2022.03.06 (Sun)
『【続・続】『ウクライナ』問題――プーチン氏のリクツ』の続き。
また、話題がガラッと、なんだけど。
最近、
「あ、これ読もう」と思ったまま、他の用事で忘れてしまい、見逃したままになっていた内容の記事を再び見つけたので、今度こそはと、逃さずに読んだのが、「海底ケーブル」の歴史のこと。
以前に見かけたのと同じメディアが出した記事なのか どうか分からないけど。
まず、日本に おいては、欧米に遅れること20年ほど後の、いまから約150年前(『明治』時代初頭ごろ)、『長崎』と国外(『上海』『ウラジオストク』)との海底にケーブル敷設を開始したということだが、
そもそもは『江戸』時代の終わりに、アメリカから乗り込んできた『黒船』提督ペリー氏によって披露された『モールス信号』機が、事の始まりだそうな。
何年前だったかの過去エントリーで綴ったことが あるのだが、
私が、自分個人用に入手して、パソコン初心者ユーザーとなったばかりの頃の あるとき、母亡きあと、一人暮らしになった親父の食事を作りに通っていた実家で、食卓に ついている親父に向かって、話の流れから、
「パソコンって、ごくカンタンに言うと、基本0か1かだけで判断してるんだって」
と言ったとたん、
「なんだとぉ!?」
と、親父が、色を なして叫んだことが あった。
その大きな声に、ちょっとビックリし、あらためて、親父の顔を見てみると、
親父は、単純な驚きというよりも、なぜか、つよい怒りの表情を浮かべていた。
くだんの「海底ケーブル敷設の歴史」に関する記事を読んでみて思い当たったのは、
パソコンの「0、1」ってのは、『モールス信号』の「ツー・トン」と同じようなもんなのかな?ということ。
そうであるなら、親父にも、「ほら、『モールス信号』のリクツと似たものなんだよ」と説明してあげれば、あんなにショックを受けたような反応を示すことも なかっただろう。
そして、
幅だけは ごく細いけど、言わば、昔の日本の、長い「巻き手紙」を読むみたいなものだよね、符号を打ち込んだ紙テープを読み取っていくのは。
親父は、若かった頃の戦時中と言うか、日本側の戦局が追い詰められ始めた頃、急遽、上からの命令で、暗号情報解読とか、ずばり、スパイの教育を、ものすごい詰め込み「速成栽培」(?)式に教育されたらしいので、そのときに、「ツー・トン」も叩き込まれたという話を していたから。
なので、
それも あって、あの小野田寛郎氏に対して、大いに敬意を持っていたわけだ。
それにしても、
古今東西だが、技術の発見や革新に真っ先に結びつくのは、やはり、人間の男と戦争、そして、飛びつくのは商人たちだな。
彼らは、自分たちが扱っている商品を流通させると共に、あらゆる方面の情報をも行き来させる。
狭く細い流れを、見る間に大河や大風に変えてしまう。良くも悪くも。
怒涛のように入ってくるもの、あっけなく流れ去るもの。良くも悪くも。
ちょっと ここで言いたいんだけど。
『ヤフー ジャパン』が、いろいろヘンな小細工してるのは、とっくに感じ取ってるけどね、
最近も、個人的に「ん?」と思ったのが、
私が、気まぐれにせよ真面目にせよ、アクセスした先のサイト等で読んだりした話題と全く同じ話題を、『ヤフー ジャパン』ポータルのニュース一覧に参加してるメディアの どこかが、記事にして出してくるのよね。
今回の場合は、ちょっと特殊な方面の話題だったうえ、タイミング的にも、符号ピッタリ、てな感じだったから、すぐ わかった。
ま、固有の社名は容赦してやるけど、
ただ、はっきり言って「ネトウヨ」御用達な印象が拭えないメディア系のグループ企業だから、
「ヤフー ジャパンめ、ひょっとしたら、いちいち個人ユーザーのアクセス先の情報までも売り渡しとるんかいな」
と、かなりムカついた。
ユーザーが個人的にアクセスしたサイトが どこのサイトで、どんな内容のものを読んだのか、そういうことまでツツヌケになってるんかね、近頃のネット商売界は。
すでに、ずっと前から、
メールの遣り取りなどのなかで、たまたま出てきただけに過ぎない単語の内容に合わせたつもりらしいと思しき広告をガンガン出してくることは、ネットを日常的に使っている人たちなら、ほぼ全員が知ってるのだろうけど、
あれも、そうとう鬱陶しいわな。
まあ、私は、わりと大らかなほうなので、頼みもせん「御用聞き」広告がウロチョロしてるくらいで、マジ立腹することは少ないけど。
ごく たま~には、ちょっと興味を ひかれる広告も あるには あるしね。オシャレで美味しそうな お菓子とかねw
たーまたま遣り取りした単語や、たーまたま見たサイトに出てきたからって、それが そのまま、ユーザー個人の興味の内容や方向を示しているとは限らないどころか、むしろ、全く、関心が ないのに、
商売側が、勝手に思い込んで、決めつけて、
どーでもいい内容の、的外れ広告をセングリセングリずらっと押しつけてきて、逆効果。
「ほんとに、IT業界の商売人って、あさはかで愚かなんだなあ」
と、せせら嗤ってしまう。
でもね、
こないだも言ったように、食事中に、きったない歯を剥き出しにした広告とか、グロテスクなものをデカデカと画面いっぱい突きつけてくる無神経さは、心底、不愉快なんだよ。
話が横道に逸れたが、
まあ、ただ、日本もアメリカも含めた世界じゅうの野心的・好戦的な連中は、プーチン氏のように、いずれ似たり寄ったりなヘリクツをブラ提げておいて、ミエミエの自己利益を貪るために飛び込んでいった凶暴な歴史は共通して人類の歴史、ずばり、男どもの歴史だ。
しかも、それが、副次的に、あらゆる技術等の飛躍や革新を齎してきたわけで。良くも悪くも。
どっちかと言うと、そのために、やがては自分たちの首をも締める悪い面のほうが大きいのかもしれないのだが。
しかし、見果てぬ夢と欲には勝てないのだろう。
それにしても、相変わらず、「冷戦状態」が大好きみたいよねえ。。。
これじゃ、まるで「更新」不能な「老害」。
いったい、『ロシア』って「共産主義」国家だっけ?
