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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2024.09.27 (Fri)

秋の美術鑑賞の巻の続き。

 

ただ、もう一つエピソードを加えておくと、

その中国観光旅行の、ず~っと前のことだ。

まさに、国交回復が なされ、盛んに交流を繰り広げ始めた中国側からは、あるとき、華やかな歌劇のような舞台を演じる芸能団体が、記念の初来日。この舞台の中継番組が、たしか『NHK』で放映されたと憶えている。

『白毛女』とかいう演目だったっけ?この番組を、うちも、家族そろって、テレビで視聴したというわけです。

さすがに、全体的なストーリーや細部のことは忘れてしまったが、ある一場面だけは、鮮明に憶えている。

それは、くだんの物語の、苦難を越えて戦うヒロインが、舞台の中央・高所に設けられたセット上で、端正、優美ながらも、男勝りの勇ましいポーズを見事にキメたと同時に、バッと掲げられた垂れ幕の文字。

そこには、黒々と太く、

「打倒!!日本帝国軍(あるいは、帝国主義)

というような文字が記されていた。

正確な記憶では ないけれど、多分、こういう意味合いの。

 

さあ、うちの親父のことだ。

過去エントリーでも述べたように、

アメリカ映画などで、日本兵が敗走するシーンが出てくると、必ず、ヒステリーを起こすのだから、当然、このときも、

「なにをぉぅ!?emoji

と、

凄まじい怒声を張りあげ、からだじゅうを わななかせるように憤り始めた。

 

そこから あとは、まるで、プツッと途切れたように、一切、私は記憶していない。

んで まあ、

そんな親父が、何事も なかったごとく、後年には、いそいそと、「憧れの」中国へ赴いて、

目的の観光地にて、腹ごしらえのために入った食堂で、まさに本場の!ラーメンemojiを すすっていたら、

周囲のテーブルについていた中国人たちが、もの珍しそうに、親父らが食べているのを、じい~~~emojiっと見詰めてきたそうな。

 

四方八方から、穴の あくほど見詰められたもんだから、食べてる最中のラーメンが、のどに詰まりそうだったとか。

 

国交回復・正常化の後、新たな歳月が過ぎていき、当時の私は、すでに20歳代になっていたと憶えているけど、その頃の中国人って、まだまだ、そんな感じだったのよ。

先日も言ったように、老若男女が全員、質素で地味な「人民服」姿でね。

外国人の観光客が珍しくて珍しくて、かつての日本も そうだったように、自分たちが外国に観光に行くなんてことは、それ以上に珍しかったわけ。

 

 

ついでに。

『自民党=本名:ダッピ統一壺売国党』総裁に立候補中のセクシーポリ袋くんが、彼個人の家族関係のことを持ち出したのは、懸案の「選択的夫婦別姓」制度についての賛否を表明するに あたり、一つの事例として示したということのようだが、

私は相変わらず、それへの興味も関心もないままだけれど、
もう少し、もっと肝要のところを述べておく。

離婚して、もとの姓に戻るとか戻さないとかの選択は、現行でも認められているわけで、たとえば、別れた片親のみが、もともとの姓に戻り、子ども側は、もう一方の親の姓を引き続き名乗るからとて、それでも「家族」には違いないんだ云々という話は、やっぱり、ズレてるのよ。

 

まあ、逆から言えば、
ずばり、名乗る姓は同じでも、「家族の絆」なんぞ、まーったく感じてないケースも あるわけでね。まさに私自身が、それに ごく近い立場なんだけども。

 

私は、若い頃から いまに至っても、できることなら、実家の姓を捨てたいものと、ずっと思ってるし、

もし、結婚することにでもなれば、むろん、配偶者側の姓にホイホイ切り替えるわ!とも思ってきた。

けど、それらも、関係ないっちゃ関係ないの。

なぜなら、

私は、自分自身の名前を、自分自身で選ぶことは、基本的権利であることを認めるべきという考えなので。

 

したがって、親らが、子に、何の ことわりもなく、エゴむき出しで、専権のごとくに、子の名前を押し付けて以降は、当の本人が、どんなに厭だと思っていても、特別の事情ある者と、国家権力から認めてもらえないかぎり、まず、一生涯、その名前を使用し続けなければならないというのは、人権侵害だと思っているわけ。

なので、

親らが押し付けた名前は、あくまでも、当面のものとして扱い、本人である子自身が成年に達した おりに、または、何らかの節目などを迎えたときに、子みずからで、自分の名前を選択しなおすことを、制度として認めるべきだと思っているのである。

 

何やら「コストがー」などと、小賢しく喚き散らす者には、

「オマエさんごときが生まれて、こんにちまで生きているコストのほうが、よっぽどの」

と、嘲笑してやりたいw

 

 

で、

やっと、タイトルどおりの本題に入りますわ(苦笑)

 

秋です。

芸術の秋、芋栗食べつつ美術鑑賞の秋で~す。

 

先日、ちょっと久しぶりに、『オトナの教養講座』を楽しませていただきました。

今回は、

以前にも述べたように、私も大好きな画家の一人、サージェントの最高傑作と言って過言でない作品、『マダムX(ゴートロー夫人)』と、

ずっと遡って、こちらは17世紀『イタリア』のベルニーニ作『聖テレジアの法悦』で~す。

 

いつぞや、話題に取りあげた おり、無教養な私ながら、サージェントにも、かの偉大なるベラスケスへのリスペクトと影響が感じられる、というふうなことを述べたかと思うけど、やっぱり、ベラスケスのことも出てきた。

いつも思うけど、ベラスケスって、しぶくて、いいオトコよねえ。

目の前に居たもんなら、

「うっふ~んディエゴぉemoji

とか囁きながら、
彼の髭コチョコチョくすぐりたくなる()

