたいネ」
と話しかけて、
即座に「何を言うか!」と、母に叱られたものだ。

ま、つくづくと、はた迷惑な夫婦だった。


 

たしかに、そのときの現場に、もしも自分がいたとしたら。

 

元来ぼんやりした性質な私は、おいしく味わっている目の前のラーメンのほうに気を取られていて、

しかも、聴覚が不自由なもので、そうとうの怒号が飛び交い初めて、そこで やっと、何ごとか異変が起きたらしいことに気づくのだろう。

 

しかも、すでに、あっと言う間に、凄惨な暴行へと移行してしまっていて、

あわてて止めに入るどころか、少なくとも一瞬間くらいは、ぽかんと呆気に取られることだろう。

せいぜい、そこからハッと気を取り直して、店の人を促すなり、すみやかに自分なりが、警察へ通報しに かかるだろうことだけは確かだが、

疎い私には不明だけど、それにしても、「ラーメン セット」ってのは、すぐに出来あがるものなのか?

 

現場からは、交番が、ごく近かったという話も出ているようだが、

どんだけ食うのが早いか知らんが、
下手人が完食しおおせるまでに、警官たちが駆けつけて来て、逮捕するまで、どれだけの時間を要したのだろうか?
そこだけは、いまも少々疑問に思っている。

 

まあ、しかし、この加害者、一応、会社員だということにも、まず驚いたが、

身内ではなく、まったく外部のマトモな会社に就職したサラリーマンでは、とうてい勤まらなかったのではないかなと思う。

まして、入墨してたというのが事実なら、その身内の会社も怪しい気がしてくるのだが、

これでは、どこにも拾ってもらえないというので仕方なく、身内に引き受けてもらったのか?

 

 

うちの兄なんかも、教師という公務員にさせておいたのは、母らが、

「この息子は、性格からして、普通の会社勤めはムリムリ」

と見越していて、

しいて言えば、幼い子どもが好きで

(だからか、親父の連れ子のうち比較的に兄のほうだけは、年齢の離れた私を可愛がってくれた面も少しはあるのだが、母としては、兄が子ども好きなことを、些か危惧していたw)、

言って聞かせて、その気にさせて、お尻を叩いてさえおけば、まあ勉強だけは真面目に するし、

公務員や教師といった安定職ともなれば否応なく、環境的縛りが強いからという、親として期待ゆえの判断でもあったらしい。

 

 

最後に、心理的な面で付け加えておくとすれば、ヒントの一つは

パーソナル スペース

ということもあるかと思う。

これは、女どうし、友人相手等でも、べたべたイチャイチャするのに、わりと慣れている女性たちよりは、男性のほうが拘りが強いようだと見受ける。

でも、プロレスラーとかには、なぜかベタベタ触ってるけどねw

 

私も、幼児の頃から すでに、なまじ添い寝なんかを すると、かえって寝つきが悪くなる傾向の子だったということは、母から聞いていたが、

学校時分でも、成人してからでも、他の女性たちと比べると、あまりベタベタ触られたりするのは好きではないし、はっきり宣言したことは ないけど、
彼氏や親ですら、同室で寝泊まり等するのは、本心では抵抗感が つよい。

それでも、自室に友人を泊まらせたりもしたし(自分では極力、泊まらないようにするのだが)、

いまは、近所の猫に、まともに歩かせてもらえないほどベタベタいちゃいちゃされて、頭が痛い事態に陥っている(苦笑)

 

まして、通勤時のラッシュの乗り物やら、社員どうしの机が くっ付いていて、肘を曲げたままでも、隣席の同僚に容易く届くといった職場環境には、自分でもハッキリと苦痛で、そうとうのストレスとなっているのは感じてきた。

 

ただ、ラッシュアワーの電車や駅構内、職場の昼休みに、昼食を とりに入った飲食店の狭いカウンター席でも、文句や争いの声を あげているのを見たことはあるが、それは いずれも男性だった。

 

一般に男性は、女性よりも肩幅があるし、大股も広げたいものなのかと思っていたがww

暴力団組員等では顕著な傾向として、「パーソナル スペース」の問題に非常に敏感ということを、専門家の話で読んだこともある。

こうした類の人間の、たとえば、電車等での座りかたというものをイメージに浮かべてみたら、正直、なるほどと思った。

ただでさえ、日本は何につけてもセセコマシイなあ、とも思うし。

ちなみに、うちの暴力親父だが、べたべたするのは好きだったみたいよ(爆)

 

 

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