2022.04.02 (Sat)
まずは一句。
「パッと消え、ますよ」と吹いて、この始末。
『アベノマスク配布始まる 7100万枚、配送費用は3億5000万円』
4/1(金) 18:11配信 最終更新:4/1(金) 21:32毎日新聞
白鳥浩|法政大学大学院教授/現代政治分析
6億円かかった保管料よりも、配送費用3億5000万円とコールセンターの1億4000万円のほうが安いという胸算用だろうか。しかし、受益者となる希望者に着払いで送ることにすれば、より、コストは削減できたような気もする。
突然始まったコロナの感染拡大によって、マスクがどこに行っても売っていない時期が何か月も続いた中で、何とかして国民にマスクを配るという考えのもとのアベノマスクの調達であった。コロナについての知見も獲得されない時点で、その当時のパニックになっていた日本の状況を考えればやむを得ない選択であったともいえる。
今後も予測ができない危機は起こる可能性がある。後からみて、無駄と思える投資が意味をなすこともある。例えば、いま津波がこないからといって堤防を作ることを無駄な政策とはいえないだろう。命を守る危機管理は損得勘定ではない。多少オーバーでも必要であれば政治は投資を行うことが重要なのだろう。
おコトバですがね、白鳥さんとやら。
「コロナについての知見も獲得されない時点で~」
いいえ、
あの当時でも、少なくとも、マスク装着の必要性だけはハッキリと明示されてたからこそ、悪徳「転バイヤー」などが、ここぞと跋扈したわけで。
行政だか立法だかがモタモタして、それを防ぐことも できないままに、ただ、マスクが!マスクが!!と大騒ぎしてたでしょ。
「いま津波がこないからといって堤防を作ることを無駄な政策とはいえないだろう」
なーにを、極めて雑なことを おっしゃる。
ほんとうに、大学のセンセイですか?
堤防だって、いろんな面で大きな問題も あり、議論の必要も ありますでしょ。
「命を守る危機管理は損得勘定ではない」
だから、命を守ることになど全然なってやしなかったでしょ、と言ってるのですわ。
「多少オーバーでも必要であれば~」
だ・か・ら、
「アベノマスク」については、まったくムダでしかなかったと言ってるんです。
あのマスク、何が問題って、
まずは、肝心の「ウイルス防御」効果は皆無に等しいながらも、そこを強いて言えば、ウイルスを含んだ「飛沫」を少しでも飛ばさないようにという涙ぐましい理由が挙げられていたけれど、それだけを考えてみるにせよ、口を隠せば鼻が出る、鼻を隠せば口が出る、アベシの装着状態を見れば一目瞭然だったように、ご当人の顔面サイズに問題が大きいとしてもwマスク自体のサイズも小さ過ぎだったのは明白だし、
あとから あとから、汚れやカビなどの付着が発覚して、こんなものを、そのまま装着したら、かえって健康に悪いということで、使用する前に一度は洗うべきという指摘も出た。
でも、それを すると、材質上、ますますサイズが縮む。
だから、
各家庭にあるハンカチやバンダナ、タオルなどで いいから、鼻と口もと全体をシッカリ覆うほうが、ずっとマシだったんだ。
それらを材料に、自分で作るのも、たいして難しくは ないし、
いろんなネット サイトで、より簡単な作り方を紹介されていたし、
ネットが使えない場合を対象に、政府広報や行政で広く伝えることも すべきだった。
ほどなくして、ハンカチを簡単にマスクに変えられる小物類も、いろいろ売り出されていた。
私もメンドクサがりだから、辛うじてストックしてあった残りのサージカル タイプのマスクを使いきってしまいそうだったので、よっぽど、アベノマスク使っちゃうかなあと思いかけたけど、
念のため、目を皿にして確認してみたら
やっぱり、わけのワカラン汚れがポチッと付着してた。
だったら、これも やっぱり、買い置いてあった新品のままのハンカチで、ちゃちゃっとマスクを自作するしかないかと考えたり、
そうこうしてるうちに、ふつうに、マスクを買えるようになった。
今度の無料再配布に おいても、マスク以外の何かの材料にするのなら、まだマシだが(と言っても、マスク以外の用途で余剰を解消できると喜んでいたアベシは、根本的に考え違いしてるぞ。相変わらずのバ●だね)、