気分は、ゴヤの愛人、アルバ女公爵w

 

いやいや、また横道に入りそうだw

さて、

まずは、『聖テレジアの法悦』。

山田五郎氏がズバッと指摘された、

「イッちゃってる」とこ!な顔、というのは、
そもそも、作品名も「エクスタシー」だ()

ある程度の年齢や経験を重ねてきた人なら、ほとんどの人が、そのような印象を受けるのだろうけれど()

男性たちの願望に対しては、ひとつクギを刺しておくとすると、

以前も同じようなことを指摘しておいたけど、

男性と女性とでは、やはり、同じ感覚とは限りませんよ、ってこと。

 

私なんかの受けとめかたは、

あまりに苦痛だと、実際には、かえって、ふつうに苦悶の、とは違う感じの表情、まさに『聖テレジアの法悦』のような表情に見えるかもしれないのだし、

ズバリ、死に瀕している、ほぼ死んでいるときって、こんな感じの表情になることも多いんじゃないかなと。

口は半開き、瞼を閉じることも忘れたような眼は虚ろに、視線は定まらず。

 

『仏教』は、と言うか、お釈迦さまに言わせれば、要は、

「とりま、気にせんで よろし。。。」

「気にせんほうが よろし」

「とにかく、気にするな」

てな感じだけど、

それとは逆に、どうも『キリスト教』って、

「神さまの思し召しなんだから」

とて、

とにもかくにも全肯定!それ以外は認めない、以上!!

てな感じで、だから、

ものすごい苦痛も、すごい悦楽だと思わねば ならぬ!

だって、神さまの思し召しなんだから!!文句あっか!?

って感じを受ける。

マゾかよ。。。

 

まあ、「エロスとタナトス」ってコトバが あったわね。ようワカランけどww

 

さてさて、

こちら、マダムのほう。

ご婦人の肩がモロ出しケシカラン!!

と言うのなら、

聖テレジアの「イッちゃってる」表情のほうが、よっぽど、いかがなものか?

とも言えそうなもんだと思うのだけどw

 

しかも、よりによって、名高い「聖女」で ございますよ?

これこそ冒涜的ちゃうんかい!!とww

 

もしかしたら()謹厳実直なる神父さんや修道女たちならでは、
「イッちゃってる」顔、、、
などとは微塵も連想しないからこそ、こうして、教会のなかの高みに堂々と安置しているのかもしれないww

『聖テレジア』の顔を見て、ムラムラを もよおす神父さんなんか いたら、たいへんですからなあwww

 

【続く】

 

 

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Updated   
2024.09.27 (Fri)

まずは、長くなりそうな前置きから(苦笑)

 

まあー、暑いですわな。emojiemoji

いつまで暑いんじゃあ?emojiemoji

と、たまげていたものの、さすがに、ほんの ちょっとは、季節が動いてきたような、気は する。

動かんかったら、それこそ、えらいことですけどな。

 

とは言え、

近年の気象の特徴でも ある、「あ~る日とつぜん♪」とばかりに、

夏の次は冬!冬の次は夏!!文句あっか?

おまえら小賢しい人類ごときが、大自然さまの御意向に盾突くなどとは、言語道断の所業やねんで!!

とて、

いきなりの真冬に突入しても、フシギとばかり言えなさそうになってきた近年。。。

勘弁してくだせえぇ~大自然さま~(号泣)emoji



そんなことを思いつつ、

街なかで行き交う人々を眺めていたら、男性の日傘以上に、チラホラと見かけることが増えてきたのが、長袖を着込んだ、老若の女性たちだ。

 

なかには、けっこう厚手のニットみたいな上着を着ている女性も いるので、

「マッパになろうとも、くっそ暑いわあ!!脳みそバーーーン!!!emoji

と、気が狂いそうになるほど、暑さと湿気に激弱い私は、思わず、わが目を疑ってしまう。

 

まあ、第一には、日焼けを防ぐために、紫外線を遮断したいからなので あろうが、

でも、日傘を差しもせず、けっこう厚手の長袖を着込んでいるスタイルだったりするんだよ。

よっぽどの冷え性なのかしらん?と思いながらも、

これからの地球上は、こういう、暑さや湿度が平気な者が生き残っていくのかもなあとか思う昨今。

 

 

ところで、

つい先日、電車に乗ったら、
こんな大阪の片隅まで、何しに来たんやねん?と思わせるような、
どんよりした表情の白人の男性が、一人ぽつねんと座っていて、
この暑さでゲンナリしてはるんやなあとも思ったのだが、

その次に、
帰宅するために乗り込んだ急行列車内は、案の定の、『中国』人らしき観光団体が、それぞれの旅行バッグや大荷物を足もとに置き、椅子に詰め詰めでズラッと座っており、座れない者は、やはり、荷物を足もとに置いて、数人ずつ固まっている。

 

時間帯は、そのときは、正午過ぎだったが、近頃のエントリーでも指摘したように、これがラッシュの時間帯だったら、疲労している通勤客らの不快感いや増しだろうよと思うところ。

 

そんなことを考えつつ、なんとなく、すぐ近くの乗客たちを眺め渡していたら、わたしゃ、意外と「眼ぢから」が あるようでwけっこう険しい眼つきだったのか?wwすぐ そばに立っていた男女が、ふと振り向き、声を かけてきた。

もちろん、私は聴障者なので、日本語なのか どうかすらも分からずで、正確に聞き取れたのでは ないけれど、
斜め前に座っていた男性が、今しも立ち上がろうとしているのを指している身振りから、ここに座ってください!と促しているらしいのは察しが ついた。

