2019.07.21 (Sun)
えげつないことを やれるもんだなあ。。。酷い。
こんなこと、どうしても防げないというのでは、困るな。
ほんとうに、防げなかったんだろうか。
アポとっていたという『NHK』のスタッフも巻き込まれる寸前だったわけだろうか。
私自身、世間でも知られた老舗の大企業に勤めていたけど、もちろん、自社ビルだし、正面玄関の他にも、従業員用出入口もある、裏手に まわれば、主として車両用の、広くて大きな出入口も ある。
ただ、大阪のオフィス街ど真ん中と言えるような立地だし、周囲も、普通の民家などは見当たらず、ほぼ軒並み、企業のビルが建ち並んでいる。
その点、今回の事件が起きたアニメ会社の所在地である京都は伏見区だっけ?あのあたりも、いかにも京都らしくと言うか、古い町家なんかが建て込んだ狭い通りに面してるんだろうなあと想像してたから、消防車はスムーズに入れただろうかということを真っ先に思った。
それから次々に報じられている内容を拾い読みしているうちに、
消防局としては、建物や防火上などについて、これという問題なく、今回のような事態は想定外、といったような見解が述べられているので、シロウトとしては、「そうなんかなあ」という疑問は なお残るものの、
灯油では なく、よりによって、大量のガソリンを持ち込んで来て撒かれたら、それだけで お手上げ、なのであるらしい。
ならば、結局は、
「ガソリンを持ち込まれることを阻止するためには、どうすれば」
ということに行きつくでは ないか。
つまりは、「セキュリティ」のことだ。
すでに、脅迫的メールも受け取っていたそうだし、警察からのアドバイスは どうだったんだろうか。
なぜか、「ヤフゴミ捨て場」では相も変わらず、
「死刑だ極刑だ!それも、イッキにではなく、ジワジワと苦しめてからだー!!」
などと、
その「ジワジワ」を、どのようにやるか、という提案に余念が ない。
あるいは、
これまた毎度おなじみ、
「生活保護者は、全員が、このように犯罪を起こす!」だの、
「精神病の家系は」云々、
「親族にも刑罰を!」
などと喚いている。
明け方になっても延々と、こうしたゴミ投稿ざんまい。
こういうのって、
犠牲になった被害者や遺族にとって最も冒涜的なコメントだと思うぞ。
いったい、まともな連中なのか?このエラソーに、デタラメを喚き続ける連中は。
それこそ、こやつらこそは「何かの精神病を患ってる無職のヒマジン」じゃないのかよ?
と疑わしいほどの酷薄にして支離滅裂、しかも執拗に繰り返す投稿。
だからね、『ヤフー ジャパン』の社長さん。
こんなコメント欄は、経営者としても恥ずかしく、一人の人間としての良心が咎めませんか?っての。
たとえ、あなたの心底に、親御さんの代からの「用日」とかいったような思惑が潜んでいるとしても。
早く閉鎖されることを、何度でも言いますよ。
さて、
『京アニ事件で考える職場のセキュリティ対策 米では部外者がおいそれと入れないようになっている』
安部かすみ|ニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者 7/20(土) 8:33
https://news.yahoo.co.jp/byline/abekasumi/20190720-00134938/
上掲のコラムの筆者さんは、こう おっしゃってるのだけれど。
「日本の大企業はセキュリティの面でまったく問題ない」
と。
ちと ちゃいます。
先述したとおり、バリバリのオフィス街ど真ん中に立つ大きな自社ビルで、出入口が何ヵ所も あるにも かかわらず、
正面玄関を入って すぐの壁際に、いちおう「受付」としているコーナーが あるんだけどね。
いわゆる「受付嬢」てなシャレた女の子が座ってるわけでもなくて、
ふつーに、オバチャンが座ってたりする。
彼女たちは、何の課だったっけかな、「秘書課」というのでもなく、殆ど、何でも屋みたいな存在だったような、、、(苦笑)
私は、その会社では、かなり上階にあった広報で仕事してたけど、エレベーターなんかは基本的に使っちゃいけない、飽くまでも来客用だからとのことで、ヒイヒイ言いながら毎日、長い階段を上がり降りしてたもんだが、一事が万事って感じで、社長さん自身もツマシイと言うかケチくさいというか、やっぱり、もとが個人経営から出発した同族企業らしい風土だった。
で、その大企業、正面玄関にも、警備員なんて、いなかったなあ。
社員用の出入口を通るときは、いちいち、身分証みたいなカードを かざして入り、あとは、社内に居るかぎり、その「カード」を一日じゅう、首から ぶら下げてるけど。