送られてきたままのアベノマスクを、もしか、子どもなどに、じかに使わせるつもりの人も いるんじゃないかと、そっちのほうが心配だ。
過去エントリーでも指摘してあるけど、カビってのは、目に見えないことも多いんだからね。
やれやれ、
私、以前から、この白鳥氏という『法政大学大学院』教授なる人の投稿内容にも、首を傾げることが何度も あったんだけど、
そのたびに、「現代政治分析」という自称(?)にも、首を傾げてしまうと言うか、冷笑を もよおしてしまうのよ。
『ヤフージャパン』もさ、ただでさえ、民度の低すぎる「ヤフゴミ捨て場」の「ヤフゴミん」連中は、いまや、国外でも嘲笑されてるらしいのに、
わざわざ「オーサー」なる肩書の者にまで、ますます低レベルへの誘導を手伝ってもらうのは やめなさいよ、
と思ってたら、いつの間にか、「オーサー」という肩書は消えていて、
代わりに「報告」ボタンが付いている(嗤(嗤)
さっそく、通報させてもらいましたよ、ええ。
大学の先生でも、ほんとうに、おかしなこと言う人は、けっこう多いんだよね。
ついでに、
「ヤフゴミん」の、毎度くだらんイチャモン投稿から。
なんかね、
「だろう」や「べき」とかいうコトバが、たいへんに、気に入らないらしいのねw
だったら、おのれが発するコトバのなかでは、ぜーったいに使用しなければイイだけだろ、と呆れてたんだけど、
思い当たるのは、これと同じようなこと言ってた者が いるのよね。
そう、自称「●●んこ~」なる おババさま。
いやがらせカルト、例の「カルト連」の一員だが、
こやつが、「べき」を大いに嫌ってて(嗤)
その言うところの理由なんてものは、毎度おなじみ、自分棚上げ方式のヘリクツ以下でしか なかったんだけど、てか、「キライ」としか言ってなかったな(嗤)
このテの、愚かな投稿内容も、よく見かけるので、ここで言っとくわ。
あのね、少なくとも「だろう」については、
一般人にはアタリマエに仕方ないことだけど、何事でも、それが確実か否か見極められない、分からないことについては、とりあえず、断定や断言だけは避けておくのが初歩であり、基本的な述べかたなの。
まあ、「だろうと思います」まで言っておけば丁寧だけどね。
私は学校時分、「弁論」クラブに所属していた頃が あるんだけど、そのときの顧問の先生に、しつこいほど注意されたことの一つです。
まあ、あほなヤフゴミんは、とかく、デタラメや嘘ッパ、願望や感情でしかないことを、事実だ、ほんとうのことなんだと断言や断定口調で言いたがるけどね。
そういうのは、何度も言うように、「言論」のうちにも入りやせんのだよ。わかったか?
わからんのなら、黙ってなさい(嗤)
『キエフ』を『キーウ』に、公式に変えるらしいんだけど、
私個人は、両方を併記してりゃいいでしょくらいにしか思わないけども、ただ、印刷が関係する業界だと、かなり大変になるだろうのは、むかしの仕事の経験上から、知らないことも ない。
それは さて置き、
どうも、あえて言うなら、たとえば日本の標準語を「ロシア語」とすれば、「ウクライナ語」は、なんか「東北弁」に近い感じなのかな?なんとなく、すごく寒い地域の人の話しかたの特徴で、極力、口を大きく開けることなく、息を吐き出す量も節約できるような、そんな感じの しゃべり方?ってな印象を持ちました。
【続く】
2022.03.31 (Thu)
『独裁者が好きなこと』の続き。
一国を背負う責任は非常に重いはず。
ましてや、大国となれば、全世界レベルの責任だ。
これも、いつも思うのだが、
アメリカを筆頭に、ドイツやフランスなどの首脳は、自国自身が抱える問題も深刻なのに、それに加え、常に、他国のことも同時進行で心配し、実際に動き、効果が見込めるように対処しなければ ならないのだから、つくづく、当選目当ての姑息で、いかにも みみっちい、子ども騙しの有権者バラマキ(5千円だってサ、ほんとに子どもの小遣いなみw)や支持層への効果的な媚びの やりかたは?ということしかアタマに なさそうな日本の政治家の意識の低さ、オコチャマぶり、スケールの小ささが不甲斐なく思えてくる。
特に最近の「見かけ野党」と きたら、いよいよ、揃いも揃っての不審な動き。
なぜか、
