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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2016.08.23 (Tue)

アメリカでの事件だが、下記の記事では、経緯詳細の不明点が多過ぎて、断定的なことは言えない。

ただ、まず言えそうだと思われることは、やはり、ここでも、ほとんどの人が指摘するように、「銃社会」ゆえの悪循環に陥っているのでは ないかということ。

こんにちの日本国内で、銃器による一般市民間での事件が少ないことの最大要因が、そもそも、敗戦後の日本において「刀狩」を行なった占領時アメリカの施策によるものというのだから、いまでは、「銃社会アメリカ」を軽蔑する日本人と併せて、なんとも皮肉なことだ。

 

スピード違反の命令聞こえず? 聴覚障害の米男性、警官が射殺
AFP=時事 823()134分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160823-00000020-jij_afp-int

 

旧日本軍の場合も そうだったらしいが、

誰もが「ゲリラ」である疑いが払拭でき得ないと、現代でも、“IS”あたりを中心とした「イスラム過激派」の「自爆テロ」等に対する警戒に窺えるように、疑心暗鬼のすえは、無差別殺戮に陥りがちだ。

 

さて、「ヤフコメ」をザッと眺めていて、やっぱりなぁ、と思ったことを記しておく。

 

聴覚障碍者は、のんびりしている人が多いんですわ。

 

そこへ加えて、もちろん、その個人の性格も左右するだろうが、

周囲の雑音が聞こえないゆえに、たまたま、何かに気を取られていたりすると、おそらく、健聴者には理解しがたいほどに、周辺情況に無頓着になりがちだったりすることが起き得るということ。

 

それだけに、聴覚障碍者が、何かしらの作業に没頭したりしているときは、非常に集中して できる人も いるだろうと思う。

 

聴覚障害者について、こういう障碍を持ったことがない人は勿論のこと、当の聴覚障碍者自身も、無自覚な人が多いのかもしれない。

専門家筋の人の指摘も見たことは あるが、私自身、自分で、中学時代頃には気づいていた。

それは、
聴覚障害者に往々見受けられる特性的傾向として、のんびり、おっとりした性格の人が多い、ということ。

 

この理由としては、健聴者が聞き取れる不快な雑音類から、ある意味では「守られている」ということが、理由として挙げられるかと思う。

言い替えれば、自分の世界に一人で没頭してしまう傾向が、多少は あるかもしれないということ。

 

 

視覚障碍者の場合は、一般的な人の場合の情報取り込みが、大部分は視覚から得るという通常パターンから妨げられていることで、かえって、聴覚その他の感覚が鋭敏になるらしいことは、世間でも比較的に知られているし、また、経験していない者にも想像しやすいことだと思われるが、

うちの母親などは、若い頃、友人の母親が全盲者だったことから、ある嫌疑を蒙って、非常に不快な思いを したことが あったと語っていた、
その内容も、閉鎖された旧ブログで紹介したことが あるのだが、ここでは省く。

 

要するに、
視覚障碍者、特に全盲の場合、普通に目が見える人が得る情報の殆どを、視覚以外から取り込むしかないので、うちの母親の表現を借りれば、「視覚障碍の人は、性格がキツイ」ということになりがち、なのかもしれない。

私なんかは、

「一番、情報を取得し易い視覚がアテにならない分、命に かかわるだけに、生きていくうえで、視覚障碍者は、鋭敏なほど、しっかりせざるを得ない」のだろうなと察するわけだが、

私自身が背負っている聴覚障碍の場合には、視覚障碍者と逆に出てくるということが、

のんびり、おっとり、自分の世界に没頭しがち、

という傾向だ。

 

 

補聴器が、ほとんどと言うか全く役に立たない私は、自動車免許を取得することなく きているが、やはり、その理由には、自信が持てないということが大きいのだけれど、

とは言え、大半の自動車事故の原因には、健常者でも圧倒的なように、横着慢心の他には、「どんくさい」、要するに、反射能力の鈍さが、最も致命的な要因だろうと思う。
こういった点で、老齢のドライバーが不利なのは自然当然だろう。しかも、もともとの田舎住まいほど、長年の慣れた道だ。

 

 

私は、自転車のベルなんかも、他に注意が行っている歩行中は尚更で全く聞こえないのだが、そんな私は、自分が自転車に乗っていて、歩いている人の背後で、しかたなくベルを鳴らすときには、遠慮がちに、できるだけ小さく小さく鳴らしているつもりなのだが、それでも、幼い子どもですら敏感に、後ろを振り向くし、大概の大人は、振り向くまでもなくササッと、道の端に よけてくれたりするので、なんとなく感心してしまう。

 

クラクションにも、背後から接近している車にも気づかず、
連れ立って歩いていたクラスメートに、「危ない!」と、腕を急に掴まれ、引き寄せられてビックリしたり、

実際、いまでも、少し気を抜くと、からだの横スレスレに、スピードを落としもせず すり抜けていく車に、肝を冷やす経験はゴマンとあるので、いつしか、外を歩行中などは、できるかぎり、道の端に端に寄り、なおかつ、しょっちゅう、後ろを振り返って歩くクセが ついた。

事情を知らない人が見たら、何者かに つけられているのを警戒しているのかと思われそうなくらいだ。

 

 

旅行の宿泊先で、いや、自宅でさえも、一人で就寝中、もしも、火事などが起きて、外から大声で呼び起こされても、たぶん、気づかないだろうと思う。その覚悟で いるしか ない。

そういうときは、ドアを思いっきりガンゴン叩いていただけたら、だいぶ助かるかと思うので、なにとぞ、よろしく お願いしますm(-_-)m

 

 

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