まあ、外部のアポは基本的に とってもらってるはずだが、
さっき言ったように、
いちおうの「受付」には、オバチャンが座ってたりするだけよw
一般向け製品も多数種を売り出している有名大企業では あるから、時々、テレビ局や雑誌の取材も来る。
でも、警備員の男性なんて、少なくとも私は、見た記憶が ないなあ。
もしかしたら、裏手の出入口には、車両整理するためにも、男性の係員を常駐させてたのかもしれないけど。
で、ある日のこと。
私が、父親の病気に伴って辞したおり、上司が、とある料理屋に招いて労ってくれて、いろいろ御馳走になったので、後日、ささやかな お礼の品を、近場の宅配業者に依頼し、社のほうへ届けてもらったのだけれど。
その当時、私は、長年放置していた脚の不調を、やっと決心して手術したばかりだったのだが、手術直後は、べつに、なんということもなかったのに、帰宅して翌朝、起床したとたん、ベッドから床の上に転げ落ちた。
もの凄い痛みに襲われて、一瞬、目の前がチカチカ、何が起きたのかと戸惑ったが、手術で縫合した影響から来たらしい激痛だった。
助けてくれる者は誰も いないのだから、這うようにして、必死で身仕度し、手術してもらったばかりの病院へタクシーで駆け込んだあとなので、しばらくのあいだ、外出は危ぶまれたのだが、お礼を早く済ませたいと、気が急くものだから、片足ひきずりながら、宅配を依頼しに向かったのだった。
さて、翌日か翌々日だったかに、早速、もとの上司からメールが来た。
なんでも、社の受付で、大騒ぎになってたよ、と。
こっちは、ええっ?と驚いたが、
なんのことは ない。
ただでさえオッチョコチョイな私が、脚の痛みを堪えつつだったせいか、社の住所だけ記入して、目的の上司の名前と、差出人である私の名前を記入し忘れるというポカを やらかしていたのだ。
会社に宅配の品そのものは届いたのだが、
小ぶりのダンボール箱の上の貼付票を見ても、誰から届いたのか、社内の誰に宛てたのか、いったい何が入っているのやら分からない。
それで、
受付の女性たちは、彼女たちの上司である課長(男性)を呼んで、これの対処を仰いだということらしい。
しかし、課長にしても、なかみ分からない、誰に渡すべきなのか分からないのだから、このままでは、如何ともし難い。
思案投げ首ののち、ついに、課長は意を決して、こう叫んだ。
「みんな!うしろに下がってなさい!!」
そうしておいて、課長自身は、恐る恐る、箱に手を かけ、フタを開いた。
…
1階へ降りて来るようにと呼び出しの社内メールを受け、私の元上司は、階下へ降りて、受付の所で、課長や女性社員たちが揃って脱力しているのを見た。
元上司から私に届いたメールには、こう書かれていた。
「1階で大騒ぎになってたよ~。
爆発するかもしれん!と思った課長が、女の子たち遠ざけて、ビックビクしながらフタあけてみたら、お礼の品物だと分かって、大笑い。
箱のなかに、メモみたいな手紙を入れてくれてたでしょ?
それ読んで、やっと分かったんだって。
もうちょっとで、警察を呼ぶとこだったらしい(笑)」
うわ、恥ずかし~。。。(赤面)
お騒がせしました。
それにしても、
今回の大惨事の直後、よりによって、お膝もとの市長さんとか、選挙戦の締めを迎えた政党の幹事長さんだとかが、早速、やらかしたそうな。
ネタにすんなや。。。
市長の応援演説のほうは、
「さすが、ぶぶ漬けの京都どすな」
と思っちゃったw
なんか、感覚のズレがヒドい、、、と、
「エリート」であるはずの政治家センセイの、いわゆる「失言」を知るたびに、フシギなほどの気分になる。
どーして、ここで、こういうセリフ、、、?
と、ほんとうに、理解に苦しむ。
もっとも、現シュショーからして、国民の災難を利用した演説かましよるからねえ。
これが「ユーモア」「ジョーク」なんだと思えるセンス。
やっぱり、一種の「障碍」なの?
麻生さんなんかも典型的だけど、
ゲスっぷりをウリにするような芸人さんでも、そうそう やらない、やれないような、軽薄きわまる「ウケ狙い」。
そういう人が、「ことばが命」の政界に殊のほか多いってこと?
ワカラン。さっぱり、理解できない。おもんない。
そのズレた感覚が。
こういうのを笑える有権者が いるのなら、やはり、その有権者が支持するレベルだということだろう。
「あ~、うー、、、」のほうが、よっぽど、マシだったなあ。
「悪気は なかった」?そりゃそうだろうよ。だが、
国民の災難や困難に対する他人事感覚が、どうしようもなく滲み出てる。