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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2020.03.27 (Fri)

本質的には殺人事件ですなあ、ええ、『森友事件』のことですよ。

 

亡くなられた かたの遺された手記を、私もザッと読ませていただきましたけれど、

国家犯罪行為に不本意ながらも加担させられ、ひととおりの事が済んでから、せめても今後はと、部署の移動を切望されていたというのに、
ある日を境に、自分だけが一人で取り残されていることに気づいたときの絶望感と悔しさと恐怖。それが、やがて、うつ病を招き、
私個人的な身近の経験から推察すると、
あれほどの恐怖と妄想様の言動を鑑みるに、故人の最後は、ほとんど統合失調症に近いほどのノイローゼ状態だったのだろうか。

それでも、
これを書きあげたあとは死に赴く決心を固めていた人とは思えないほどの、冷静な記憶と判断力が窺える文章で、さぞかし優秀であったことが偲ばれ、あらためて、もったいない、気の毒という思いが募った。

 

なぜ、このかたの、部署移動の希望をも無視したのだろうか。

部外者である私でも、非常に疑問に思うし、
悪く とれば、
最終的には、このかた一人に押し付ける算段だったのだろうか。

 

 

捜査方面の任を預かる者たちまでが、本来なすべき務めを回避し、政権に おもねっているようでは、

なるほど、「司法までが信用に足らず」、残された方法は、国会での追及しかなくなるわな。

 

 

釈然としないまま、強引な幕引き、
というのが、安倍政権では毎度のパターンだが、

こうしたパターンの繰り返しは、ついには、人を無気力にさせてしまうのよ。抵抗しなくなるんだ。

その危険性に、ほとんどの一般国民は、気づいていない、自覚してないのと違うかな。

首相でさえも、広い意味あるいは基本が公僕だ。

それを雇用している自分たち国民こそが、最終責任者なのだという自覚も ないのと同様に。

しかも、「あなた任せ」が大好きな国民性だもんね。

 

 

抗命権なきこの国 公務員の使命と不正指示の板挟みに 森友事件・赤木さんの自死(上)3/23() 12:12配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200323-00000002-yonnana-soci

敬意も弔意もない財務省報告書 同僚を「配下」と呼ぶ人間観 森友事件・赤木さんの自死(下)3/24() 11:02配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00000002-yonnana-soci

 

それにしても、

ほんとうに、論理能というものが、基礎から欠けてるんだな。。。

残されていた手記には、佐川氏から上の層のことは言及されていない、安倍首相のことが述べられていないのだからアベシに関係ない、という、いつもの幼稚な言い訳を する安倍政権側、その擁護に必死な連中。

 

書かれてないから即ち、ない、ということには ならないのです。だから、再調査が必要なのです」

これくらい言って諭してやらないの?野党連も。

 

もっとも、これまでと同じ繰り返しにならないためには、調査の やりかたは、根本的から考え直さないとならないね。

 

 

冒頭に「手記 平成30年2月(作成中)」とある。「作成中」の3文字が目に刺さる。彼はこの翌月、3月7日に自死するが、この3文字は消去されず残った。彼はもっと書くつもりだったのだ。書き続けている間は、生きられると考えたのかもしれない」~

 

 

私は、最近も言ったように、

自民党の性質は暴力団と同じ

と常々指摘、非難してきた。

 

ふたたび渦中の佐川さんに、そして また、故人が書き連ねていた、当時の役職に就いていた各人に、今度こそ、本当のところを吐き出してもらわないといけないのだが、

単なる個人的出世欲とかいう以上に、ひょっとしたら、身の危険をも仄めかされ、脅されてたか?

 

これまで、一般に向けては殆ど表面化していないけど、水面下で、巧妙に しまつされてた、てな話、けっこう あるんじゃないの?この党には。

文字どおり「暴力団」を始めとして、各界に協力者が多いみたいだしね、この党は。

おぞましいことだ。

こんな党が、わが国の政権党とは。

 

ちなみに、私もね、ネット上でトラブった相手である、例の「カルト連」、
もちろん、あやつらは、『ナチス』崇拝、ハイル「安倍政権」派ですが、
その一員から、あるとき、

「あんたにも、守りたいものが あるんだろ?」

と、恫喝されたことが ありましたよ。

 

 

これで何度目か言うのだが、

従来から『自民党』を支持してきた人らやメディアは、二言目には、「昔の自民党は、ああでは なかった」「派閥が あった おかげで、こうまで酷くは ならない歯止めの役割を果たしていた」と、毎度 言うけれど、
そんな言いわけに対しても、私は、とうに過去エントリーでバッサリやってある。

 

第一に、各メディアは、あの頃、
「派閥争い」「またも派閥争い!」
とて、
自民党の内部抗争を糾弾または呆れ口調の記事を並べたてていたでは ないかね。

とぼけてもダメだよ。

小学生時分から自発的に、新聞に目を通していた私は、若かったオツムにシッカリと刻み込んで憶えてます。

 

 

当時、母親が読んでいる最中には、父親が、

「おい!まだか。さっさと読んで、こっちに寄こせ」。

父親がシビレを切らしたあと、やっと手にした新聞を指して、今度は、娘の私が、

「おとうさん、まだぁー?はやく読んでよ!」

と急かす。

そうして、母親が一枚読むたびに、ペラッと1枚はがし、それを、父親が即座に受け取り、その一枚を、今や遅しと、子である私が奪い取る。

こんな光景が、わが家の日常の一コマでもあった。

 

そんなだから、たまに、親父が出勤するとき、その日の朝刊を持って出てしまったなんてことが あると、私は荒れる。

「うっかり間違えて持って行ったぁ?!ワザとやろ!!emoji」と。

 

母親は、いつも、こう言って苦笑していたものだ。

「うちは、夫婦や親子間で毎日、新聞の取り合い合戦やってるなあ」と。

 

貧乏家庭だったのでね、一紙しか購読できないから。

しかも、これ、過去エントリーでも回顧したけど、

親父が、勧誘に回ってきた営業のニイチャンにフッかけて、毎年1ヵ月の購読料ロハというのを何十年と やらせたもんでw

たぶん、オニイチャン個人が泣いてたんだろうなあと、世間を知るようになってからの私は推察してますww

 

 

さて、

「派閥争い」の根底に あったものは何ですか?

権力争いに ほかならないでしょ!

 

 

「どこ向いて仕事してるのか」

って、そりゃ、国民のほうなんか向いてませんがな。

飽くまで利権やカネのほうに向いてますw
昔から、自民党は。そういう体質。

 

リアルタイムで、「派閥争い」華やかなりし頃、まだ学生だった私は、先日のエントリーでも指摘したように、

自民党の性質からして、いずれ、(安倍政権のような)悪辣政権を産み落とすだろう」

と予見していた。

それと、

長過ぎる権力は、必ず、あっちこっち癒着を起こすから。

それゆえ、ただの一度も、あの党にだけは投票してこなかった。

 

特に、自民党に くっつくようになってからの『公明党』にも、

また、近年は、『維新』にも、決して決して、投票しない。

 

【続く】

 

 

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