 

いくら冷房が効いているとは言え、このクソ暑いなか、大きな旅行鞄を足もとに並べているのを掻き分けるようにして、中国人たちが犇めいている座席の隙間に無理やり腰を掛けたって しょうがない。
かえって暑いわぃ

それに、すぐ次のターミナル駅で降車するので、その旨を簡単に告げて、遠慮しといた。くだんの中国人たちは、苦笑していたが。。。

 

降り立った駅のなかを歩きながら、つらつらと思った。

ごく最近、『蘇州』に続いて、今度は、『深圳』という所の日本人学校前で、10歳の男児が突然、暴漢に襲われ、残念至極にも、亡くなってしまったという事件の直後なので、来日している中国人たちも、それなりに気を遣っているつもりなのかもなあとか、

それにしても、私自身が、もし、中国人だったならだが、

国家が、どのように「反日」教育とやらを施していようが施しておるまいが、そんなことは どうでもいい。

歴史上の、自分の先祖たちが味わった苦難の数々を思えば、
とりわけ、『中華』文明のオコボレを もらうしかなかったくせして、最後に飛び乗ってきた「列強」の猿真似した日本へなんぞ、断じて、行くものか、ましてや、物見遊山なんぞで、とか思った。

 

私はね、若い頃から、たとえば、『グアム』島あたりの、かつての『日本軍』が残していった大砲の残骸などが、いまだに置き去りにされているという浜辺で、キャッキャと遊ぶ日本の若者に、同世代ながら、内心、「無神経というか、ノーテンキな連中やのお」などと、冷たく見ているくらいだったので、

先日のエントリーでも触れたように、原爆投下の日を、いまどきは、当の『広島』の若い人たちが忘れかけ、『沖縄』でも、子どもらが、先祖代々、大切にし、語り継いできた事物を、ないがしろにしつつある風潮だということなども、ある意味、さも ありなんかと思ってきた。

 

このように、いずこの人々も、いつしか忘れ果てていくのである。

 

特定の地域だけではない、日本人全体が、とにかく、忘れっぽい。

なんでも かんでも、流され、忘れていく。

 

個々の命の興亡なんて、浜の砂の一粒よりも、はかない。

でも、一粒の砂が集まって、浜辺は できる。

 

 

        Jane Wilson“Remembered Day,Peconic)”(1995)

 

日本人または日本国籍の児童らが襲われた事件の いずれも、
当の中国人の女性が、身を挺して犠牲になり、

今回の場合も、付き添っていた おかあさんは中国人だそうで、

「襲われたとき、中国語で叫んでいたということは、母親は中国人なのかな?」

と、予想していたとおりだった。

 

 

そもそも、国交回復・正常化を望んだのは、日本側の政治屋とアキンドら。

目下の『アメリカ』で、移民による弊害が確かに起きているのなら、どのように起きているのか、
その事実内容を、真っ当に主張して論戦すれば いいものを、

トランプ陣営が唐突にも、「(合法)移民」が犬を食ったの猫を食ったのと、あまりにもバカげたデマを掲げて誹謗中傷するから、『ハイチ』移民による交通事故で亡くなった児童の両親が、

「うちの息子の死を、分断と憎悪の喧伝に利用するな!!」

とて、怒っておられたわな。

それと同じことなんだよ。

「反日!」だの「国交断絶!!」だの「軍備増強!!!」だの、

ここぞとイイほうへ回って、例の「さもしい」姐さんらが叫んでいるのは。

 

「悪魔に魂を売った」者どもの末路

 

どういうわけか、
ひとたび、「国」というカタチの集団が絡んでくると、いくらでもケッタイな情況・状況になるわけだけど、

どっこい、どんなに憎み合い、いがみ合っているようでも、その国と国の あいだに、子どもは生まれる。

このたび、犠牲になってしまった子も、そうだった。

 

男も女も、互いの国を罵倒しながら、子づくりは、大いに、する。
「仮想敵国?敵対国」?そんなのカンケーねえ~!ってなもんなのだ。

 

まさに、

「オレは、『朝鮮』人はキライだが~」

なんか、気が合って、仲良くできてる、「在日」の誰それさんのことは大好きだぁ!てのと同じよww

 

きょうも元気だ、中華や韓国料理が激ウマ!!(大笑)

毎日、中華や朝鮮料理を拵えてくれるヨメさんが、ぽちい~!!(泣きながら笑う日本の哀れな男ども)www

 

そう言えばね、

むかし、うちの親父が、実妹と一緒に、中国へ観光旅行に行ったことが あるんだけど、

親父も、何かと極端なタイプで。

「『朝鮮』人は、ほんとうに、大昔から しょうもない民族だが、『中国』人は別格、なんだかんだ言っても、大文明を産み出した」

だから、オレは、若い頃から、『万里の長城』とか、いっぺん行ってみたかったんだ、

と、大ハリキリで出かけて行くときに、私も母親も危ぶんで、

「万里の長城からオシッコせんように!」

と、かなりマジで、クギを刺しておいたものだったがw

 

それと、

私が、乏しい お給料のなかからフンパツして買った、ほんとうは、天体望遠鏡が欲しかったけど、予算の つごうとか、収納場所とかを考慮したうえで、お月さんくらいなら、足もとがフラつくくらいの どアップで鮮明に見えるというので、思い切って購入した、大事な双眼鏡、それを貸せ!というので、

兄と よく似た粗忽者ゆえ、高価なものほど、破損させるか、置き忘れてくるか、たいがい、その どちらかであるのが明白な親父だから、即座に拒絶したら、ガキみたく、ヘソを曲げていたww

 

おまけに、

事前に、おみやげカタログを見ながら、これ買ってきて、と頼んでおいた品々は、ことごとくが、想像してたんと違う、、、なシロモノで、

象嵌っぽい貝細工のチャチな小箱にせよ、まったく香りが しない白檀の扇子にせよ、やすっぽい『汕頭』レースのハンカチにせよ、

いっちばん安価なの買ってきたな?このケチはぁemoji案の定だ!