よりによって『自民だっぴ党』の「重鎮」のとこへ お参りしに行ってるのかい??と思っていたら、選挙に落ちて「わたしバカよね~」みたいな歌を歌ってるし、
なぜか、
プライベートでは非常に親しくしてきたという『自民だっぴ党』の「大物」の家に、息子が養子に行って行ってしーまった~とか歌ってるし。
不審なんてもんじゃないわよ。ふだん、陰で何やってんだろうか。
旧『民主党』どうしで明け暮れ兄弟ゲンカばかりしてる片割れが、突如、『自民だっぴ党』にマンセーして、『日本稚新』に取って代わろうとしていたり。
アメリカに対しては、これも常々のように言ってきた辛辣な批判は、私自身、それなりに不審や不信感が あり、少なくとも、全面的な信用に足る相手とまでは思えていないからだが、
それでも、近年のアメリカは、オバマ大統領の頃からは、なお表面的にせよ、明らかに、方針や姿勢の転換を打ち出してきた。
「パックス アメリカーナ」の時代を過ぎ、「世界の警察」は、もう やめると言うのも、それだけ、夥しい間違いと深刻重大な失敗を繰り返してきた あげく、世界じゅうを困惑させ、肝心の自国内の疲弊と不満をも招いてきたことのうえに、こんにちのアメリカが ある。
その究極が、プーチン氏に心酔していることを隠しもしない、あのトランプ政権の最後に噴き出した、議会襲撃という、前代未聞の事態だ。
いまのアメリカは、それにつれて世界も、ひとつの大きな過渡期を迎えているのだろう。
さて、
『ゼレンスキー氏「真実におびえている」異例インタビューをロシアが“放送阻止”(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース』
2022/3/29(火) 19:37最終更新:3/29(火) 22:59テレビ朝日系(ANN)
「法令違反」って?
そりゃ、おたくとこは、「プーチンさまイコール法律」の人治国家ですもんねwプップププー朕ww
「古いロシアの やりかた」
というのは、ロシアに限ったことでは ないね。
万国共通だ。
独裁政権、それを望んでいる政権、「権威主義」や「全体主義」志向の政権には必ず見られるものだ。
あろうことか、「民主主義」下にあるはずの現代日本においても、安倍政権時に、その兆し明らかだったことは、前回のエントリーでも指摘してある。
ウクライナのゼレンスキー大統領が、今回、ロシアの「独立系」ジャーナリストたちのインタビュー中で発言した
「(プーチンのロシアが)恐れている」
という指摘も そのとおりであろう。
自分の つごうの いいようにと切望し、思うとおりにしておかずんば承知しない独裁者あるいは独裁志望者たちの性分、習性、その正体の根幹たるや、異常なほど神経質で、気が小さいからなのだ。
「こんな人たち」に勝つの負けるのと騒いだアベシが、
「原発廃炉に賛成?反対?」とのみ書かれたフリップを持って、無言で立っていただけの一人の女性の存在にすら耐えられないように(嗤)
ったく、
プーチンと一緒に「駆けて駆け」、そのまま帰ってくるなー!!(嘲)
あ、でも、あっさりフラレてしまったのだった、みじめミジメ~(嗤)
まあ、「ふつうの」人ならばね、自分の思いどおりにばかりは いかないもの、それは仕方ないことと諦めて、違和感が拭えないままの苦痛が解消できないのなら、そこから離れ、一人で静かにしてるもんでしょ。
たいがいは、干渉されるのがキライと同時に、他者に干渉するのも好まないから。
ところが、
自分自身に対する干渉はゼッタイに許せなくても、他者には干渉しまくりたい、
それも、できるだけ広範囲に干渉を及ぼしたい、そのためには、相応の権力が必要になってくる。
すなわち、他者の力を利用できる「人脈」が必要。
だから、どんな手を使ってでも、人のアタマの上に攀じ登りたがるわけ。
愛人やペットたちが、俺を裏切らないで、俺が殺さないでいられるうちに死んでいくのを見届けたいだけさ。
愛人やペットたちを除いた一人を殺すも二人を殺すも、何百何千何万人を殺すも、俺個人にとっては同じこと。
最後は地球上に ただ一人。その日が、少し早く訪れるだけのことだ。
世界じゅうが知ってるだろ?毒殺、暗殺、何でも ござれよ。
人も核兵器も、使える武器は全て使うさ。
「良心」?なにソレおいしいのか?