いまでも『ソヴィエト社会主義共和国連邦』が本当の国名なのか??
『ロシア科学者や科学記者が反戦書簡 「ロシアは世界から孤立する」 (msn.com)」』朝日新聞社2022/02/27 13:00
~
さらに、戦争によってロシアは世界ののけ者として孤立すると警告。「我々科学者は通常の仕事をすることができなくなることを意味する。他国の同僚との協力なしに研究を続けることは考えられない」として、ロシアの文化や技術がさらに立ち遅れるとした。
~
ここんとこ、やけにハリキリだした『北朝鮮』でも そうだよね。
こやつ一人ごとき、どうすることも できないのか?
と思える例は少なくない、現代に おいてさえも。
ロシアも朝鮮も中国も、過去の歴史は、シモジモ民衆の飢えと流血と涙が層を なしている。
「下剋上」と共に入れ替わった独裁の出現も、その ぶ厚い地層の上に起きている。
そして、強大な圧倒的な独裁者の踏んでいく道と崩壊も共通している。
むしろ、
少なくとも表向きのルールは遵守しようよ、という、「良い子」な価値観が、国内と国際的を問わず共有されるようになってきた現代の人類だからこそかもしれないが、
かつての日本も、プーチンのロシアと似たことを やって大失敗し、国家と国民を滅びさせる寸前まで陥ったことをばチョーシよく忘却し、
『自衛隊』が いることさえも忘却の ていで、
『平和憲法』や『9条』のせいでーと喚き散らし、
そのくせ、
かつての「現人神」を崇拝するかの如くに『米帝』を崇拝する。
滑稽な日本のウヨ、ネトウヨどもに、また言っとくぞ。
「『9条』は無力」か?
ほんとうに無力なのか?
今回の騒ぎの始終を、よーく見ておこう。
友好と平和の姿勢を示し、みずから侵略・侵攻しない(と いうか、できないw)国に攻め込んでいったら、どっちが、一斉に叩かれることになるのかを。
そして、『憲法』という意味を、
特に、「敗戦国」日本の『平和憲法』とは、何を、誰を、縛るためのものなのかを考えよう。
国際的には、実のところ、特にアメリカにこそ、いまだ信用を得られていない面もある日本の場合、かつては野心的で好戦的な国で あったし、しかも、大失敗して負けた。
世界的に特異な憲法であるにせよ、その理由は明白なのだ。
そして、今さら、「並みのレベルの憲法」に変えたところで、もうダメ。
なぜなら、はっきり言って、アメリカの傀儡国であるのが、日本の本当の姿だから。
世界各国も、日本が、アメリカの傀儡国として、おとなしく安定していてくれるほうが安心だろうしw
いまから軍隊やら核兵器やらを所望しても、すべて、アメリカの つごうの良いことに利用されるだけだよ。
あくまでアメリカにとって好都合なら、アメリカも、良心ぶって推進するだろうけど。
つまり、この日本は、別の道を模索し続けるしかないのだ。
とりわけ『中国』が、こんにちのように、いらぬ面で強大になっちゃったのも、カネの亡者たる日本のアキンド連中と、これにベーッタリ癒着している腐れ政治屋集団『自民だっぴ党』の「共依存」関係が育てあげた おかげだろ。
知らんとは言わせんぞよ。
ウヨ・ネトウヨ・ミリオタ連中は、見果てぬ夢を思い浮かべながら、人前で自慰行為を するな。みっともない。見苦しいぞ。
【続く】