2016.02.06 (Sat)
私は、これまで、インターネットのタチの悪さ、これは、愚衆の それとピッタリ重なるもので、このことを、おりに触れ、ブログで とりあげてきたが、
そんなインターネットにも、たしかに良い面はある。それが、
一つには、
くだんの『日刊ゲンダイ』さんを含めた、過去の私にとって馴染みが全くなかった種々のメディア、各地方紙、そして、個人で言論活動を行っている、高い知性あるジャーナリスト、聡明な人たちの、良質なコラム類を、概ねは、かんたんに閲覧できるようになったこと。
この おかげで、いわゆる大手各紙の欺瞞にもハッキリと気づけるようになった。
しかしながら、
いまでも、まずはテレビ、それから、あくまで大手の、どれか一紙のみをササッと読んで、それで万事足れり、としているのが、ほとんどの国民の現実生活だろう。
こういう状態がアタリマエで過ごしてきた思考停止なひとたちは、
『自民党ネットサポーターズ』やら「ネットウヨ」らの主張まんまに、シンブンが煽り立てて述べること、
同時に、安倍朕ら自民党がアカラサマに乗じてする詭弁答弁に、自力・自発的な疑念を働かせることは困難なので、
自民党が、なぜ、ほとんど一党支配に近い状態で、何十年このかた押して来れたか?
それは、「昔の自民党には、良いところがあったから」云々というよりも、
「自民党でないとダメでしょ」
「自民党がマシ」
こんなネンブツ唱え続けてる国民の思考停止に負うところが一番大きい。
「無力な善」よりも「有力な悪」のほうに悦び喝采する、軽佻浮薄、「素直」にして、潜在的被害意識のうちに悶々と鬱屈している「素朴」な彼らは、インターネットのなかでも、
ウヨらのスローガンたる「ネットの真実」ならぬ真逆の「ネットの虚偽」、
これにこそ、一番たやすく騙されることだろう。
自民党なかんづく現政権の、戦後最悪度の危険性に、一般国民の眼を開かせるには、
広い発信力を持つメディアが、『日本会議』あたりの、政治中枢への喰い込み、こうした緊急事態のことを大々的に知らしめないといけない。それによって、自民党の改憲の企みに込めた真意にも気づけると思う。
私自身が、ほんの一昨年ごろまで そうだったように、
大多数の国民は、いまだ全く知らないままに違いないだろうから。
安倍朕らが、疑うことなく信じている自分たちが「特権階層」であることを、
これも同じく、疑うことなく「エリート」意識を持ち、
アサッテ方向からメチャクチャに叩きまくった、もとがガッコの優等生出身である大手新聞記者連中を深く憎み、ゆえに、完全にコントロールせんものと、これを取り込み、
いまや、大手紙記者連中は、かつての罪滅ぼしを迫られているかのように、安倍政権の軍門に降った如しだ。
どちらの側にしても、「シモジモ」一般国民を徹底的に軽侮しているように、
この日本を潰していきたいのかしらんけど。
いいかげんにしておけよ、腐れ『日本会議』『在特会』系ネットウヨども
ま、大手各紙は、ほとんどダンマリだ。やれやれ。
およそ組織や団体のシガラミに左右されない政治なんて、ぜったいに不可能なんだろうか?
一般的に、政治の話題は、普通は軽蔑されるから、特に、パーティなんかでは避けるべし、それがマナーだと、若いころ、どこかで聞いたことがあるんだけど、本当かしら?まあ、分かる気はするな。
たしかに、下品で愚劣な世界だということは。
あー、うんざり。
やっぱり、選挙で、自民党だけは はずす、これだけだ。