「倫理」?聞いたことが ないなあ。
クソ喰らえだ。
俺をゼッタイに裏切らない愛人やペットやトモダチ以外は。
…
でもね。
あなた以外の人たちだって、それぞれの家族なり友人なり大切な存在が あるのよ。
巻き込まないでね、極度の視野狭窄を患ってるゴチゴチ脳症さん。
あなたにとって、自分だけを裏切らない者の存在以外はジャマであるのと同様、
あなた以外の者にとっては、あなたの存在が邪魔そのもの。
それは、あなた自身が招いたこと。
…
「あべ応援団」の代表格として疑いの余地もないシンブン社『産経』が、かれこれ10年近く前まで運営していた、一般人用ブログ サイトでも、そこに参加していた一般人(のはずの)ブロガーたちが、
「知りたがる国民はダメ!!」
などと、堂々と書き募っていたもんだから、
私なんかは驚いて、わが眼を疑ったほどだったことは、過去エントリーでも何度か言ってあると思う。
「反戦」デモにしても、
そりゃ、まったくの無関心よりは、「何も しないよりはマシ」でしょう。
だけどね、
わかりやすいことなら、流行の、かつ安心できそうなファッションみたいに飛びつくだけじゃダメなのよ。
「あべ応援団」やウヨどもは、
「デモが できるだけ、日本は自由な国だ」
などと嘯くんだから。
かつての『シールズ』の活動なんかも、意外と(?)あっさりポシャッたよね。
その総括は、きちんと できてるのかな?とも思うの。
分かりやすい正義感あふれる主張なので、シンプルに「戦争反対」だけなら、現代に おいては、非の打ちどころもなさそうで、咎められるようなスローガンでは ないけれど、
では、
「とにかく、すべての戦争に、とにかく反対するか?」
と問われたときに、どれだけ、とことん「反戦」を貫けるか。
本来、ほんとうに切実なものでしょ。
デモも演説も防衛問題も。
流行りのファッションや偽善家のパフォーマンスやオタクの趣味嗜好や自慰のオカズじゃない。
一度は振り返ってみて、
掛け値なしに自問自答し、しっかり理論構築しておかないとね。
でないと、
国家権力の「暴力装置」の前に、カンタンに屈するハメになるよ。
2022.03.30 (Wed)
そろそろ、ゼレンスキー大統領側も、「中立」「非核化」、ならびに東部地域などのことについても、停戦実現の交渉に向けて、本気度を発信し始めたように見受けるが、
私個人も、中立や非核化は勿論のこと妥当だろうと思うし、やはり、『ロシア』――「プーチンのロシア」側が、『ウクライナ』全土は無理だったとして、最低限、なんとしてでも入手したいと考えているのであろう地域、特に、「独立」要求とは言っても、実質は「プーチンのロシア」の傀儡に過ぎないにせよ、東部地域についての対処は大幅に、と言うか、ほぼ全面的に譲歩するしかないとしても、少なくとも当面は仕方ないことだ、
しかしながら、
プーチン氏は70歳の目前、たとえ、お望みどおり「終身大統領」を果たしても、あと10年も経てば、もはや80歳だ。
それに比べて、ゼレンスキー氏は、10年後は50歳代ですかね、希望と未来ある政治指導者としては、まだ若い。
はっきり言って、「プーチンのロシア」以降に、それら「独立」要求国が、どう変化していくのかは、さしものプーチン氏にも、見届けきれないし、手の届かないことですわね。足掻いても しゃあない。
それよりも、ロシア側が「手先」を送り込み続けていたという東部地域を切り離すことで「ウクライナ国内の紛争を解決」できた、と言えることになるのなら、これによって、いずれの日か『NATO』加盟への道は開かれるというわけだから、このことは、プーチン大統領との駆け引き上で、大きな要素になり得るはずなのでないか。
だいたい、ウクライナ東部地域以外にも、「プーチンのロシア」を全面的に支持する小規模な国は幾つか あるそうだが、それらの支持の理由は、やはり、主として財政援助らしい。
ならば、
今後も継続されるであろう「西側」による経済的制裁も手伝って、ロシアは、どこまで、それら「子分国」のメンドウを引き受け続けられるのだろうか。
ロシア自身が、プーチン氏と、そのオトモダチを除けば、けっして、ラクな財政では ないというのだから、貧しい「子分国」を背負いつつ、助けを請える相手は、やっぱり中国のみか。
しかし、これまた、けっして、仲が良い相手では ないようだし、
野心と野望が最優先の計算高い国どうしだもの、水面下では互いに、ただでは済まなかろう。
