2025.05.13 (Tue)
「鎖国しろ鎖国しろ!」
というセリフを、ネット上では何年も前に、しょっちゅう見かけている時期が あって、
どうやら、これは、いわゆるネトウヨが頻りに主張していることらしいと察しつつ、しかし、何故に、そんなケッタイなことを言い回るのやら、
常々「愛国心」を掲げたがるわりには、なんともチグハグなことを喧伝したがるもんだと、はなはだ怪訝に思っていたのだが、
そういう傾向は、ネトウヨのなかでは、いまでも残っているのかもしれないけど、かなり下火には なっていると思しい当の日本よりも、いまでは『アメリカ』のトランプ政権が、盛んに実行しているようなので、ありゃりゃ、、、という情況。
最新のニュースによれば、何やら「世界を揺るがす」ほどの大発表とブチあげていたトランプが、アメリカに おける薬価の、大幅どころでは ない値下げを宣言したという話なので、疎い一般人の私でも、またぞろ、そんなことして、だいじょうぶなのかい?と真っ先に危惧を感じた。
近頃、ついに、業界大手企業の経営陣の一人が殺害されたという事件によって、アメリカの保険業界の悪辣さというもの、どれほどの恨みを買ってきているのかということが、日本人にも広く知られることとなったばかりだが、
それ以前から、もともと、アメリカの医療の異常なほどの手間と高額さは、われわれ一般の日本人でも、すでに知っている人は少なくなかっただろう。
きちんと医療機関で受診せずに、自己責任よろしく、市販薬やサプリメントの類で済ませておこうという動機が、アメリカの一般国民の日常でアタリマエになっていた原因のようだし、そこを考えただけでも、はたして、薬価をググーッと下げることで解決になるのかな?というと、違うんじゃないか、例の関税問題も絡んでくるし、という気もするのだが。
とにかく、あちこちの研究機関、世界的にも名門として知られる大学までもが、トランプと、その政権が、気に入らぬと断定した片っ端から迫害的な締めつけを繰り出しているようすを見るにつけ、およそ「研究」という重要な分野をも、どんどん衰えさせていきたいのだろうか、
やはり、私が当初から指摘してきたように、トランプの根底には、知識層や「エスタブリッシュメント」層のなかには、けっして入れてもらえなかったという自分一個のコンプレックスや劣等意識も引きずっている部分が あるのだろうか、
ほんとうに、アメリカの可能性、国力や威信といったもの ことごとくを、着々と削いでいっているように見える。
だから、「アメリカ ファースト」とか「アメリカを再び偉大に」とかいうスローガンも、ちぐはぐな印象が拭えないままだ。
さて、
石破政権の閣僚である赤沢さんって、何の大臣だっけ、いろいろと肩書きが付いてるみたいだけど、いちおう「経済」なんちゃら大臣、ですか?この人も、世襲かつ官僚あがりだそうだが、こないだ、アメリカに馳せ参じたところ、思いがけずして、大統領トランプと面会できた~というので、嬉しさ極まってか、「格下」発言で顰蹙を買った人よねw
おまけに、例の『MAGA』、禍々しいキャップを被って、ヘラヘラしてたとかで、いかにも属国の、手下ぶりだけを振り撒いてきて、何らの手みやげらしい手みやげもなく、帰国したばかりよね?それが、最近、自分の地元へ帰っての講演会の席上だかで、トランプとは相性が良いだとかトランプの言ったことは、身に しみますとかと のたまったそうな。
「相性が良い」というセリフは、一歩先に、石破さんが言ったばかりだから、何を しょうもない真似してるんや?と思ったが、
コメント欄などでは、まあ、軽率な発言であるとして、怒りを滲ませているコメントが多く見られるようでは あったが、
私はね、赤沢さんは、「軽率」とかいうよりも、むしろ、こりゃあ、そうとう、圧を感じてビビっているのかな、とも思いました。
ヘンな喩えを出すかもしれないけど、
たとえばね、
レイプされた人が、その甚大なショックにも かかわらず、ショックが大きいほど、むしろ、「セックス依存症」のような行動に走ってしまうという心理的現象が ある。これって、一種の、言わば「緩和」的行動なんだろうと思うわけ。
人間、ほんとうに厭なこと、忌々しいことだが、避けようもなく、起こってしまったとなると、その事態と似た情況に、敢えて、みずから何度も陥ろうとすることが ある。
それは、要するに、「たいしたことじゃないんだ」と、みずからに言い聞かせるように、慣らすようにする行為なのだと。
その心理、赤沢さんの場合にも、ある面で指摘できるんじゃなかろうか。
つまり、
「おれは、トランプが好きなんだ」
と、何とかして、「相性は良い」のだと思い込もうとしているのでは ないか。
そのくらい、あのトランプからの圧は凄かった。
恐い。
でも、これといって案も出ない。頭を振ろうが叩こうが、一滴も出てこない。
アメリカの大学も東大も出ました、エリート官僚も務めました。
なのに、ひたすら恐い怖い。。。
いや、そうじゃない!
