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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2015.06.27 (Sat)

数日前、買い物に行く途中、中型犬を連れた人の横を通ったのだが、

通りすがりの家の敷地内から、小型犬がワンワン吠えてて、

その犬よりも、もっと大きい犬が、それに かまってる余裕もないといった ようすで、一度も見向きもせず、終始うつむきかげんにヨタヨタ歩いてて、

どうしたんだろ?と、後ろから、よく見てみると、

びっこ引いてる左側の後足の裏が、真っ赤になってた。
なんか、ケガしてるらしい。。。

それを、
連れてるオッサンが、犬の首輪を無理にグイグイ引っ張り上げるようにしながら、リードを持って歩いてたんだけど、

帰宅してから、思い出して、だんだん腹が立ってきて。

 

足は痛いは、首を絞めつけられて苦しいは、

もうちょっと、犬の身にもなってやれやぁ。。。

こんなんに飼われても、たぶん、あまり幸せじゃないだろうな。

                   

 

かく言う私自身、子供の頃に飼っていた犬たちを、あまり大事にせず、
いまにして振り返れば、そうとう無神経な扱いを していたことに思い当たる。

彼らが、もしも生き返って、ここに現れてくれたなら、
どんなにか罪ほろぼしして、可愛がりなおしてやれたならと思うたびに、覚えず、涙が浮かんでしまう。emoji

 

それでも、彼らは、こんな私を許してくれていたのだ。

それを実感する。

 

あの子たちに会いたい。

もし、再び、私の前にいる彼らを、目を閉じたまま、腕を伸ばして、そっと触れれば、それぞれが、どの子なのか、すぐ分かる。

彼らと毎日を共に過ごし、触れ合い続けた私の手、何十年を経ていても ありありと、いまも憶えている。


  


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