この中国に対する考えかたや姿勢も、われわれ「西側」は、あらためて再検討する段階に入っていることが、とっくに喫緊となっていたことは、もはや誤魔化しきれまい。
中国も、例の『台湾』のことが あり、他にも幾つもの不穏な「国内問題」を抱えている大所帯なのだから、よくよく慎重に考えてくれることだろうと、「大人」らしさを期待したいのだが。。。
私は、すでに言ってきたように、やはり、ウクライナの非武装化までは(プーチン大統領に、チャンスと見られて、早晩、つけ込まれる恐れが ある以上は)受け入れないほうが よいと思うし、
万が一、それをも受け入れざるを得ないとなったなら、そのときには、『NATO』とアメリカに、きちんと前へ出てもらい、クギを刺しておく役割は引き受けてもらうべきだろう。
今後のロシアの態度如何で、プーチン氏が最も恐れているはずの事態を覚悟しなければ ならないということを。
やはりアメリカは、覇権の王座を手離したわけでは ない。
それが証拠に、ロシアも北朝鮮も、そして中国も、本当に恐れ続けているのは、いまも尚、アメリカ。
ま、それにしたって、この状態のなかで「非武装化」は現実的では ないと思うわよ、少なくとも、ウクライナの現状ではね。
それと、「戦後賠償」のこと。
当のウクライナだけじゃないよ、今回、大量の避難民を受け入れた周辺国も含めてだわ。けっして富裕な国々じゃないのだから。
ロシアは、どうせ不誠実だろうが、われわれ日本人は特にトバッチリを被っている「第三者」的存在なのだし、日本も、今後のウクライナ復興に向けた助力には大いに加わるべきだとは思っているけれど、
可能なかぎりで、ロシア自身に償わせる方法は、じゅうぶんに くふうしてほしい。
それによって、大多数のロシア国民の自覚も促してもらいたいから。
なんせ、彼らは、自分たちの頭上に爆弾が降って来ないで済んでいるから、今のところはね。
そもそも、人間と、その社会を管理しきれると思っているのであるなら、ずいぶん単純かつ楽観的な思想だなあと、私なんかは学校時分から、『資本主義』に対するのと同様に辛辣に受け止めていたもんだが、
だいたい、『(プーチンの)ロシア』にせよ『北朝鮮』にせよ、そして『中国』も、ほんとうの『社会主義』や『共産主義』を実現できているようには、到底、見えないもんね。
ただ、必然として「一党独裁」が基本、それも、結局は世界規模での「一党独裁」でないことには、その理想を実現できない政治思想なのであれば、どうしても、そこのところで、特異な個人の権力欲、独裁志向に重なって利用され易い陥穽を伴っていると思う。そこだけは、克服し難い欠陥で あり続けるだろう。
だって、プーチン氏のようなタイプの人は、あちこちで必ず発生するんだから。
それに、結局は男性性に帰する問題なのだということは、私は何度も指摘してきたが、
戦争と性犯罪は、ほぼセットで あり、男性の専売特許みたいなもんだからね。
それは、良くも悪くも特化されたる男性の脳の特徴ゆえだろうと思う。
しかし、こんにちでは、「悪くも」のほうが断然、重くなってきている。
世界じゅうが協力して、緩和と解決を模索しなければ ならない、全地球規模の問題が山積しているというのに、
ほぼ個人レベルの劣等感の補償やメンツのために、領土争いだ、思想に かこつけたドンパチだのって、くっだらない。大迷惑だわ。
まあ、いまでもプーチン氏に言いたいのは、当ブログは当初から述べたように、
「あーた(個人)の理想やメンツがナンボのもんなの?」ってこと。
それは、習氏の唱える『中国の夢』だって そうよ。
ましてや、
われわれ国民を焚きつけて、「徴兵制」に向かわせようなどと画策した『日本会議』の子分にしてミコシたるアベシ個人のリベンジ願望なんざ、笑止笑止の そのまた笑止(嗤(嘲(大嗤(大嘲)
そして、
「プーチンさん、あなた、柔道家なんでしょ?加納治五郎先生の『自他共栄』という おコトバを御存じないの?」
とね。
いちおう「公然の秘密」にせよ、『エリツィン政権』の頃から、どんだけの毒殺や暗殺を繰り返してきたやら、世界じゅうが知ってる。
良心や倫理観なんて、すっかりマヒしきってるんだろうね、プーチン氏は。
自分の手を直接には汚さないせいも あってだろう、何人もの殺させて、それが あかちゃんだろうが子どもだろうが老人だろうが、自分のジャマになる存在なら全て、まとめて殺しても いいんだ、自分には、その力と権利が あると思ってるんだろう。
なぜ、こうまでウヌボレてしまってるのか。
一般の有権者国民にも責任は ないと言えるのか?