と、察しが ついたほど、ほんとうに、安物ばかりを選んで買ってきた。
安っぽ過ぎて、お遣い物にもなりゃしなかった。

 

うちの親父って、私も、ここは少し似たんだろうけど、もともと、絵を描くのは好きで、特定の作風の画家に関しては、大いに好むのだが、

それ以外は、
およそ、審美眼というのか、ものの値打ちというものがサッパリ分からないタイプなんだよね。そのことを、自慢さえしていた。

 

だから、母親が、たまたま、食卓の上に放置してあった、ダイヤモンドのイヤリングを、持ち主に確認も せず、さっさとゴミに出す。

 

まあ、男性、特に、「質実剛健」をモットーとしていたらしい昔の男性に多いのかもしれないけどさ?

しかしながら、うちの親父は、武家の血筋だ近衛の将校だとか言ってても、質実剛健なんてものじゃなかったでしょ。

なんせ、女のような肌だと、戦友に褒められて悦びに浸り、
いいトシにもなってから、ヨメが使っている女性用の基礎化粧品ご愛用の軟弱ぶりでしたからねえw

そんなだから、敗戦、、、

おっと、これくらいにしとこうww

 

【続く】

 

 

Updated   
2024.09.27 (Fri)

犠牲者とは、自分が受けた不当な被害を証明することが出来ない人のことである

という警句は、

先日のエントリー「子どもが可愛いと思えない」ことについてでも少々言っておいたように、

ぶっちゃけ、私自身も、いろんな面や意味で、いわゆる「サバイバー」の一人だから、こうした事件の内容を読むのは、非常に、気が重くて、
読んだあと鬱々とした気分に陥ってしまうので、治療を中断したままの鬱病を刺激しないためにも、近頃は、なるべく読まないようになった。

 

『「亡くなって初めて体が語った」小1女児の全身にはあざが広がっていた 届かなかった訴え「パンチされた」。虐待予兆、2度の保護も救えなかった命』

47NEWS9/23() 10:02配信 最終更新:9/23() 13:25

 

さて、

「ヤフゴミ捨て場」の、以前は「オーサー」とか称していたっけ、

「見解」とか「解説」とかを述べる識者ね。

このかたたちも、しょせんは直接の当事者経験までは ないから知らないのか、わかってないのか、失念しているのか、はたまた、見逃しているのか等は不明だが、

まず、子どもの心理を考察するときに、

べつだん、虐待レベルのことでは なくても、親などの養育者ら、おとなから叱責されたり怒られたりすると、それが、どんなに理不尽なものであろうとも、基本的には、自分が悪いからなのでないかと、

ましてや、自分の親から、そのような理由付けをハッキリされると、たいがいの子どもは、ほぼ自動的なまでに素直に受け入れる本能のようなものが あるし、
そういうことが続くと、やがては習い性の如くになり、ついには自虐的なところまで達してしまうことも あるということ。

 

もっとも、いまどきの子どもは、世間の風潮を如実に受ける機会が激増したからだろうか、おとなの世界でも、むやみとプライドばかりが高いというのか、ナルシストかよ?と思うような、うぬぼれ激しい、自分棚上げの身勝手きわまる手合いも多く見かけるようになった世相と呼応しているかのように、自己肯定感とか自己愛性が肥大しとるのじゃないか?と思えるような子どもが増えてきているような感も ある。

 

それでも、さすがに小学生の低学年くらいまでは、まだまだ、昔ながらの素朴な子どもらしさや素直さは失われていないと思うのだが。

私自身は、子を持ったことが ないので、あくまでも、周辺の子どもたちと接したかぎりでの印象しかないけれど。

 

 

うちの親と私の場合は、親子の関係性が逆転していた、ということを、過去エントリーで触れたことも あったが、

それは、一般的に通常のパターンであるところの、親が子をと言うより、むしろ、子である私のほうが、親を心配し続けていた、ということ。

 

だから、私が不在の あいだに、母親が、親父から殺されるような目に遭うのでは ないかと恐れ、心配の あまりに、修学旅行を躊躇ったことも あった。

 

 

ところで、

もう一つ、重大なことが ある。

これも、おそらく、大多数の、特に男性にとっては、自覚が あろうとも、ましてや、なかろうとも、性的な面の凄まじさ、かつ、脆さは、見逃しては ならないことである。

 

と言うのも、

きょうだい姉妹のなかで、最も幼かった私自身、家族全員からの暴力と暴言を、様々な かたちで受けてきたと同時に、性的な面での虐待も経験しているが、

それでも、

世間を見わたせば、たとえ男性と言えども人それぞれ、紳士的で理性的で、ほんとうに良心的、良識的な人たちも少なくないことは、もちろん知っている。

それでも。

私が、まだ学校時分だった頃、直接的に知ったことが ある。

しかし、あえて、ここで詳しいことは述べたくない。

 

まあ、深刻なまでの事態が起きたというわけでも なかったのだけれど、非常に微妙な面を含んでいて、それを見逃さなかった私自身が、そのことを思い出すと、どうしても不快だし、基本的には信用していた男性の名誉にも かかわるので。

 

