2014.05.21 (Wed)
今回の新たな展開について、
捜査当局は、片山(丑田)被告を保釈することには当初から反対していたし、その最大の理由として、「証拠隠滅の恐れ」を挙げていたと思う。が、
今回の流れを見ると、皮肉にも、むしろ、保釈したことが、かえって、事件の全容解明に繋がる、まさにドンデン返し的な展開となった。
私は思うに、
「証拠隠滅の恐れ」を持ち続けた警察は、当然のこと、被告が秋葉原にて「アシのつかない」携帯だかスマホやらを購入したことも、あの河川敷へ何度か下見に出向いていたという実に「計画的」行動の諸々も、だいたいのところにせよ把握していただろう。
だからこそ、保釈中であるゆえ、人権的な問題にも関わってくるかもしれないような直接的追及は敢えて見送っておき、実際に、「真犯人メール」が届いたなどの大きな動きが起きた時点で即、捜査側も行動開始したのだろう。
『<PC遠隔操作事件>「お別れだよって、握手した」(佐藤博史弁護士会見詳報・下)』
弁護士ドットコム 5月20日(火)22時45分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140520-00001543-bengocom-soci
この記事に付いたコメントのなかには、
「結局ママンに対してしか罪悪感持たないんでしょうね。
こんな幼稚でかつ性悪な人を担当する羽目になって弁護士さんも
大変でございますねえ。」
というのがあったけど、端的な指摘だと思う。
片山(丑田)被告には、これも恐らく「発達障害」の疑いがあると思われるが、
この障害の特徴的な限界の側面として、上記のコメントの
「結局ママンに対してしか」
という指摘に当てはまっている部分も含まれるだろうと察している。
本人も自分で、「引き返せないポイントが」とか言ったそうだが、このことも、特徴的な側面かもしれない。
ある意味、完璧主義というのか、その反面では奇妙に投げ遣り、しかも融通が効かないので、破滅に向かって最後まで突っ走るとか。
片山(丑田)被告の担当弁護士さん、また、有名人で擁護派と目されている江川紹子さんにしても、ちと、いや大いに?「左系」?の人たちなのかな?そこは、私にとっては、全く、どうーでもいい部分なのだけど、
当該弁護士さんにせよ、江川女史にせよ、片山(丑田)個人に対しての肩入れというよりは、第一に、国家権力的存在に立ち向かっていくぞ!といった、言わば思想性の面が最も重大なのだろうと察している。
したがって、そこに、当該事件、また、その「主役」を、自分たちの思想性に合致させんとする計算的要素も多少はあるのだろうと思う。
それゆえ、こうした事件の主人公を、敢えて殊更、擁護することになるのは、ま、こういったことは、「左」でも「右」でも、
あの「ザイトク会」でも、やっていることだろうw
ちなみに、
「ザイトク会」については、以前のエントリーでも、たまたま、彼らの動画を見て、知能関係か何らかの発達障害者と思しき男性を利用し、煽り、調子よく持ち上げ、公衆の面前に担ぎ出し、とくとくとマイクを握らせているようだと指摘したことがある。
『「PC遠隔操作事件」に関する追記として(続き)』