ちなみに、
こないだ、たまたま調べていて、
『シリアル キラー』類型の一つで、『ミッション』タイプというのを知ったんだけど、いちばん当てはまってるんちゃう?プーチン氏w
バイデン大統領が、先日の(『ポーランド』にての)演説のなかで、つい、抑えきれずに口走っちゃったみたいだけどwプーチン大統領のことを、「権力の座に とどまっていては いけない」と糾弾したコトバ。
ボケてるんじゃなくて、基本的に、間違ったことは言ってないでしょ。
むしろ、そのとおりじゃんと思うよ?私だけじゃないでしょう。
まあ、たしかに、言質を取られるような発言は、要人ともなれば、慎重のうえにも慎重に控えるべきなのだが、ロシアの現体制を、少なくとも強制的に変えさせるなんてことは、もちろん、念頭にないでしょう、プーチン氏じゃあるまいしw
そもそも、プーチン大統領が「ロシアの主権として選ばれている」のだという反発の文句が、思いっきり失笑ものよねえ(嗤)
これも、選挙制度がマトモに機能してない日本だって他人事じゃないよと、「ロシア化まで、ほんの一歩」だよと、当ブログが指摘してきたことの一つである。
私自身、あまりに複雑な事情と経過の積み重ねに呆れ果てたのは、例の『アフガニスタン』などと同じくだが、「どっちも どっち」だと言い捨てて、無理に単純化して考えてきたつもりは ない。
『ロシア』の論外ぶりは勿論として、
『ウクライナ』側にも、問題が全く なかったとは言えまい。
それは、自国民は勿論、「敵国民」も含めて、一般の人々の命と生活を破壊される前に、
ゼレンスキー大統領が「みんな、武器を取って戦え」と宣言するハメになる前に、
それこそ、『NATO』に加盟したいなどと大っぴらに言うことが、「プーチンのロシア」を大いに刺激するであろうことは考慮しながら進めていける見通しを立てた慎重な方策が必要だったのではと言ってきた。
現に、プーチン大統領ですら、自分を支持させる目的のためとは言え、とりあえずは、自国民の頭上に爆弾が飛んでくることのないように考えてあるじゃないか。
【続く】
2022.03.26 (Sat)
最近の報道によると、
例の安倍政権時、本人が演説した現場に おける「ヤジ」を めぐる地裁判決が出たそうで、
『札幌』地裁判決では、「ヤジ」を口に出したとたんの排除と強制移動、および、つきまといを はたらいた道警側が、「表現の自由を侵害」という理由で、敗訴となったらしい。
だいたい、官憲というものが本気で真っ先に仕事するのは、常に、国家権力の手足たる「暴力装置」としての役割を果たすときを置いては他に ない。
「他の聴衆とのトラブルを」「未然に防ぐため」だった云々とかいう苦しい言い訳を している道警だが、これまで、どんな凶悪な事件が起きても、民間、市井の それを未然に防ぐためにと、本気で仕事していたことは あったのかな?(嗤)
さっそく、この判決に対して、不満ぶうぶうの「ヤフゴミん」、すなわち、アベシ=『自民だっぴ党』=『日本会議』系のヤカラが湧いてるのが、毎度のアカラサマぶりで、思わず冷笑だが、
不満を言い立てるのも まあイイだろうが、せめて、まともな内容で投稿せえよ(嗤)
オマエさんらが言い募ってる、今回の判決批判の理由も、毎度ながら、ことごとく、的外れだ。
その初歩的、基本レベルからズレまくってるザマは、「ヤフゴミ」どもの一大特徴なので、いまさら驚きもないし、ひたすら呆れと軽蔑を誘われるだけだが、
要するに、こやつらは、いわゆる「ヘイト スピーチ」に相当するケースや、該当する理由についても、いまだにサッパリ理解できない知能の低さ、それを剥き出しにし続けてでも喚き散らさずに いられない暗愚さ、
今度の「ヤフゴミ捨て場」を眺めていても、どこぞからの指令や理由でも あるのかいなと疑いが抑えきれない。
それにしたって、どんだけ、あたま悪いのか、、、という、溜息と嫌悪しか出てこない。
大人数でスクラムくんで、大音声あげまくってたってんなら、それ自体で「選挙妨害」の違法行為になるわけだから、官憲の「暴力装置」発動も理解の範囲だが、
そもそも、このへんの違いからしてが、アベシ=自民だっぴ党=日本会議系のヤカラには分からないみたいよね(嗤)
やっぱり、「類友」そのとおりに、
さすが、アベシの支持者ならではの、あったま悪さ。そして、性格も悪い(嘲)
さて、私個人の感想を言えば、
まあ、気持ちは全く理解できるんだけどもw「安倍やめろ」というヤジに比べたら、「増税反対」というヤジについては、警察に排除、強制移動、つきまといを はたらかれたことの理由が、つゆほども納得できないな。
ニュースの動画で、そのときの情況を再び見ることが できたが、
まずね、女性の警察官だろうか、今回の裁判で原告となった女性を、演説の現場から しょっぴいてる あいだ、何やら「飲み物を買って あげるから~」とか言いながら、強制排除してたね。
なんだって、そんなバカまる出しなセリフを吐いたんだ?
