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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2025.06.04 (Wed)

いよいよ近頃は、通常の食料品や日用品の買物を するたびに、レジにて冷や汗をかく思いが するようになった。

もちろん、うちなんかは、富裕層のような買物は不可能ですから、「消費税」も同じく、大した金額を払ってやしませんけども?(苦笑)

従来なら、1回、買物に行けば、できるだけ節約、時に、絶食も行いつつ、だいたい1週間から10日くらい もたせられたのだが、それが、1週間分も保たなくなってきている。

『自民党=本名:ダッピ統一つぼ売国党』と、そのクソ政府のせいで。emoji

さりとて、

野党勢は、こちらも相変わらずのトンマぶりか「力なき」ナントヤラに終始している。

あげくは、結局、自民党の亜流たるを恥じるでもない。自覚すらないのだろうかと思しい。

そもそも、「第二の自民党」を目指してきたのか、自民党のエセうよ、ばかウヨっぷりを見習っているのだか、
名ばかり『維新』あるいはヒャクタとかいう者らと つるんでいるような連中に至っては、自民党をも上回るほどの酷薄、愚劣ぶりだものな。

もう、溜息しか出てこないよ。

 

若い頃から、日本という国も風土も国民性も、なんだか自分には合っていないみたいだ、できることなら、日本から出たいと思っては いたのだが、

昨今の世界情勢を見渡し、眺めていたら、結局のところ、ほぼ、どの国にも長所と、それを台無しに しかねないほどの短所と悪行とが あるもので、
しかも、あの『アメリカ』の体たらくを見るにつけても、まだしも、日本のほうが、わずかにマシと言える面も ありそうなというほどの、えげつない情況だ。

 

おそロシアやらダメリカやら。。。

 

わが「神」、わが神の「正義」、わが「神の正義の実現」、
わが国、わが領土、わが国益、わが民族、わが伝統、わが主義と制度、
ファースト!ファースト!!ファースト!!!

もうウンザリ。ほんとうにゲンナリ。

 

要するに、人類の、特には男性の、そして、そんな男性に むやみと弱く、真似すら したがる、その自覚もない女性たちの履き違えや愚かさが世界じゅうで噴き出してる。

 

 

今年も とうとう、私の体質には豪も合わない、ねっちりした蒸し暑さ到来とともに、この国の上から下まで、なぜに、こうまでバカが多いのか?私ですら分かる、シンプルな基本の道理が、と、
理解に苦しむイライラの あまり、つい、別世界への現実逃避へと、よろめいてしまう。。。

 

子どもの頃から憧れていたクラシック バレエ。

もし、なれるものなら、バレリーナになりたいとすら思っていた。

それなら、渋る親に頼み込んででも、オルガン教室やソロバン教室などでなく、ずばりバレエ教室に通わせてもらえば よかったのだと、もはや このトシになってしまってから、自分の諦めのヘンな良過ぎさに呆れるのだが、それでも、未練は ず~っと引きずってきていて、その あげく。

やっとの思いで、とあるバレエ教室に混ぜてもらったものの、すでに30歳代になっていた私以外、全員が全員、20歳代までの生徒。
いちばん多いのは小学生w

教室の隅で、付き添いの おかあさんが正座して、幼い娘さんのレッスンをジッと見詰めていた。

 

あの当時、いわゆる「おとなバレエ」の教室ってのは、ほとんど見かけなかったように思う。

 

長く中断していて、近頃になって再開したという人でも、すでに幼い頃に習っていたので、基本が出来ている。

もともとからしてドンクサい私はと言うと、教室内の真ん中に設置されたバーレッスン用のバーをギュッと握りしめ、「第一ポジション」などの、ごく初歩の練習を始めたら、たちまち、バーの位置が歪み、ズレてく。

「はーい、もっと軽く握ってくださいね~

と、先生が、苦笑を堪えつつ駆け寄って来られるしまつ。

 

レオタードやレッスン用シューズを購入するために、バレエ用品の店舗内を見て回っていたら、目に留まったポアント(トウ)シューズ。

あんなに憧れていたシューズ!

でも、いまから買ってしまって どうすんだemojiと、自分で思いつつ、矢も楯も たまらずという勢いで、つい買ってしまった。

 

恥を忍んで、通い始めたものの、増してくる仕事の忙しさと体調の悪さに疲れてしまい、ほどなくしてギブアップ。

 

ピンクのサテンのトウ シューズ。。。

ケーキの箱みたいな、かわいい箱のなかで眠ったまま。

 

実際に履いてみたら わかるけど、詰め物は使うけども、それでも、こんなの履いて、爪先立ちしたり飛んだり跳ねたりするんだからね、そりゃ凄いわ。上手いヘタ以前に、それだけで、凄いですわ。

やっぱり、バレエも、「体育会」系の世界です。

 

で、これは数年前のこと。

市内の中心部に所用が あったとき、ふと、通りすがりのビルに、「おとなバレエ」の教室の看板が あるのを発見。

どうやら、むかしの知人が指導しているらしいし、通えたらなあ、、、と思いつつ、またぞろ未練を引きずりながら、そっと離れた。

だって、通えないもん。まず、「先立つもの」がね。

しかも、ふだんの食事と栄養が不十分でしょ。ますます落ちた体力。

おまけに、腰痛が持病の一つに なっちまってる。

トシとるって、いろいろ、哀しい。。。emoji

 

だから、せめてもと、バレエ メソッドに のっとったストレッチに励んでいたのだよ。

でも、それで、腰痛を招いたことも あるから、やっぱり、シロウト判断は、怖ぇわ。emoji

 

そうして、つい、哀しい気分で見てしまうのが、バレエの動画だわ。

もち、「ロハ」の『ユーチューブ』ですよ、フンw

 

でね、むかしから、特に好きなのが、

『薔薇の精』。

 

もうさ、
突如、窓から飛び込んでくるとき、そして、窓から出ていくとき、その場面だけで、薔薇の精の踊り手自身の技量とセンス、感受性が全て滲み出るように思える。

あと、ヒロインの少女が、ひとしきり踊ったあとで、再び、椅子に座り込んで、まどろむ瞬間、それまで、少女を優しくリードしていた「薔薇の精」が、彼女の足もとに寄り添い、ポーズするシーン。まさにフラゴナールの世界ですわ

 

いろんな踊り手のを観せてもらって、どの人も素晴らしいけど、

男性にも脚線美というものが あるのだと驚かされたのはマラーホフ。

バリシニコフも、パトリック・デュポンも、めちゃカッコイイemoji

そして、

かのヌレエフは、やはり別格中の別格だなあと感じた。

ヌレエフは、『牧神の午後』の動画を先に観たけど、やっぱり、ダントツで素晴らしかった。

見れば察せられるとおり、エッチな内容なんだけどw牧歌的、かつ、とてもユーモラスよね。

どスケベぇな「牧神」に呆れ慄きつつ抵抗し、逃げ去ろうとする女神(妖精)たちの動きも また、ユーモラスであると同時に、ギリシャ神話の世界から現代までの、時代を超えた普遍性を感じさせる。

これを、そもそも、初めて振りつけたというニジンスキー自身が、さぞや、と思わされた しだい。

 

ニジンスキーが踊った時の動画が少しでも残ってないかなと、しばらく探し回ったのだが、残っていないようだ。                                                                          

 

           

Blanche(French,1861-1942)Vaslav Nijinsky in Danse Orientale(1910)

 

【続く】

 

 

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