要は、

子ども心に、全幅の信頼を置くに値すると判断していた男性ですらも、ちょっとした切っ掛けで、理性も良識も吹っ飛んでしまいかねないのだ、それが、男性というものなのだ、ということ。

まさに、男性一般の、最大の弱点なのだろうと見受けた瞬間だった。

 

そのくらい、脆い。

 

つくづく思う。

男性って、脳も偏ってるしwその おかげか、女性一般よりも目覚ましい働きや能力を発揮することも多いかわりに、ほんとうに脆いんだな、と。

 

その脆さを、女性側の罪に転嫁したがる男性の、また多いことよ。

 

どうりで、

「オレたち男をイジメないでくれ~」

と、めそめそイジイジ言い募る男が多いわけだ()
そうかと思えば、
「男は皆オオカミよ♪」
と、みずから言うのも、本音なのだろうw

 

ええ、そう。

たしかに、男性の余計な真似を したがるバカで「さもしい」女も いる。男性に対するコンプレックスや、女性としての性的劣等感に苛まれているようなタイプの女は、これは例外的だとしても、

本来的に、妊娠、出産のリスクゆえか、それに合わせたような身体の つくりになっている大多数の女性は、「撒き散らす」ことに特化されている男性ほどには、性的にギラギラがつがつする必要が乏しいのは確かですけどねw

 

だからと言って、
僻んで僻んで、女性全体を ねたみ、見下したようなセリフを吐くのは、やめときなさーいww

 

一般人のコメント欄を見ていても、知名度ある男性の言動の端々でも同様に、殊のほか共通しているのは、特に性的な面に おける、女性への揶揄的言動。

 

男性たちは、もう少し自覚して、謙虚に わきまえたほうが いいよ。

私ら女性の多くは、ちゃんと嗅ぎ取っているのだからねw

 

あなたたちが、ほんとうに、女性が大好きで大好きで、寝ても覚めても、女性や女体に対する執着、脅迫観念、妄想で苦しんでいること、

転じて、お門違いの憎悪にまでなっていることも知ってるよ(苦笑)

 

なので、

かく言う私自身も、若い頃は、知らず知らず、周囲の男性たちを挑発していたようなものだったのだなあと、いまになって思い当たりは するのだけれど(苦笑)

 

世のなかの女性たちに向かっても、

「まあ、ほどほどにしときなさいねw」

「男性が、世のなかの権力という権力筋を圧倒的に占めている社会では、かの『チャドル』や『ブルカ』は、あっという間に究極の姿よ」

と、忠告しておきたいと思うことも、ときには あるww

 

 

Updated   
2024.09.18 (Wed)

誰も応答しないw『天皇』制『皇室』制度のことから続き。

 

それにつけても、

『自民党=本名:ダッピ統一壺売国党』の「総裁選」なんぞ、うんざり!ゲンナリ!しかない。

どの候補も、もひとつで、溜め息しか出ないだけなら、まだマシなのかもしれないが、

「おまーは出てくんな!!emoji

と、思わず怒鳴りつけたくなるほど厭な やつが多い。

 

なかでも、『日本会議』()『統一教会』等の手先むき出しな「さもしい」姐さんについては、こないだのエントリーで、再びクサしておいたのでw今回は、久しぶりに、この人の おとうさんと竹中氏の激媚米コンビにもエライめに遭わされた私ですから、小泉くんにも言っておこうww

 

あー、小泉くんな。

あーたは、「おもてナシ」さんとの結婚発表を、悪相モデルの典型・バーコードのスガに唆されたとは言え、軽率にも、うぬぼれとナルシシズムまる出しに、首相官邸でシャアシャアと行なったよね。

官邸記者らも記者らでアホまる出し、

「将来の首相カップル」だとか「将来のファースト」なんちゃら~とか持ち上げてたんで、どうにも苛立ち抑えきれずに、うちのブログでも批判したことが あったけど、

このたびも、また、プライベートの話を、わざわざ持ち出したようだね。

もちろん、興味ないから、いっさい読んでないけどさw

だいたい、あーたは、プライベートのことについて詮索されたりするのがキライで、いつもは拒絶の姿勢じゃなかったっけ?しらんけど()

 

あーたとこの家族間の物語は、それに ふさわしい時と場であるか どうかを考えてからにしてね。

でないと、またぞろ、「心苦しかった」と、大切な家族に言わせることになるよw

 

もうね、

皆さん、どなたも、さもしい「効果狙い」は、私らシモジモ国民が見ていてすらも、みっともないから、おやめなさい。

 

あの姐さんのほうは、フライング的なルール違反を早速、やらかしたということが指摘されたとき、あらためて確認してみて、やっぱりだな!と思いつつも呆れ果てたのは、

推しと擁護が多いどころじゃなく、

ほぼ全員に近いくらいの大多数が、そもそも『自民党員』なので あり、

こやつらこそが、「ヤフゴミ捨て場」等の投稿常連を占めているという、まさに偏っている実態よ。

 

しかし まあー、

相も変わらぬ悪党独裁状態を許し続けている この日本と国民。

どうにか ならんのか。emoji

 

 

次も、うんざりゲンナリに加えて、

ますます、だいじょうぶかよ?な疑念を深めまくってる『アメリカ』。

 

何の根拠もない、全く無関係の事件まで無理くり流用して、

移民が、犬を食うた!!とか、

ほんとうに、こんなの次期大統領として返り咲かせるようなクレイジーぶりでは、付き合いかたや距離の置きかたを、真剣に考え直さないと、わが日本の先行きが、いっそう危ぶまれるゾemojiと、不安にさせられる、アメリカ親分。

バカは移るからな()

 