それと、
「きょうは諦めて~」とは、いったい、どういう意味だよ??
まったくデタラメな「暴力装置」だな(怒)
こよなく憧れ、自分たちは同じ方向を見ていると宣言するほど、独裁者プーチン大統領が大好きで大好きで たまらない、でも、能力が低すぎるので、しょせん何やってもダメあべが、ボクだって、ボクだって、自国を思うさま私物化して、プーチン氏のような暴君になってみたーい!と思っているのであろうことは、われわれ一般の庶民の眼にすら容易に察せられたわけだが、
肝心のプーチン氏は終始、アベシの安っぽいポエムなんか、馬耳東風だったじゃん(嗤(嘲)
その「プーチンのロシア」のなかで蔓延している、彼の国の官憲たちが、まさにロボットの如く振る舞う「暴力装置」発動は、先日のニュース内にて視聴した動画でも垣間見ることが できた。
広場などで立ちつくしている人たちを見れば、「フリップ」とか呼ぶのだろうか、「プラカード」と言うのも大げさなほど小さな それを、静かに掲げているだけなのだが、なんと、白紙そのもので あった。。。
それでも、ほどなくして詰め寄ってきた官憲たちに強制的に連れ去られていったが、
ハッと われに返り、ひるがえって、ここ日本はと言うと、
アベシが演説している場所で、先述のロシア人たちと同様の小さなフリップを掲げた、一人の女性が、ただ無言で立っていただけなのに、
排除、強制移動、つきまといを はたらく官憲以上にも、アベシの「私兵」のような連中が取り囲み、下品な眼つきでジロジロ睨みつけ、詰問し、どこの暴力団や?と思うくらいの凶悪な態度だった。
まったく、軽蔑するわ、こんなゲスな権力に、ひたすら平伏し、人権侵害行為を恥じもしない、腰巾着野郎どもが。
問題とされた女性のフリップには、ただ「原発廃炉に賛成?反対?」とだけ書かれていた。
ただの白紙で しょっぴかれる「プーチンのロシア」になるまで、ほんの一歩。
だから、こういう意味で、「日本も他人事じゃないよ」と、先日来のエントリーで警告してきたわけです。
まあ、戦後日本の実質『天皇』である『アメリカ』でさえ、トランプ政権の最後には、あろうことか、議会が襲撃と死傷の舞台と化し、阿鼻叫喚の地獄図絵。
私も、それを報じるニュース動画で閲覧しながら、
「アメリカも、堕ちるところまで堕ちたんだな。。。」
と、思わず唖然としていた。
これで何度めか分からなくなったけど、また載せとこう。
2022.03.25 (Fri)
『【続】「マッチ擦る つかのま海に霧ふかし」』の続き。
外部からの「押しつけ」で あるとて、ヘンに被害意識で反発を買わないためにも、とにかく、ロシア国民に気づいてもらい、目覚めてもらわないことには。
「プーチンのロシア」が、いま、ウクライナ国民たちの頭上に凶器をアメあられと降らせている代わりの、さしあたって「経済」的制裁。
そうして、
自分たちの生活が圧迫され始めたのは何ゆえなのか、
どんな不正も悪をも辞さないことが正義であると思い込んでいる独裁者プーチン大統領のままで、この先、本当に良いのか どうか、
子どもの未来を第一に、真剣に考えてもらいたい。
実際に やってきたこと、やろうとしていることは どうなのかと問わば、
プーチン氏もトランプ氏も(ついでにアベシらも付け足して 嗤)
もしかしたら、ご本人たちは自覚してないのかもしれないけど、
あくまで自分個人に対する「忠誠」を徹底的に要求するね。
それは、自分自身も、自分の頭上に座っている権力者個人に対して「忠誠」を尽くしてきたから。
同時に、
あくまで自分個人に対する「裏切り」を絶対に許さないよね。
かつて、プーチン氏自身も、自分の頭上に座っている権力者個人の「敵」を徹底排除してさしあげ、護衛にコレ務めてきたのだから。
もちろん、自分が、いずれは権力を手中にしたときの防衛と延命のための地ならし。
というわけで、
ほんとうには、「国家の、尊厳の ため」なんかじゃない。
だって、
その「国家」を、醜悪で卑しい存在に してしまっているのは、他ならぬ彼ら自身だから。
『日本会議』の連中やアベシらが唱える「美しい日本」が、「醜い日本」に貶められてしまったのと同じ。
自分個人を、常に、自分以外の大きなもの、より巨大なもの、さしづめ「国家」や「神」に置き換える。
