2014.04.18 (Fri)
―「真理とは結局最も良く機能することが分かった仮説に過ぎない」―
『笹井氏STAP説明に、同僚「理解できない」』
読売新聞 4月17日(木)10時4分配信
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同センター研究者らも会見の模様をインターネットなどで注視。STAP細胞について「合理性の高い仮説」と述べたことに対し、笹井氏の同僚からは懐疑的な声も聞かれた。
研究者の一人は「会見で示されたデータに、ネイチャー論文以上のものはなかった。論文の信頼性が失われている以上、そのデータをもって合理性が高いと言われても正直、理解できない」と指摘。一連の論文問題を振り返り、「著者だけでなく、我々も当事者として肝に銘じ、地道な再発防止の対策を続けていく必要がある」と強調した。
最終更新:4月17日(木)10時4分
『小保方氏、「正しい画像」の根拠を文書で提出へ』
読売新聞 4月17日(木)21時23分配信
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調査委は論文に捏造(ねつぞう)や改ざんがあったと認定し、小保方氏は8日に不服申し立てを行った。三木弁護士によると、捏造と認定された画像について、論文に本来掲載すべきだったとして、調査委に提出した「正しい画像」の根拠などを、文書で示すという。
調査委が体調不良で入院中の小保方氏への聞き取りを求めた場合、「体力的に問題だが、対応しないといけない」と述べた。
最終更新:4月17日(木)21時23分
下記は「毎日」新聞と、「スポーツ報知」↓
(どの新聞でも、ほとんど同様な書きかたしてるようでいて、やはり、多少なり微妙に違うから、比べて読むのは興味深いね。この点は、ネットが使えて良いと思う、数少ない長所だw
いずれも、文字強調は、当ブログ主による。
引用記事部分の文字を小さくしてあったり一部省略してるので、もし読みにくいようなら、リンクが切れないうちに、元先で読んでください)
『<STAP論文>小保方氏、週明けに追加資料提出』
毎日新聞 4月17日(木)21時41分配信
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代理人の三木秀夫弁護士によると、追加資料は実験ノートなどの新たな物証ではなく、不服申立書の内容を補強する文書。捏造(ねつぞう)とされた画像について、小保方氏のパソコンに残されたデータや本人への聞き取りを基に、単純なミスに至った経緯を説明するという。
最終更新:4月17日(木)22時19分
『小保方氏、追加資料を理研に提出へ』
スポーツ報知 4月18日(金)7時3分配信
~三木弁護士によると、捏造(ねつぞう)とされた画像を取り違えて使った経緯について、本来載せるべきだった画像を添付して、詳しく説明するという。切り貼りした画像については改ざんの定義に当たらない、と改めて主張する。
また、一部の科学者から「科学の問題なのにワイドショー的になっている」と批判され、小保方氏が神経質になってきたことを明かした。
最終更新:4月18日(金)7時3分
「論文の信頼性が失われている以上、そのデータをもって合理性が高いと言われても」
これはね、笹井さん自身も、前置きして言ったのだろうけれど、あくまで、小保方さんによって小細工した部分を除けておいての話、なんでしょ?まあ、官僚あたりが定番でやるような、いかにもズッコい言いかたではあるけどねw
そりゃあ、最初の発表時、思いっきしブチあげて、せいいっぱいハシャいでみせたちゅうんだから、笹井さんだって、この期に及んでも、そう言いとおすしかないでしょうよ。。。立つ瀬ないんじゃんか。やれやれ。
あんなエリートがなあ。ふう。。。
だいたい、当の小保方さん自身が、「不備」どころか、そのままで、じゅうぶん「良好な」はずのデータに、わざわざ手を入れて、いじくってしまってるんだから(それも、同じ分類物のなかで隣り合ってたのなら、つい取り違えて、ってあり得るわよなあと思えるけど、そういうんじゃなくて、全然、別ものから引っぱり出してきてたんでしょ?だったら、本人の「キャパ越え」なんてものでは済まないと思う)、
その「いけないとは知らなかったから」やったつう小細工の必要性、動機とは?を考えただけでも、ほぼ、答えはミエミエで出てるんじゃと思えてしまうがね。
かつ、
それが「悪意」つまり、この場合には、「故意」かどうかってことについてもね。やれやれ。。。
それにしても、若山さんに渡したマウスの問題についても、なんだか若山さんのほうにこそ不正があったみたいに匂わせてる言いかたしてたけど、どうなってんだ
粘って粘れば、理研に残れるかもと一縷の望みで考えてるからこそ、こうして、裁判のほうへ もっていってるのだろうなと見えるんだけども、
そもそも科学者として致命的初歩的違反を犯してしまってるのに、なお引き続き科学者の身分として理研に残してもらえるとか、こんな矛盾したこと本気で考えてるのか?という。。。
まあ、かくなるうえは、クビとか、せめても、追われるように去ったという汚点だけは免れたいというところなのかねえ。
見栄っ張りで、どこまでも損得中心の計算に長けてるタイプなら、どうしても、こういう、なりふり構わぬ思考回路になるのだろうが、従来身分と報酬は押さえておいたうえで、最終的には、(拾ってくれる所があればだが)他所に移らざるを得ないにもせよ、「じゃあ、お世話になりましたぁ♪サヨナラね~」晴々と自ら去っていくスタイルを とれる立場だけは確保しておきたいと。
私は、しょせん門外漢だけれども、単純ミスだろうが何だろうが、仮にも科学のデータを示すにあたって、単に見映え良くするためと称し、小細工施したものを引っ張ってきておいて、素知らぬ顔で、本来本物の画像のほうは伏せておけて、
せめてキャプションにでも、「これは加工したものですよ」と一言断ってもおかずに済む、ということが、どーしても理解できないでいる。