先の銃撃事件以降、

「トランプたちは、味を占めとるんやないか?」

と、

冷たく突き放したような指摘が増えていたことも あってかw

よほど嫌われているのか、またも起こされた銃撃については、先回とは大きく違い、

トランプ側の「自作自演」「ヤラセ」だといった疑念が多くなっているww

 

まあ、たしかに、そのような見解は、不謹慎では あろうし、それも また「陰謀論」の類であり、「同じ土俵」に堕しかねないとも言われそうでは あるので、私なんかは決して口走らないけれどもw

ただ、

実際、やりかねないからなぁ、トランプ側は、、、

という、非常に強烈な実感が あるだけにww

それこそ、「自業自得だろ」と一蹴されても仕方ないわな、あの言動の下劣さでは、、、とも思う(()

 

 

さっき読んだニュースに よれば、経済政策については、トランプのほうが支持を多く得ているということだったが、これも また、愚かで、現実を忘れっぽい国民大衆の特徴を示している。

 

それにしたって、

だいたい、「ラスト ベルト」だの「プア ホワイト」層の、主として男性たちよね、もとから支持していたというのは。

期待し、熱狂し、そして、念願かなって、トランプが大統領になったものの、

終わってみれば、何もかもがハンパに放置され、無効どころか逆効果であり、大いに失望させられたと。

そうして、今度はemoji銃器を掴んで、やみくもな暗殺に走る。

 

先の銃撃後、あえなく射殺された若造は、バイデン大統領も狙っていた ふしが あるらしいので、いわゆる「ダブル ヘイター」ってことだったのかもだが、

今回の銃撃犯も、そもそもは『共和党』やトランプの支持者だったらしいよね。

 

一言で言って、やっぱり暴力的、短絡的なんだわね。

いまは ともかくにせよ、そもそもはトランプたちを支持していた連中ってのは。

そういう印象を確かにいたしました。

 

あーあ、つくづく やだわ~。emoji

『コロナ(covid19)』蔓延に際して、『マラリア』治療薬や漂白剤を注入することなんぞを口走る、非常識を体現したような大統領も、

それを真に受けて、信じ込んで実行し、死に至ったという(一部にせよ)大衆も。

どっちもクレイジーそのもの。

 

こういうクレイジーさは、いかにもアメリカ人というイメージでも あるけどw

むかし、うちの親父が言っていた、

「かんたんな掛け算すら できないアメ公」

という罵倒を思い出すことが増えた近頃ww

 

でも、いまどきの日本人だって、嗤えない事態になっていってるような気は する。

たとえば、白熱灯は高温になるゆえ、可燃物の発火が ありうるという、ごく一般的な常識すら知らないで、人の子を焼死させた若造が、よりによって理工学系の大学生たちだったし。

 

まあ、大昔から いるか、『八百屋お七』とかね?(苦笑)

 

 

聞くところによると、IQの差が大きい場合、高いほうの人が説明している内容を、低いほうの人には、ほぼ全く理解できないらしいのだが、

この真偽については、私は詳しく分からないので、それは置いといて、

確かに言えるのは、

人は、自分の理解力が及ぶ人の言うことが心地良い、

つまり、自分にとって、わかりやすい、

かつ、自分にとって、つごうが良いほうを好むということだろうと思う。

ならば、

知性の低い人には理解できないほど知性の高い人に対しては、りくつ抜きの反感を持ち、排除したがるのは当然なのだろうし、

逆に、

知性の高い人が、低い人を理解できないと言うときは、自分側が、相手の考えを、必ずしも理解できないからというわけでは なく、なぜ、先方は理解しないのか、できないのかが分からない、こんな拙劣な考え方しか できないのかということに、唖然とするのだ。

そして、それならと、噛んで含めるように説明しなおしても、やはり分からない、理解していないということに、あらためて愕然とする。

加えて、

あきらかに下劣な人物を、優れていると信じてやまない、その感覚が、理解できない。

 

ここで言う「知性」とは、単なる知能や要領の良さとイコールでは ないことに注意。

先日も言っておいたように、

いまでは、世界的ランクからズルズルと落ちていってることだけが証拠でもないけれど、

『東大』卒でも、バカはバカなのだ。

 

 

さて、

ずばり「悪魔崇拝」でも やってるんじゃないの?emoji

ってな感じが するトランプと、その仲間たちw

一般的に、男性に多いと見受けるが、「ダーク サイド」っての?そういうのが大好きで、そういう世のなかにしてしまいたいんだろうかね。

 

支配欲が異常に旺盛だと、そりゃ、性犯罪になろうとも、レイプするし、もっと盛大な権勢欲ともなると、戦争してでも、世のなかを思いどおりにしたいのでしょうよ。

 

つくづく、
トランプを大統領にしてしまったのは、まさに、アメリカ「黒歴史」の一つだと思う。

 

たしか、芸能界の誰ぞが、

「自己利益のみで判断し、投票して よい」

と断言してたらしいけど、

よく分かったのと違うかな?

私が、

「政治家は勿論のこと、一般の国民でさえも、自己の矮小な利益だけで判断しては いけない」

と、述べてきた理由を。

 

左右するのは、全体と見通し、知性と聡明ということ。

これに欠けてる者ほど、当然の権利のように、子どもを拵えたがるが、拵えちゃいけませんw

でも、拵えずに いられないのが、ノーテンキ俗物の典型ww

「自己愛性」ともなると、子ども拵えることも、飽くなき自己愛の発露だからなあwww

 

 

初めての対面と討論会で、さすがに、もと検事、司法長官を務めたのはダテじゃなかったというところを示してくれたハリス副大統領だが、

それでも、なお、僅差に留まっていることの分析は怠りなく進めているでしょうね?