つまり、自分と「国家」「神」を同一視したがる。
要は、
日本の「ウヨク」ども最大の特徴である「自己投射」「自己投影」。
これは、彼らの「ポルノ」なので ある。
人前で堂々と行なって よい類のものと信じている「自慰行為」のためのオカズだ。
他者は呆れて、その醜悪さに辟易し、遠くから嗤っていることにも気づかない。
ひたすら、空っぽの瓶から何かを飲んだつもりになって、うっとりと陶酔している。
どこぞのオッサンのコトバを借りれば、「俯瞰と司令」の塔に、聖賢なる父性として君臨しているつもり(大嗤)
範囲が広大であるほど、脅威や「敵」との距離も遠く離せる。
ほら、プーチン氏が、側近たちを遠ざける長い長いテーブルの端と端のようにw
で、
あまりに遠くなれば なるほど、よく見えなくなるし、よく聞こえなくなるから、自分の つごうに合わせて「補正」するのだww
彼らの言う「国家」とは、彼ら自身が「王」である国。
自分のための「帝国」。
だから、必死で守るため、守らせなければ ならない。
自分を守っている王国、帝国なのだから。
自分の身と、家族、ペットたち、オトモダチ、
全員が、自分の言うことに従い、「忠誠」を誓う、「臣民」「国民」たち。
だから、守らなければ ならないのだ。
「王国」「帝国」へと拡大してきたテリトリー、自分の「縄張り」を。
脅かす者、裏切者は、「便所に入っていてもブチ殺す」。
そういうプーチン氏は、安心して食べ、ゆっくりトイレして、ぐっすり眠れるのかな、まじフシギw
プーチン大統領は、自国民を守るためだと、ウンザリするくらい、いかにもマッチョな理由を掲げて、正当化し続けているが、『イスラム教』過激派と根本が同じだわ。
自国の外側の他国、異国であろうとも、一般人に過ぎない市民や庶民の生活と命を破壊できてしまえる人が、いったい何を「守っているのだ」と言えるのか。
特に、こんにちのグローバル世界、緊密なネットワーク社会に おいて、
自国民を守るとは、他国民を守ること、
他国民を守ることは、自国民を守ること。
早く、目を覚ましてほしい、ロシアの人たち。
あなたがたの「ツァーリ」ともども、すでに、取り返しの つかない大罪を犯してしまっていることは確かだが、
その怖ろしさから、目を背けようとして、
最後まで自己正当化の旗を掲げて突っ走ることで、直接には無関係な世界じゅうの市民・庶民たちをも巻き添えにしてしまうつもりなのか。
来るところまで来させてしまった自国民に立ちはだかり、
「さあ、武器を取れ、皆が戦え」と強制し、
他国民までも不安と不自由に直面させる仕儀に至らしめたウクライナの大統領も、重大な過誤を犯してきたことは明白だが、
プーチン氏をイライラさせ、弱者のごとく追い詰められているような感覚さえも与えたらしいことが、それに相当すると言うならば、
ゼレンスキー大統領の側も同じくで、逆に、プーチン大統領こそが原因であるイライラと、追い詰められていきそうな危惧を与えられていたかもしれないでは ないか。
なぜ、
かつては『ソ連』を構成していた「兄弟」のような国々が、恐れて、離れていったのか。
その理由を、長年かけて「不信」の大岩と化したプーチン氏に聞いてみたいよねえ。
プーチン氏らだけでなく、日本の軽薄短小の代表である「ウヨ」どもにも言っておくぞ。
「国が大事」ってねwましてや、『天皇』が大事なんてねww
「身捨つるほどの祖国は」ありや?だよ。
ぜったい「自分の国」でなければ!!なんてリキんでみせたってさ、
実際、縁もユカリもなかった遠国に なじんで、
生まれ育った国よりも居心地が良いとか、
国籍だって変えてしまう人も、移民もゴマンと いるだろが。
自国に捨てられることも ある。
地球上の どこだろうと、ふつうに生活を営んでいけるのか否かだよ。
そのなかで、自然な愛着も育っていくもの。
「住めば都」、そこが「生まれた故郷、ふるさと」なら尚更だ。
どこの国かなんて、究極は関係ない。
「純粋な」「民族」なんてものも、あるわけが ない。
何の宗教も「国」も、人間が つくり出し、そのまま思い込んでいるものに過ぎない。
それらを、欲望や野心に滾る者らが利用してるだけ。