2015.12.11 (Fri)
これを言うと、自民信者や安倍シンパは、なぜか、ヤッキになって、反論とも言えぬ、ただ罵倒せずにいられないか、
それとも、事の重大さが皆目ピンと来ないのか、たいがい、その どちらかっぽい反応しか返って来ないようなので、めんどくさいけれど、一応、記しておく。
こんなこと、少し考えてみれば分かることだと思っていたので、わざわざ述べるまでもないだろうと、端折っていたのだが。
まず第一に、
いつも同じ党に、長きにわたって政権を握らせておくというと、どうしても、各方面での癒着が起きがちになる。そして、それにつれて、あらゆる隠蔽も。
特に、省庁、官僚。
そして、「記者クラブ」系マスコミ。
アメリカとの関係、あらゆるムダ遣い、
すべてが影響を受けるようになってフシギは ない。
これが、ますます、他の党が政権に就いても、失敗に終わり易い第一の要因だろう。
自民党を下野させたという、画期的な大転換点となるはずだった民主党の失敗も、つまるところ、このあたりにも一大原因があるのだろうが、
このことは、民主党のみならず、結局は、自民党以外の、どの党が政権に就いてみても、つきまとってくる問題のはずなのだ。
特に、もと自民党所属だったとかいうことが一切?なかったような野党だと尚更だろうね。共産党とか?w
逆の角度で見ると、
当の自民党出身者とか官僚でしたとかいう議員が大勢いるにも かかわらず、てな、どこかの政党なんて、もっとナサケナイのでは?とも言えそうなのだがww
ストレートな「敵」やライバルとしての対象だけが、足を引っ張ってくるのでは ない。
長年のあいだ親しみ、勝手知ったる相手のほうが やり易いし、ツーカーとなれば、自然に情も湧こうというもの。
ましてや、自民党お得意の鼻薬を嗅がせたり宥めたり すかしたり、手練手管で まるめ込もうとする相手には、癒着した連中も、巻かれておくのが、世渡りにはラクというもの。
こうした現象を、イギリスあたりの他国では、特に、官僚連中などには、常に警戒して かかっているのだそうだが、
せんだって、
難民のなかの幼児が、逃亡中に、あえなく水死したという痛ましい出来事があったおり、イギリスの記者が、自国首相に対し、その方針と、今後の姿勢とを ただして、容赦なく詰め寄る姿に、私は驚いた。
いかにも優等生的要領の良さだけで、大学を出ました、
一応「ジャーナリズム」というオモテ看板を掛けた世界に就職してみました、
というだけの、弛緩したサラリーマンによるメディアが大多数の日本では、かような場面を、ほとんど見ることがないからだ。
羨ましくも思った。
さて、
いま、「軽減税率」実施を めぐる政権内の駆け引きで、
今回は、安倍官邸の大幅譲歩をモノにし、早くも次期選挙での「貸し借り」算段を取り沙汰されている公明党について、
特に、その支持者の説得に関して、彼らが、いかに苦労してきたかということを解説していた『毎日』系メディアの記事を見かけたのだが、
一読して、私は、
これは やはり、第一に支持者側が、そうとうの愚か揃いなのだな、と、あらためて思った。
私自身、とっくの むかしに、
公明党の、たかがパフォーマンス、と、バッサリ切り捨ててきては いるが、
党の支持者たちも、自民との結託については、批判的な声が日に日に高まっているやに聞いていたのに、
このレベルが、かのレベルということだ。
「創価学会」なる組織存在と、そこの信者に対しては、周囲から、はっきり言って、かんばしくない評判を多く耳にしてきた。
(昔の)共産党に負けては いないぞw
私個人としては、べつだんのトラブルも恨みもなく、
過去の職場の同僚に、その母親が入信すると同時に引っぱり込まれ、結婚相手も、信者どうしだという女性が いたことを思い出すのみなのだけれど、
やはり、選挙の時期に、突然、自宅に訪ねて来て、公明党が推す候補者に投票してくれと依頼されたものだ。
両親が離婚したあとの実母のヒステリックさに悩まされていたという告白と相俟って、
常に陽気に陽気に振舞い、
職場の全員が、ただ単に明るく可愛いパッパラパー的性格の女の子と見做していた彼女の姿に、どこか不安定さと痛々しさと不自然さを感じていたのは私だけだったようだが。
そもそも、「軽減税率」をば必ず実行するという約束を守れ、と、自分たちの支持政党に迫る前に、
「軽減税率」の何たるか、どういった問題を孕んでいるのか、それらを、ちゃんと理解したうえで、そう迫っているのだろうか。
どうも、そうではないようだ。
ごく表面だけ見て、なんとなく良さげだと思う施策を、必ず実行せよ、と迫っているのが、かの党の支持者らの姿なのであれば、やはり、愚かだな、と思ったしだい。
まあ、宗教に のめり込めるくらいなのだから、そんなところか。
信者というものは、思考停止で おれなければ、
自分の頭で考えずにいられないようでは つとまるまいし。
なにも『創価学会』に限ったことではない。
少なくとも、この日本には昔から蔓延しているパターンだ。
私は、殊更「勉強家」というものを軽蔑する気分を理解するのだが、
凡庸な思考力しか持ち合わせぬ者は、何事につけ逐一調査し、よく勉強してから、主張するしかなかろうものを。
とにかく、自民党信者、安倍シンパともども、公明党は、日本の将来にとって、忌まわしい禍根を残すに加担する政党となった。
大いに迷惑だ
自民党と共に殲滅さするしかあるまい。