トランプ側に対すると同じく、自分側の どこに不足や弱点が あるか、

目を背けずに、

それをカバーしていくための方策。

いささかも誤魔化さずに、もっと煮詰めないと いけないみたいだねえ。

 

もっと強力な訴求力、スッと入ってくる説得力。

なんせ、トランプの支持者は、と言っても、いまだにガチガチは、これは もう無視するしかないのだろうけどw

そこまでは いかないにせよ、知的な面での不安定を抱えている人たちに向けても、理解しやすくと言うか、すんなり一発で浸透させる効果を図らなければ ならないからね。
わかりやすいから支持しているというトランプ支持者は多いそうだ。

もはや残り時間は乏しいので、とても難しいよなあ。

 

とにかく、

取りこぼされた人々を どうするのか、何が できるかの具体的かつ説得力。

日本でも続いている、同様の問題が ある。

有権者側に要請されるのは、自分なりに吟味し、選挙に参加しに行く、そして投票するという、ほんの一歩の実行力。

 

主権者・有権者たる国民が、それを放棄して、「敗北主義」「知的敗北主義」に なってしまったら、そのとき、ほんとうに、「民主主義は死ぬ」。

 

 

最後に、

例の『ロシア』『ウクライナ』、『イスラエル』『パレスチナ』など、

相変わらずの戦争、紛争続きで亡くなった人たちのニュースを見かけるたびに思う。

この人たちは、なぜ、こんな死を迎え、こんな死にかたを しなければ ならなかったの?

と。

虚し過ぎる問いだけどね。。。

 

カフカの『審判』の主人公が、最後に叫んだコトバが、脳裡に浮かんできて しょうがない このごろだ。

 

 

Updated   
2024.09.18 (Wed)

まずは、

『ノルウェー』の『国王』だったっけ、その娘さんに あたる『王女』さんが、よりにもよって「オカルト」系の、胡散臭いこと このうえもない『アメリカ』人と、ついに結婚しちゃった!というので、すでに、「王室を商売に利用している」という批判のうえにも、大きく顰蹙を買い、またぞろ非難の渦中だとかいう記事を見かけたけれど、

ただ、
「ヤフゴミ捨て場」等のコメント欄にて、それこそ、「日本人なのに?」wさかんに非難しまくってる連中ですら、かつて、ここの『王太子』さんが、「アバズレ」とか呼ばれても しかたないような、それも、いわゆる「コブ付き」と呼ばれるような、庶民の女性と同棲を続けた あげく、ついには『王太子妃』に迎えてしまったというので、あのときも、多くのノルウェー国民が怒り、非難した騒ぎのことは忘れているのか、または、知らないみたいだ。

ちなみに、
この騒ぎの おりは、私も、リアル タイムで、テレビのニュースを見ていたので、そのときの取材先のノルウェー国民たちが、

「王室のための税金はらうのが厭になりました!」

などと、大いに嘆いていた場面も憶えている。

 

私個人は、

「こういう女性と、いったい、どこで出会って、同棲まで始める切っ掛けになったんだろうか」

と、そっちの経緯が訝しく思えたことも憶えているが、

まあ、要するに、基本的には、一般の国民や市民と比べても、まずまず遜色ないくらいの自由は謳歌できていたという証左なのだろうし、

しかも、それでいて、特に経済面などの心配は皆無、一般人が味わうような苦労らしい苦労は経験したことなく、言わば「世間知らず」なわけだからこそ、えてして、このようなタイプの異性に夢中になりやすい、という下地は あるのかもなあ、

と思ったのは、例の『秋篠宮』家の娘さんの結婚で大騒ぎになったときよりも、ずーっと前の話だが、当ブログの過去エントリーでも、一度とりあげたことが あったように思う。

例の、『イギリス王室』現『国王』と、「ティアラ」が なんとも似合わんw(すびばせんww)その『王妃』の、長年に わたる忌々しき不倫の経緯と同じエントリー内で、だったかな?

まあ、ただ、あのノルウェーの現『王太子妃』さんは、最初の恋愛相手との子を儲けたあと、その悪い男に捨てられて目が覚め、一念発起したのか、大学に入って、育児しつつ勉強しなおしたガンバリの経緯ありというので、まだしも許せる余地は あるのかなと、私も思ったけど、

残念なことには、
王宮に連れて入った男児、すなわち、現『王太子』さんの義理の息子で あり、かつ、『王女』『王子』さんたちの片親違いの兄に あたる、くだんの「連れ子」さんは、最近、自分の実父と似たような犯罪を しでかしてしまったことが発覚し、これまた大いに顰蹙を買ったばかりのようだ。

 

さて、

いまだに、相変わらず、だーれも、誰ひとりも、どこのメディアも、これに応答しているところを見たことが ない。誰も、誰ひとりも、どこのメディアも、あらゆるジャーナリストも、答える能が ないのだろうか。

 

「伝統」とは何なのか、ということ。

「『皇室』の伝統」たるが、どのようなものなのか、少なくとも、われわれ一般の国民は、知らないし、皆目わからない。

直に知っていて、説明できるのは、当然、『天皇』の地位に就いている その人のはずであり、他は、せいぜい『皇室』構成員たち、あるいは、その関係者たちでしかないはずなのだが、当の『天皇』自身を含めた誰ひとりも、いまに至るまで、われわれ有権者に向けて説明し、知らせようとしたことが一切ない。

 

もっとも、『皇室』の構成員どころか、当の『天皇』自身、真実なるところは知らないままで、

国家の権力を握っている者たちや、見てきたようなことを説き並べ立てる学者たち、とりわけ、何かにつけては話題を呼べるネタとして盛大に利用・活用できる、新聞などのメディアをも含めた商売人など、『皇室』を十重二十重に取り巻く者らの言うことに従っているだけなのかもしれないが。

