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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2016.09.15 (Thu)

公務員と言っても、いろいろな分野があり、個人の資質の違いも あるのは、いちおう知ってるけど、

ここでは、市役所あたりで普通に内勤している類の公務員のことを。

 

私が若い頃の同僚のなかに、かつて、地元の市役所でアルバイトしてたという人が言っていた。

市役所の正規職員たちは、からだを使って、かなり動きまわったりとか、重たい物を動かすとか、あるていどの体力が必要な作業は、自分たちは動かず、あくまでも椅子に座ったままという基本姿勢でもって、バイトを顎で使いたおしていたと。
聞いた そのときには、へーぇ、そんなものなのか、としか思わなかったんだけども、

昨今、いろいろな機会に報じられる市役所関係の公務員の話を読めば、どうやら、いまでも、そんな流儀で やってるようだが。

まあ、民間の企業でも、しんどい体力仕事や地味な雑用一般は、非正規や新人の受け持つ仕事とされることは同様では あるが。

 

最近、ちょっとしたことで、やっぱり、民間の企業あたりとは大いに違ってるところだなあ、と感じたことが2点ほど あった。

 

一つは、
前任者から引き継ぎしておくということが、全く できていないらしいこと。

 

だから、そのつど、同じことを何度も繰り返して説明しなおさなくては ならなくなる。

民間の企業だと、ある業務の担当者が移動等するときは、前任から後任への引継ぎを、できるだけキッチリ済ませておくものなのだが、
役所という職場は、そうではないようだ。

そう言えば、お役所名物「たらい回し」というのも あったな。

 

もう一つは、こまかいことなんだけど、やっぱり、経費削減ということを、自分たちの足もとから やっていないらしいこと。

 

たとえば、用紙の使いかた。

僅か一行、二行程度の短文を記した用紙を、複数の相手に向けて送付するときは、民間なら大企業であっても、一枚の用紙に同じ文面を、適度な間隔を空けつつ、入れられるかぎり同時にコピー印刷しておき、その後、必要な区切りごとに切り離し、それぞれ封書に納めて送付するくらいのマメな節約はアタリマエにやってることなのだが、

役所という所は、ほんの一、二行だけ記して、あとのスペースは真~っ白なままの大きな用紙を、何とも思わずに送りつけてくるようだ。

 

時間のムダと物のムダ。

 

学校の勉強だけシコシコ真面目に頑張って「努力できた成果」なのかは知らないが、大学出たてくらいの年齢の、いかにも苦労知らずな若造でも、態度だけは、とことん上から目線。

もしかしたら、これも一種の発達障碍の範疇かしらん?というくらいに、ヘンな自信でマンマン

それが、公務員というやつなのかということを実感した しだい。

 

若いうちに、一度は、ちょっと謙虚になってみて、自分自身の知性・思想・見識・教養の質や視野の広さの程度について疑ってみれば?
あなたがた自分で信じてるらしいほどには、それらが公務員として相応に立派とは思えないよ、
と言いたくなるほど酷い公務員も少なからず、いるようだ。

 

うちの兄なんかも、あれでは、会社員は到底ムリだから、とにかく安定して堅い職業に就けておかないと、あとあと、実家の われわれに どんな災厄を齎す存在になるやもしれん、というので、

私の母親が教育ママゴンさながら、早くから、兄の お尻を叩きに叩いて叩きまくった甲斐あって、知能指数の点では、私よりも ずーっと下回っていたにも かかわらず、どうにかこうにか、国立大から教職としての公務員ルートに乗せたわけだが、

やっぱり、私の目から見てさえ、ひどく歪んで狭い視野と偏った思考傾向だったし、必然的に、非常に変わった信念で凝り固まっていた。
家庭環境が悪かったことも有形無形に影響したのだろうが、それでも、人間性の面では、経理マンだった隠れアル中の陰湿親父よりも、少しはマシだったけど。少なくとも、自分のヨメや子どもに暴力を振るったりして鬱憤晴らしは しなかったようだ。

それと、

やはり、かつての私の同僚で、仕事できないわりに、無意味にエラソーな言動で閉口させられた女性の古い友だちという人が、長年にわたってチャレンジし続けた教職試験に毎回毎回、落ち続けたすえ、やっとこさ、採用まで漕ぎ着けた、根性あるでしょ!初志貫徹、偉いでしょ!という話を、くだんの、仕事できないエラソーな同僚に聞かされたのだが、

(ちなみに彼女本人は、自動車教習所へ通って免許取得するのに、教官たちにも呆れられたというほど、一般的な取得平均所要期間の何倍も かかったすえ、自分でもドンくさくて危険なのが分かってるからと、最初からペーパードライバー。おそらく、ただの一度も、実際に運転することは ない)

ふんふんと聞いていた私は内心で冷たくw、

そこまで落ち続けてきたということは、しょせん、適性が乏しいのだろうに、そんなヘボ教師に担当された子どもが可哀そうじゃん、

やっぱ、友人にせよ恋人にせよ夫婦にせよ、長く親しく付き合う相手は、内面性や思考力も同レベル、いわゆる類友ってことか、
今後の自分は、付き合う相手に気を付けよう、と思ったものだww

そういう、苦節何年何十年の努力のすえに、世間で特段の困難とも思われない採用試験に四苦八苦して通った!という涙ぐましいまでの人も、世のなかには いるのだから、
まだしも、うちの兄の低めな知能指数のオツムでさえ、いくらかはマシな出来だったということなのだろうか。それ以上に、親の本気度が、モノを言ったということのほうが大きかったように思えるのだが。

 

 

そりゃあ、公務員から いきなり民間企業の社員なんかになったとしたら、たいがいは勤まらんでしょうなあ、と、つくづく思うことが、近頃は増えてきた。

 

過去に聞き流してた、公務員について批判を言っていた あらゆる人たちの話や気持ちが、私にも、だいぶ分かってきた気は するのだが、

公務員さまは、公僕なんかでないぞ、特別の階級に おわしますぞ」的な風潮も影響しているのだろうかとすら感じる昨今である。

 

 

【新聞社配信記事に目を通して、思うところをと、エントリーを書き始めてから、1週間近く、そのまま放置してあったのだが、次のエントリーにて、ここでチラッと触れた「アル中」「アルコール依存症」に関する話題を取りあげます】

 

 

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