おれは、おれは、トランプさんが好きだ、大好きなんだ!!
ま、このような心理に近い状態にも陥っておられるのではとw
話題を変えて、
またぞろ、「誰でもイイから、殺してやろうと」。
嘘つけ。
ちゃんと選別しとるやないかい、卑劣そのものな、小賢しいガキが。
あのね、こういう殺人や傷害に及ぶ根底の動機は、
「(非力で劣等感に苛まれている)自分の力を試してみたい」
ってことなんだ。
で、
むろんのこと、可能なかぎりは成功させたい。
だから、最もラクに達成できそうな対象や状況を選定するわな。
そりゃ、ふだんなら、自分より圧倒的に強そうな相手を狙って、それを仕留められたら、これこそ最上の達成感が得られるのだろうよ、本人にとっては。しかし、返り討ちに遭ってしまうというような始末では、「自分の力」を試すどころか、自身が やられてしまっては、元も子も ない。
ま、こういう動機は、やっぱり、多くが男子、男性に特徴的だわね。
戦争の問題も そう。
戦時中は、平時以上に、性犯罪が蔓延する。
宗教界などに付きものの厳格な「ヒエラルキー」に拘りたがるのも、圧倒的に、男性でしょ。
ルールやタテマエ上では、性欲が規制されるに加えて、厳格な上下関係がアカラサマになるからね。
やっぱり、もともと「不良製品」ゆえに、少量生産で おさまっていた本来の数量にまで、減らさんとイカンなあw
男、増えすぎwwこれも、医療が発達し過ぎた弊害かwww
『人工多能性幹細胞』とか『ips細胞』っての?これの開発してる先生が、いつかは、男性とか性別を気にすることなしに、子孫の継続が可能に なるとかいうふうなことを おっしゃってたみたいだが、
私は、この研究開発の話を知った当初、「だったら、それこそ『不老不死』と、永久の『現役』活動も可能になるかもじゃん!?と思いました。それは それで、忌々しい問題も いろいろ発生するのだろうけど。
あ、それから、
これも、「ヤフゴミ捨て場」での やりとりを見かけて、ちょっとダメ出しを。
とある「主コメ」が、珍しくも、「啓蒙的」な、「理想論」的な意見を述べていることに対して、
「枝コメ」では、これまた、腐るほど夥しく見かける、「現実を見なければ!キレイ事だ」的な反論が あった。
あのね。
「現実は こうだ!」
で?ってゆう~、、、
じゃなかった、
そこで止まって、どうすんだ。
まさに思考停止じゃないですか。
私は、以前から指摘してきたけど、
「感情あってこその理性」。
これと同様で、
カオスのような現実の問題を見ていないのだとすれば、「理想」も「理想論」も、生まれてくるはずが ないんだよ。
なお加えると、
その理想に、徐々にでも近づけていくためのプロセスを考え続けることが大切なのです。