その昔、
故 良子『皇(太)后』が、『昭和天皇』不在時に、
「私が
(代理で祭祀事を)やろうか?」
と言われたとき、侍従が「お諌め申し上げ」る必要など、どこに あったというのか。

 

ただ、その『昭和天皇』が、言わば「ファンタジー」の類のようなものだ、とは、それとなく言っていたらしいが、「万世一系」ということは揺るがない、当然、「男系」で受け継がれてきたのだという主張をば、蚊帳の外の国民の誰が、いつ、つよく主張したことが あるというのか。

 

さすがに、いまどきは、古代の『天皇陵』の欺瞞について指摘を躊躇わない市井の国民も増えてきたが、それと同様に、そもそも、なんちゃらの「儀」なる数多の行事や仕来りも、少なからぬケースが、『明治』開始の おりに、でっちあげたものが相当数、混じっているのでは あるまいか。

 

社会的弱者を叩き、税金のムダを叫ぶのなら、これら『皇室』の、胡散臭い『儀』と呼ぶ数々の行事についての検証も厳しく必要では ないのか?ということも、私は指摘してきた。

それは、『天皇』『皇族』の負担軽減にも資することだろう。

 

しかしながら、
じつのところ、最も反対するのは、テレビや新聞、インターネットなどの情報メディアなのかもしれない。

無知で軽薄短小の俗物が殆どである一般大衆には、あまり興味も関心も ない政治関係なんぞよりも、よっぽど、ちょうどイイ話題として、賑々しく活用できるからね()

 

それこそ、愛子さんを、初の「女性・女系『天皇』」に できることとなれば、特にテレビや新聞、インターネットなどの情報系商売人は、かつてないほどの儲けどき(大嗤)

 

とにかく、『皇室』系の「冠婚葬祭」は、むやみと大騒ぎ、かつ、長く執拗なことになるので、到来する前からウンザリだ。

 

 

「女系『天皇』」を認める前に、それを認めてこなかった「伝統」の理由を、われわれ主権者たる国民すべてに向けて、洗い浚い、説明しなければ通るまいし、通しては ならない。

少なくとも私は、まさに主権者・有権者として主張させてもらう。

 

実際のところ、「男系」に拘る必要は、微塵も ありゃしなかったのなら、この現代になっても、『天皇』位を継ぐときの「オカルト」儀式(『大嘗祭』とか)で、男性の後継者でないことには、なにやら、先祖筋のナンタラ「女神」と同衾する都合がー、などと、はなはだ異様で奇怪な言い訳を並べなくて いい。

 

男性でも女性でも、たとえば、「祈りの効果」なんぞに差は皆無であるなら、そう素直に言えば いい。

 

 

先日、鳩山由紀夫氏が、『皇室』継承問題に関して、『LGBTQ』を引き合いに出し、だから女性・女系を認めるべきというような主張を掲げたと、どこかのメディアの見出しだけを、目にしたのでw警告しておく。

 

鳩山さん、
お得意の、ズレまくって間延びしたような主張は、いいかげんにしときなさいね。

他の政党の党首や議員たちもだよ。

私は、このブログで、すでに何度も指摘してきた。

すなわち、男女差別だからとか指摘する前に、

「門地差別」「家柄差別」「血筋差別」継続は問答無用なのか?とね。

 

 

少し前まで、現『天皇』家に対する夥しい誹謗中傷、罵倒が激烈だったのがウソみたいに、いまでは、『秋篠宮』家へ絶賛罵倒中だ(大嗤)

 

「金箔」だ『ロココ』宮殿だと、数十億円もの税金ムダ遣いを叩きまくっていたブームも薄れ、いまは、悠仁さんの大学進学についての疑惑だの批判だのを中心に、好評を博しているようだが()

たしかに、おかしいし、根本的に間違っているのだろう、
こないだまで「成年」でもなかった、ひとりの少年の進学先について、延々と取り沙汰され、激しく批判され続けているのは。

 

さしづめ、ノルウェーの『王女』夫妻らにも指摘されていることと同様で、まるで「芸能人」のようだ。

 

それは、
『王族』『皇族』なかんづく『天皇』には、言ってしまえば、われわれ一般の国民には望むべくもない大特権との引き換えなのだろうが、

要するに、彼らには、「人権」が与えられていない、というのは言い過ぎにせよ、欠損は あるわけで。

 

だって、彼らは、「国民」では ないから。

したがって、「人権」の、少なくとも欠損部分くらいは、甘んじて受け入れるべきであると。

 

このように、基本的「人権」とも、折り合いは悪い。

だが、

あらゆるメディア系を含む商売人にとってのネタ、国民大衆にとっての娯楽のうちなので、

だーれも、誰ひとりも、

欠陥だらけの無理くりアクロバット制度、『天皇』制・『皇室』制度を廃止できる可能性についての提起は豪も しない、全く、やらない。

ひたすらに誤魔化す誤魔化す。

なぜか、どこまーでも、頑として、
『皇室』なにがなんでも維持!
という大前提しか、頭に ないらしい。

 

「伝統は、時代に適応させ、変化させてこそ」

という、小賢しいヘリクツ。

 

だったら、

『皇室』というものを戴かないことにするのも、伝統となりうるでしょうw

 

 

目の前に、そこに あると思う対象に、いっさいの疑問を持たず、
ただアタリマエと思い込む者に、およそ、哲学は ない。

こまごま「リノベーション」は得意でも、
真の「イノベーション」は全く不得手な国民性ならでは だな。

 

【続く】